チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

山ゴリラ、富士見パノラマリゾートでダウンヒル合宿①

ゴールデンウイークのメインイベントともいえる、この合宿。5/5~5/7までの二泊三日で、長野県にダウンヒルをしにいくというものだった。


MTB24耐のときにお世話になった縁が元で、今回も声をかけていただけることに。


じぇんさん、虫さん、ゆたそさん、そしてクロの4人は、付け焼刃の知識でアウトドア機材を積み込んで、一路長野県の「富士見パノラマリゾート」を目指した。

 



「やれ!!do it!!!トレーーーニング!!」

 

f:id:dobon96:20170517190037j:image


GSR CUPの車中に引き続き、爆音で流されるのはこの曲。

f:id:dobon96:20170517182601j:image


ゆたそさんも聞いて即購入したこの曲だが、興味がある人は是非聞いてみてほしい。

車内は、合いの手と全力の縦揺れで非常に盛り上がった。


登坂車線もたびたびあるものの、渋滞はなく、2時間半ほどで現地に到着。

 

 ・一日目


①巣作り


虫さん父から譲ってもらったcolemanのテント。
Amazonプライムで何とか間に合わせたキャプテンスタッグのアルミマットと、ドッペルギャンガーのやたら可愛いインフレータブルマットを敷いて完成。

 

f:id:dobon96:20170517182623j:image

f:id:dobon96:20170517190059j:image

じぇんさんが持参してくれた毛布類3枚を身体にかければ、ずいぶん快適な寝床ができた。


ただのローディーであった我々に、謎のアウトドアスキルが追加されていく。

 


②晩ご飯~入浴・買い出し


初日の晩御飯は近くの「ハルピンラーメン」へ。


富士見パノラマリゾートから、この飯どころまでの道、「どこかで見たな……」と思っていると、なんとフレッシュで使用した道だった。


「富士見峠」の富士見とは、まさにここのこと。

 

f:id:dobon96:20170517190244j:image
まさか一ヵ月ほどでまた通る道であったとは……。縁というのは深いものである。


今夜のチョイスはがっつり、二郎リスペクトラーメン(脂多め)

f:id:dobon96:20170517190209j:image


足がしびれ、のたうつじぇんさんにちょっかいを出す私たち。

f:id:dobon96:20170517190301j:image

f:id:dobon96:20170517190320p:image


そして、入浴は車ですぐの「金鶏の湯」へと向かった。
市民の憩いの場といった雰囲気で、入浴料も大人400円とかなり安い。


とろみのある温泉を楽しんだあとは、広間で各自牛乳休憩。

f:id:dobon96:20170517182648j:image
その後、今夜のつまみと翌日の朝ごはんをスーパーで買い出しし、終了。


それぞれ10分足らずの車移動だが、車の中では相変わらず「やれ!do it!!」


あまりの激しい縦揺れに、後続のメンバーの車から、
「踊ってたよね???」

とモロに指摘されるほどだった。

 


③晩酌タイム


素敵なつまみと、ゆたそさんの有難い合格酒ボウモアを筆頭に、今宵も酒がすすむ。

f:id:dobon96:20170523090418j:image

梅酒の赤ワイン割、お湯割り、ジンジャーハイボール……。

 

罪の塊、23時過ぎのベーコンカマンベールチーズ。

 

f:id:dobon96:20170517190509j:image

f:id:dobon96:20170517190519j:image

 

翌朝6時起床にも関わらず、遅くまで談笑した。

 

f:id:dobon96:20170517190535j:image 


・二日目


①人生初ダウンヒル~昼ご飯

 
6時のアラーム……。


暑い


死ぬ……


テントの中は、蒸し風呂になっていた。

 

おのおの夜間の冷え込みに対策して、ダウンやらストームクルーザーやらを着て寝ているのだが、朝の気温の上がり方が尋常じゃない。
サウナ状態で死にそうなところで、間一髪起床。


のっそりテント内で朝ごはんを食べ、人になるための顔を作り、参加メンバーの皆さまに(遅い)ご挨拶。


今日は、一日ダウンヒルを楽しむ日だ。


レンタルショップのオープンとともに、ダウンヒルバイク、プロテクターを借りにいき、一通り説明を受ける。

 

f:id:dobon96:20170517190627p:image

f:id:dobon96:20170517190645j:image


初心者向けのCコースへと向かうことになった。

f:id:dobon96:20170517190701j:image


じぇんさん、虫さん、ゆたそさん、クロの四名と、引率に主催のTさん、参加者のSさんとMさん。Sさん家の将来有望な娘ちゃん(小学生)で、いざゴンドラへ。

 

 f:id:dobon96:20170517190734j:image
ちなみに、ゴンドラまでのただの登りの道が一番きつい。


標高1700mの高みへ、約15分かけて登っていく。ちなみに、ゴンドラへのバイクの積み込みが、意外と難易度が高かった。

f:id:dobon96:20170517190720j:image

f:id:dobon96:20170517190839j:image


Tさん「ダウンヒルはサドルに座らないんだぞ」

 

安全指導もしっかり受けて、低速ダウンヒルいざ出発。

f:id:dobon96:20170517190901j:image


ひたすらスクワットの屈み姿勢のようなものをキープして、下る。
ブレーキは人差し指一本で、基本はかけっぱなし。


この姿勢きつい。

 

MTB 24耐のコースほどテクニカルな仕掛けはないが、それでも身体はびょんびょん跳ねた。
ダウンヒルバイクのばね感はすさまじい。

f:id:dobon96:20170517190923j:image

f:id:dobon96:20170517190935j:image


じぇんさん「待って待ってやばい!やばい!」
虫さん「今いけたよ!いけたいけた!ヨシ私えらい!」
ゆたそさん「ねえ私初MTBなんですけど?なんで練習とかないわけ?!」


今日も総員かしましく、ひとまずはノー落車で、休憩をはさみつつコースを知っていく。

f:id:dobon96:20170517190954j:image

f:id:dobon96:20170517191008j:image

f:id:dobon96:20170517191052p:image

カロリーを求め、コーラに寄ってくるゆたそさん。


途中、Tさんの指導でバンク(カーブの上の方のつるつるになっているところ)を走るように教わって、速度が出てガチギレした以外は、おおむね平和だった。


クロ「やめてください!ビューーンってなるじゃないですか?!」
Tさん「そこをビューンって走るもんなんだよ本当は」


そもそもロードバイクダウンヒル好きではない属の私は、ビューンとかギューンとかいう乗り方は望んでいないのだ。
プロ選手の本物のダウンヒル動画などは、見ていて卒倒しそうになる。


ちなみに、スケボーのランプ?あの逆さかまぼこ?を行ったり来たりしてジャンプしたり、テクニカルに回って見せたりするような映像も、ダメ。
見ているとおそろしさで具合が悪くなる。

 


まあ、とにもかくにもスピードや高さ、遠心力が伴うものは全般ダメなので、なんのためにダウンヒルしにきたんだというところではあるのだが、飛ばさなければ面白いものだ。


いくつもの段差やカーブを乗り越え、地上まで戻ってきたときには、ずいぶんほっとした。


無事に戻ってきたあとは、お待ちかねの昼ご飯タイム。

この日の昼ご飯は、ダウンヒルバイクレンタルとセットになっている、レストラン券で無料に!

 

f:id:dobon96:20170517191844j:image

f:id:dobon96:20170517191913j:image

山賊焼き、ドーーーン!!

 
富士見パノラマ内のレストラン、これがなかなか量も多く、おいしかった。

②につづく

永遠のライバルの聖地へ……榛名山・小さな峠ライド

 

弱虫ペダルのコミックス、49巻を読んでほしい……。 


かつて、箱根の国道1号最高地点に向かって、インターハイで熱い戦いを繰り広げた男たちの、再びの対峙が描かれている。


インターハイ2年目、2日目の夜。

小さな峠で繰り返される、久しぶりの、熱いヒルクライム偉大な先輩クライマー2人と、それを見守る主人公。
この胸アツな展開に、私たちは榛名の地へ聖地巡礼することを決めた。

 



4月29日、晴天。
前橋駅まで3時間ほどの輪行旅。


本日のメンバーは、虫さん、クロ。
熱きクライマーたちを崇めるゆたそさん、みそこさん、真嬉さんの5名だ。

f:id:dobon96:20170509204910j:image


9時すぎに前橋駅前をスタートし、すぐの利根川サイクリングロードへと降りて、まったり15kmほどの平坦路。


天気もよく、のどかな景色。
雑談をしながら、ゆるめのペースで走り抜けていく。

f:id:dobon96:20170509204933j:image

f:id:dobon96:20170509204945j:image


道幅はところどころ狭いところもあるが、景色もよく変わり、休憩所や緑地公園も多く、非常に走りやすい。

 

f:id:dobon96:20170509205004j:image

 

馬の厩舎とすこやかな馬たちの様子も眺め……

f:id:dobon96:20170509205023j:image


かつて、アタック金精峠でつかったスタート地点、思い出のよしおか温泉。
「帰りに足湯に入っていこう」なんて話しつつ通り過ぎ……

 f:id:dobon96:20170509205149j:image

あっという間に、渋川まで。

楽しかったCRもここで終わり。

f:id:dobon96:20170509205214j:image


ここからは、20kmほど上り基調になる
伊香保に入るまでは、上り基調といっても斜度はほどほど。ペースに気をつけて、八重桜を眺めながら進む。

f:id:dobon96:20170509205459j:image

f:id:dobon96:20170509205238j:image

f:id:dobon96:20170509205249j:image


そして、伊香保の温泉街へ向かう分岐。
目指すは、榛名湖。
本来のインターハイであれば、沼田の方から南下してくるが、私たちの場合はここから弱虫ペダルインターハイのコースへと合流する。

f:id:dobon96:20170509205444j:image


本格登坂に入るとコンビニがない気がするので、途中のローソンで一休み。このあたりは、そこそこ斜度がある気がする。

 

f:id:dobon96:20170509205632p:image

休憩中、なぜか怒られ顔のゆたそさん。


止まると風は冷たいが、気温はかなり上がっているので、さらに「グリーン牧場」にも立ち寄り。
おのおの、まったりとソフトクリームを楽しんだ。 

f:id:dobon96:20170509205703j:image

f:id:dobon96:20170509205716j:image

バニラ!!とてもおいしい。

 

そして、斜度でいけばそこそこの正念場。
以前、ハルヒル試走ライドで下ったことのある伊香保温泉街を、えっちらおっちら登っていく。

f:id:dobon96:20170510194848j:image


見事な石段を横目に見つつ、ほどほどににぎわう温泉街を、車に気をつけながら進む。
正直、この区間はあまり走りやすくはないが、距離もむちゃくちゃ長いというわけではないので耐えられる。

f:id:dobon96:20170510194813j:image


伊香保榛名口を過ぎれば、そこからは30個ものヘアピンカーブが待ち受ける「ヤセオネ峠」だ。

f:id:dobon96:20170510194906j:image

f:id:dobon96:20170510194918j:image
榛名山伊香保側には、ヤセオネ峠という名前がついていることを、今回初めて知った。


車の量もぐっっっと減って、走りやすい。
雰囲気は、いろは坂によく似ている。つづら折りで、斜度もゆるやかで、景色もいい。

f:id:dobon96:20170510194938j:image

途中雨がぱらつくも、おおむね適温で走りやすい。


高根展望台で少しだけ記念写真を撮って、間近に迫った頂上を目指す。

f:id:dobon96:20170510194959j:image

f:id:dobon96:20170510195025j:image


見つけた! 


本日の最高地点!

 

f:id:dobon96:20170510195052j:image
そして、この「1170M」こそが、東堂と巻島がそれぞれ叩いていった標識。


クライマー2人を愛する者たちが屍になる様子を記録に残し、

f:id:dobon96:20170510205655j:image

f:id:dobon96:20170510205712j:image 

本日のメインディッシュともいえる「小さな峠」を目指した。
「小さな峠」とは、松之沢峠と天神峠の間の名もなき峠のようだ。頂上は登山道に入るための、関東やすらぎの道という看板がある。


2km弱、斜度はゆるすぎずきつすぎずの峠のようだ。
東堂と巻島に想いを馳せて、県道126号線へと左折。

f:id:dobon96:20170510210124j:image

f:id:dobon96:20170510210135j:image

f:id:dobon96:20170510210155j:image


路面は……最悪だった。


割れているわ、砂だらけだわ、下手をすると後輪が持って行かれそうなほど。

f:id:dobon96:20170510210234j:image


ただ、短い峠だという割につづら折りが多く、カーブの先に主人公が見た偉大な先輩たちの姿がちらついてもおかしくない場所だった。
ちょっと踏めば、すぐにゴール。

f:id:dobon96:20170510210214j:image


全員で、こんな場所にドラマを生み出した東堂と巻島のライバル関係に情熱を高めつつ、来た方と逆側に下ってもみる。
そして、再び2kmほどでUターン。

 

漫画に出てきたようにきちんと往復をし、記念写真も欠かさず撮って、小さな峠ライドの目標を達成した。

f:id:dobon96:20170510210317j:image

f:id:dobon96:20170510210331j:image

ゲストの小野田坂道くん(BEST BOY)と、我々を代表して腐女子の亡霊のツーショット!

 

 

「いやあ、いいライドだったね~」
「お腹すいたね!」
「帰りにモーモー焼き食べよう」
「マックでポテト!」
「ボックス席でポテト祭り!!」

 

なんて、浮かれていた。

 


このときまでは……。

(と、この入りをするのも、ブログで果たして何度目になるのだろうか)

 

ちょうど、榛名湖そばのメロディーラインを伊香保方面に向けて上り返しているときだった。

 

f:id:dobon96:20170511142605j:image

 


真嬉さん「雨……?」


クロ「いや、これは……

 


雹(ひょう)だ!!」

 

f:id:dobon96:20170511142625j:image

 

強くなる雨脚
降り注ぐ氷の粒
遠くから雷鳴……


これで、自転車乗車中の天候を、ほぼコンプリートしたのでは?

 

f:id:dobon96:20170511142705j:image


ここからは利根川CRまで20kmほどのダウンヒルだというのに、身体の冷え方が尋常ではない。
天気予報でも、該当エリアの雨マークが消えていたため、ストームクルーザのような装備はない。
むしろ、誰しもが簡易的なレインウェアしか持っていなかった。


「さむいさむいさむい!」
「尻がつめたい!!」
「ふざけんなよ、また雨ライドかよ!!」


これ以上濡れ続けるのは危険だと判断し、急遽伊香保温泉街にある、カレーうどん屋さんへ飛び込んだ。

f:id:dobon96:20170511142725j:image


カレーうどん 游喜庵」
カレーうどん専門店だというここは、メニューとトッピングの豊富さと、そのお手頃な値段で私たちに救いの手を差し伸べてくれた。


クロ「あったかい……」

 

f:id:dobon96:20170511142906p:image
冷えた手を、思わずどんぶりであたためる。

 

f:id:dobon96:20170511142933j:image
追加トッピングの揚げ野菜、アボカド店、牛とろ肉が最高にいい仕事をしてくれた。

正直、命からがら飛び込んだ店とは思えないくらい当たりで、美味しく、手が込んでいる。

 

必死の思いでカレーうどんを貪り、暖をとる。
しばらく、外の景色は土砂降りと雷鳴が続いたが、一時間ほどすると、ようやく雨が上がった。


雨もやんで一安心……と言いたいところだが、ここから前橋駅までは30km弱。乗りたい電車までは2時間を切っている。電車も結構な長旅のため、このあたりの出発時間はどうしても後ろ倒しにしがたい。


再スタートするにあたって、ここからは雨上がりのTTとなった。足湯どころではない。


路面も濡れていて、車も信号もそこそこあるために軽快に、とはいかないが、それでも比較的スムーズに下りてくることができた。

 

f:id:dobon96:20170511143004j:image

f:id:dobon96:20170511143019j:image


利根川CRに入る頃には、すっかり気温も上がり、ウェアも乾いてきている。

 

f:id:dobon96:20170511143031j:image

f:id:dobon96:20170511143043j:image


傾いていく日を横目に見つつ、走りやすい川沿いをぎゅんぎゅん進んでいけば……

 

f:id:dobon96:20170511143056j:image

f:id:dobon96:20170511143106j:image

なんとか目標時間にゴール、前橋駅へ。


往復で80km弱。無事に、予定していた電車に乗り込むことができた。
連休初日とはいえ、電車もほとんど混まず、雑談を楽しみながら快適な帰路となったのだった。

 

 f:id:dobon96:20170511143142j:image

今日もお疲れ様でした!(雨女は誰なのか)

 

 

今、試されるキャラ愛!第6回GSR CUP

 

昨年も参加した、「キャラクター×自転車」のレースイベント「GSR CUP」!


その第6回大会が、4月22日に開催された。
今回ははりきり参加ではなく、リザルトの関係ないお楽しみ参加。

前泊して、はりきった前回の話はこちら① 


コスプレ等、オタク要素が非常に強い記事となるが、ご容赦願いたい。

(正直、フレッシュでの会話を思えば、オタク要素など今さらという気もするが……)


◆ 


4月22日、微妙に肌寒い薄曇り。


じぇんさんの車にピックアップしてもらい、虫さん、クロと3人千葉県の茂原を目指す。
早朝のためか、混んでおらず、軽快な道のり。
事前準備のため貫徹のじぇんさんの体調が心配だが、他愛のない会話をしながら現地を目指す。


BGMは「やれ!do it!!」

f:id:dobon96:20170430234923p:image
テニスの王子様の日吉若というキャラクターの曲らしいのだが、感じとしてはCLUB PRINCEとかあやまんJAPANとか、そういう飲み会のコール曲的な雰囲気がある。


それを…… 


流し……歌い……


踊る……


揺れる車体!!


すっかり気分もあたたまったところで現地入りした。

 


一足先についていた紗芋さんに場所取りをお願いし、自転車や荷物の積み下ろし準備。
昨年開催地の袖ヶ浦フォレストゲートウェイよりも狭い、茂原ツインサーキットは、すでに人でごった返していた。


ピットは……ない。


ご厚意で、藤井さん(可愛くて強いお兄さん!女子枠)、なそさん(可愛くて速い気さくガール)のピットに間借りさせてもらうことになった。
こちらは4名チーム×2の参加なので、ほぼ占領してしまう形となり、その説は本当に申し訳なかった。


ダラダラと喋り、ドレスコードであるコスプレなどをし、いざ観戦!


ガーミンの記録を忘れてしまい、自転車乗りとして報告できることはほとんどないので、写真とともにざっくりと振り返りたいと思う。



・MCはまさかの「栗村修さん」と「サッシャさん」


最高すぎる。
お二人の実況からは、コスプレ、痛ジャレースって何やねん感があふれ出ていた。 
カンチェお面につきあっていただいたり、表彰台でポージングしたりと、サービス精神満点だった。

f:id:dobon96:20170430234838j:image

f:id:dobon96:20170430234848j:image

サインはまさかのカンチェお面に(アイライン付き)

f:id:dobon96:20170430234908j:image

 

 

・女子クリテリウム


熱い。声が枯れる。
参加する仲間の喜ばしい結果と、ノー落車を願って全力応援!


じぇんさん、純太ジャージでの表彰台おめでとう。やはり拝むことに効果はある!!
前回チームメイトのmioさんは、1位をかっこよくキメてくれた。

なそさんも、見事な走りっぷりで表彰台!

f:id:dobon96:20170430234419p:image

 


・4Hエンデューロ


チームメイトが全員そろって、ゆるゆる走る。2チームに分けたが、4時間4名だと、意外と順番が回ってくるのが早い。


コーナリングがクソほど苦手な自分なので、ゆるゆる参加といえど、課題は結構見つかった。

 

f:id:dobon96:20170430235101p:image

走る氷帝!!

f:id:dobon96:20170430235309p:image

テニプリ作者のKONOMI先生をエスコートする私。

 

f:id:dobon96:20170501144504p:image

KONOMI先生とデータマン乾。

 

f:id:dobon96:20170430235358p:image

f:id:dobon96:20170430235428j:image

f:id:dobon96:20170430235438j:image

私と虫さんは、テニス部のキャラクターではないので、「今日はテニス部」と断りを入れたタスキを掛けて走った。

 

f:id:dobon96:20170430235522p:image

そんなこんなで、大満足のチーム集合写真!

ちひ子さん、かやっち、あきらパイセン、紗芋さん、真嬉さん、じぇんさん、虫さんありがとう。なそさん、藤井さんもお世話になりました。

 

そのほかにも、普段はなかなか会えない、地方から集まったたたくさんの友人たちと交流することができた。

 

お祭り参加の今回も、楽しく、チーム全員事故なく終えることができた。

 

再び車での帰り道は、海ほたるで晩御飯を食べ渋滞を回避しつつ、ゆったりと。

次回開催の秋を楽しみに待ちつつ、一大イベントを終えたのだった。

 

 今日もお疲れ様でした!(イロモノのコスプレが増えますように)

 

 

運べ総北魂!2017フレッシュ日本橋②

山梨県南アルプス市(PC1)~山梨県道志みち入口(PC2)

 


さて、次の通過チェックまでは約65km。なんとこの区間獲得標高は1000mを超えているものの、下りは400mほど。
ほとんど登りという、結構な正念場だ。

 

ここからは完全な日没。

f:id:dobon96:20170419191359j:image


通る道は精進ブルーラインや山中湖湖畔と、一部甲斐300で通っている道だが、かなりきつかったことは記憶に残っている。


とはいえ、これを乗り越えれば道志みちの下りや自分たちのお馴染み練習コースなどが待っていて、いくらでも挽回できる。
あせらず、淡々と。
そんな思いを胸に、再スタートをした。

 

f:id:dobon96:20170419191421j:image

 

スタートから10kmほどで、20km近い登り基調が始まるはずのこの道。
勾配図を見るに、後半はかなりきつそうである。
結構身構え気味に暗闇の住宅街を走り、ほどなくして……まさに、ここから山の中というところだった。

 

 

 

通行止め

 

f:id:dobon96:20170419191437j:image


……???

迂回路?????


暗闇の川浦の交差点で、茫然とした。


看板に迂回路の説明があるが、それがどの道なのか、一体何キロあるのか、戸惑いつつミーティングタイム。
スマホを駆使しして導きだしたルートが、迂回路としてあっているだろうということで、とりあえず暗闇の山道へと進むことになった。

 

f:id:dobon96:20170419191503j:image

街並みの明かりが一望できる高さ。

これがまたしんどい。


そこそこ下ったかと思うと、やはりがっつりと登り。しかも斜度がかなりきついエリアもあり、何キロ続くのかもわからないまま、ヨボヨボと進んでいく。
迂回路を通ったせいで、目的地までの距離が測れなくなる。


ひたすら登ってようやく元のルートに復帰するも、そこは精進ブルーラインの合流地点。

f:id:dobon96:20170419191536j:image

 

つまり、ここからが斜度もきつくなる、本格登りゾーンだ。

 

f:id:dobon96:20170419191653j:image


甲斐300は途中で「若彦トンネル」の方面へ行ったので、そこそこで済んだが、今回はトップまで登らねばならない。
いつまで続くかわからない登り、暗闇、加えて結構な雨、しかし身体は汗でビショビショ、虫さんはドリンク切れ寸前……。


この区間は本当に地獄めいていた。
というか、精進ブルーライン再びのトラウマゾーン。

 

f:id:dobon96:20170419191636j:image

今回のコースに頻発する「山の神」という名称にも、から笑いしか出てこず……。

f:id:dobon96:20170419191620j:image


精進湖まで2km」という看板が見えてからほどなくして、ようやく登りは終わりを告げた。

 

f:id:dobon96:20170419191555j:image


自販機で補給、距離を確認すると、おそらく予定の距離より7~8kmは伸びている。
時間も、想定よりは随分押しているようだ。


ここから次の通過チェックまで35kmほど。湖畔の平坦道と思いきや、富士吉田のゆる登りなど、まだまだ我々を苦しめる道のりは続くのだった。

 

f:id:dobon96:20170419191829j:image


距離と時間が把握できたことで、気持ちは少し落ち着きはじめる。しかし、この時間帯、疲れや眠気が出てきてもおかしくない。

死にそうな女たちが「青木ヶ原樹海」へと差し掛かる……。


そこで、私たちは小江戸巡り400でも力を発揮した、弱虫ペダル(っぽければなんでもいい)しりとり」を開催することにした。

 

「あの夏を思い出す手嶋純太!!!!」

「たまには甘える荒北靖友!!!!」

「もどかしそうにする黒田雪成!!!!」

 

「「「それ同人誌で100億回みたやつ〜〜!!!!」」」

 

段々と、しりとりに妄想要素が強くなり、二次創作で見たやつしりとりになりつつある。

 

 f:id:dobon96:20170419191853j:image

「ホテルだ!!!登り坂だって〜〜!!!」

「ま!!!!な!!!!!て!!!!」

 

「「「ウーーー!!!!!ウーーーーーーーッ!!!!!」」」

 

f:id:dobon96:20170419192308j:image

 

我らは、しりとりの言葉につまるたびに、

 

f:id:dobon96:20170419192319j:image

御堂筋くんと同化した……。

(弱虫ペダル/15巻より)

 

これにより速度もノッてきて、かなりいいペースできたが、登り基調が強くなると、速度に対してずっとしゃべり続けるのは息切れを起こす。
というわけであえなく休戦。

 

f:id:dobon96:20170419192021j:image


そろそろ、補給ゼリーの味にも飽きてきて、ペースが落ちかけていたとき……。
反射ベストを着た、2名のランドヌールがベルを鳴らしながら横を追い抜いていった。


「何のブルベだろ?」などとのんきなことを言っていると、後続かららきた更なるランドヌールのお兄さんたちが、「フレッシュですか?」と声をかけてくれた。
同じ日本橋フレッシュに参加する、別チームの方々だったのである。
かなりへばっていたので、励ましの言葉に力をもらい、「もしゴールできたらナイスプレイスで会いましょう」と告げてその素早い背中を見送った。


お兄さんたちは速かった。そして、本当に、めちゃくちゃ励まされた。
後で調べてみると、そのお兄さんたちとエンカウントするルートは、山中湖周辺のほんのわずかな距離だけだった。


元気を取り戻し、ようやく平坦路へ。
山中湖湖畔のマリモ通りに至る頃には、再び雨が強くなってきた。
そこを、上げ目の速度でひた走る。


予定より35分ほど遅れて、道志みち入口のローソン、PC2へと辿り着いた。

 

f:id:dobon96:20170419192959j:image

 

グーグーいうほどお腹が減っているのに、胃酸のためか完全に胃をやってしまい、固形物が食べられない状態に。
鉄のとれるアサイードリンクと、ゼリーの速攻元気をぶちこみ、いざというときのためにおにぎりとプロテインバーをトップチューブバッグへ入れた。


いよいよ道志みち
甲斐300トラウマ払拭ライドのつもりだったが、またも大雨のダウンヒルと相成ったのだった。

 


山梨県道志みち入口(PC2)~神奈川県相模原市(22時間地点)

 


この次に止まるのは、フレッシュのルールに則り22時間地点の場所になる。迂回により距離が伸びてしまったので、予定した地点には時間的に辿りかないだろう。
というわけで、ここからはガーミンとにらめっこ。


最後の2時間で25km以上走行かつ、360km以上を目指すには、ここから3時間程度で55km以上は走った方がよさそうだ。


雨のなかの山伏トンネルまで登り、ストームクルーザーのファスナーをしめて道志みちダウンヒル
ちっとも、寒くない!

視界は悪く雨もざあざあ降りだが、随分マシだった。


途中、眠気ざましのコーヒーのため、道の駅どうしに寄る。今回も道の駅どうしは命を救ってくれたが、ここからがさらに地獄を極めるのだった。

f:id:dobon96:20170419193041j:image

 

クロ「雨だけどあったかいだけマシだね~~」
じぇんさん「少し雨脚も弱まってきてるね」

 

先頭をいく虫さん「霧やっっばい」

 

f:id:dobon96:20170419193102j:image


濃霧。
ガードレールのリフレクターが意味をなさない。白線も見えない。
かろうじて機能しているのはオレンジの線のみ。

 

f:id:dobon96:20170419193122j:image
ものはためしとvolt1600をハイモードにしてみるも、スクリーン効果になってしまい、真っ白になるだけで余計に何も見えない。


ここからは、声出しに意識を配って、注意深く走ることにした。


クロ「がんっっばらっないとーーー!」
虫さん「期待なんかぁあああ!!」
じぇんさん「されなぁあーーーーーい!!」

 

 f:id:dobon96:20170419193252j:image

(弱虫ペダル/34巻より)


かの名シーン、古賀公貴とインハイをかけて戦う手嶋純太の台詞である。
多分、私はこの手嶋純太の台詞が一番好きだ。
今回のフレッシュは、くりかえしくりかえし、時にはふざけて舞台役者さんの千秋楽verとか言いながら、何度も口にした。

 

「気持ちが切れない方が勝つ!」
この言葉にも励まされた。


完走を目指す気持ちに、相変わらず弱虫ペダルは力をくれる。
彼らの努力の結晶が、何とかやり遂げようとする私たちの背中を押してくれた。

 

f:id:dobon96:20170419193401j:image
この区間は下り基調だろうとタカをくくっていたが、結構登る。
霧の中、半ギレになりながら、明け方4時。
330kmを超えて、ついに、証跡を残すのによさそうな相模原市のローソンへと辿り着いた。

 

f:id:dobon96:20170419193442p:image

 

・神奈川県相模原市(22時間地点)~神奈川県川崎市の交番(24時間地点)


私たちは6:00スタート。
というわけで、ゴール時刻2時間前のジャスト4時に証跡をとり、ラストスパート。
30kmほど2時間で走り切れば、とりあえず完走にはなりそうだ。

 

f:id:dobon96:20170419193828j:image


最後の敵、尾根幹。

 

矢野口方面へ向かうので、難易度は低い方ではあるが、ここにきて尾根幹とか何のトレーニングだよ!とシャウトしそうにもなる。

f:id:dobon96:20170419193629j:image

 

f:id:dobon96:20170419193642j:image


じぇんさん、虫さんに襲いくる眠気。

そして、トイレTT……。

 

f:id:dobon96:20170419193654j:image

 

トイレ………!!!!

 

f:id:dobon96:20170419193701j:image


さまざまなものも振り払うために爆走し、尾根幹を抜けてもともとの通過チェックへと駆け込んだ。

f:id:dobon96:20170419193751p:image
最後のレシートも確保、ついに夜が明けた。


明るい市街のラストスパートを、最後はじぇんさんの鬼牽きで駆け抜ける。
時間内の360km達成が確信に変わっても、最後までガシガシとペダルを回す。あくまで当社比だが、24時間経とうとする身体にしては、元気に走ることができた。

 

f:id:dobon96:20170419193906j:image

f:id:dobon96:20170419193919j:image

 

この時間帯は、ほとんどのチームがまだ走っている。各地で、ようやく迎えた夜明けの中。
それだけで何だか心強かった。


最後まで速度を落とさないことで、ああ、フレッシュ(矢)みたい!と、感動が湧き上がる。
そして、3人そろって元気に、ついに24時間目を迎えた。

 

川崎市内の交番で、ゴール!!

 

f:id:dobon96:20170419194020p:image

交番の時計とガーミンと一緒に写真を撮って、24時間363kmの走行が終了した。

 


ここからは、各々身支度のために一度解散
仮眠なり、シャワーなり、それぞれ人間に戻る作業を行って、ナイスプレイスで落ち合うことになった。


10時からの集まりは、他チームのカラーがよくわかる、楽しい時間だった。エンカウントしたお兄さんたちとも再会を果たし、ツイッターでお見かけしていた方々の無事も分かる。
そうして昼過ぎ、ほぼ屍となった私たちは、長い旅を終え、解散した。

 


今回もトラブルや気象条件がはちゃめちゃな中、ともに走り抜けてくれたじぇんさん、虫さんには感謝の気持ちしかない。


3人揃ってゴールをする、それこそ総北魂!!という、弱虫ペダル好きに恥じない、素晴らしいフレッシュを終えることができた。
繰り返し、純太を拝んだことも、この無事のゴールにはご利益があったのではないだろうか。


3枚のジャージを、ゴールに運ぶことができて、本当に本当によかった。

 

f:id:dobon96:20170419194124j:image
今日もお疲れ様でした!(総北魂、きっちり届けたぞ!)

 

 

 

運べ総北魂!2017フレッシュ日本橋①

4月7日、気温は高いもののくもり空。
フレッシュのスタート地点となる新潟県に向かうため、虫さんと新幹線で前入り。


じぇんさんは午後休での現地合流となる。

f:id:dobon96:20170417211058j:image

f:id:dobon96:20170417211109j:image


新幹線片道切符の旅を楽しみ、コロコロ変わる天気に、明日への不安を覚えながら……糸魚川駅に到着。

 

f:id:dobon96:20170417210808j:image


ホテルに荷物だけ預け、15:00のチェックインまでそこそこ時間があるので、昼食を食べる。

そば屋「金七」、自転車を立てかけておいていいかと聞いたら、ものすごく感じ良く応じてくれた。

 

f:id:dobon96:20170417211224j:image


私が頼んだジオ丼(観光地らしいジオパークからとったもの?)は、刺身と山かけのどんぶり。
ジオ丼の内容は、各店舗で違うらしい。
おいしくて、量も多く大満足。

 

f:id:dobon96:20170417211141j:image

f:id:dobon96:20170417211158p:image

  

 

続いて、ヒスイで有名な糸魚川市
せっかくなので日本海&ヒスイ海岸を見にいこうということに。

f:id:dobon96:20170417211246j:image


日本海は真っ暗……海もそこそこ荒れている。
海岸ではたまにヒスイが見つかるというが、結局関係のないきれいな石を拾って終わった。

 

f:id:dobon96:20170417211302j:image

 

暗い!!

 

f:id:dobon96:20170417211331j:image

f:id:dobon96:20170417211313j:image

 

そして、最後の立ち寄りスポット。

「一印かまぼこ店」

観光情報誌にも載るくらい、有名なところなのだとか。

f:id:dobon96:20170417211349j:image

f:id:dobon96:20170417211421j:image


名物のかまぼこメンチをいただく。さかなのすり身だけでなく、肉も入っているというそれは、驚くくらいのジューシーさ。
さっぱりしているのに、うまみがじゅわっと溢れだして、かなり美味だった。

 

f:id:dobon96:20170417211433j:image

 

 

ここからは、後入りのじぇんさんと合流し、朝飯を調達してホテルにチェックイン。

f:id:dobon96:20170417211448j:image


実はこの糸魚川で、まさかのフレッシュ参加者の方と遭遇していた。
ホテルも一緒らしく、先ほど街ですれ違ったときにはおたがいに励ましあったが、とても士気の高まる出会いだった。

 

あとはひたすらくっちゃべりながら、ブレーキシューを交換したり、ルートのおさらいをしたり。

周辺ホテルより少し高いけれど、実はこのホテル、大浴場がある。
のんびり足を伸ばして風呂に入ることで、明日への英気を養った。

 


さて、私たちをここまで自転車の世界に引きずりこんでくれたのは、言わずもがな漫画「弱虫ペダル」!!
ロードバイクが欲しくなってしまっただけのオタク女たちが、随分遠いところまで来てしまった気がする。


今回のフレッシュは、チーム戦。
チームといえば、やはり黄色の総北ジャージ。


私たちはこのジャージ3枚を完成形とし、魂を運ぶことに決めた。
じぇんさんのジャージの背中には渡辺先生直筆の、まばゆいばかりの手嶋純太の姿が……。

 

f:id:dobon96:20170417211943j:image


祈祷タイム。
無事の完走を祈って、手嶋純太に想いを捧げる。

f:id:dobon96:20170417222114j:image

f:id:dobon96:20170417222124j:image


ツイッターを見るに、他のフレッシュ参加チームの皆さんは、飲んだり食べたり充実している様子。


なぜ私たちは、風呂上りに祈りを捧げているのか……???


じぇんさん「純太~~純太~~~」
クロ「純太~~~純太~~」
虫さん「(動画撮影)」

 

とにもかくにも安全に、怪我をしないこと。
3人で元気にゴールすること。
命の危険を感じたらDNF。


そんなことを目標に、24時間にもわたる旅がはじまろうとしていた。

 

 

 

そして、出発の日、4月8日。

 

・スタート糸魚川駅~道の駅白馬


何かとばたばたしながら、スタート時刻の6:00。
糸魚川駅前にて。
証跡写真を撮ってくれたタクシーの運転手さんありがとう。

 

f:id:dobon96:20170417222318p:image

f:id:dobon96:20170417222152j:image

総北ジャージを着込んで準備万端。
ここから、60km近くは登り基調だ。

 

f:id:dobon96:20170417222617j:image

f:id:dobon96:20170417222631j:image
新潟の景色は山々に雪がだいぶ残っている。
前日の雨や、先週の雪の影響か、道はほぼウエット。
川も淀んでいて流れが強い。

 

白馬温泉のあたりのプチヒルクラポイントには、何だかありがたそうな大仏の姿が。

f:id:dobon96:20170417222649j:image


クロ「ねえ、この大仏くじらいさん※に似てる!」
じぇんさん「わかる」


※クロが推している俳優さん。舞台弱虫ペダルの手嶋純太役である。
このあたりでペダステのモノマネも入れつつ、大仏様に無事を祈願。とりあえず何でもかんでも拝んでおくことにした。


ペースはとにかくあせらず進む。下りがくればそこでグロスも回復するだろうと、時間はあまり気にしない。

f:id:dobon96:20170417222710j:image


やがて、雪景色が濃くなり、白馬のスキー場へ。総北ジャージと雪山という、レアすぎる組み合わせ。

f:id:dobon96:20170417222725j:image
 
クロ「じぇんさん!前出て!ヒエーーー雪景色と総北ジャージとかめっちゃレアじゃん!!」


まだ残りが長いので、はしゃぎすぎて疲れないように、はやる気持ちを抑えつつ道の駅白馬で小休止。

f:id:dobon96:20170417222739j:image

f:id:dobon96:20170417222749j:image

ここで55kmほど。
雪山に囲まれているが、気温はそこそこ高い。
前日にスーパーで買っておいた練り羊羹が、いい仕事をしてくれた。

 


・道の駅白馬~長野県松本市


30kmほど下り基調になり、長野県へ。

 

f:id:dobon96:20170417222816j:image

f:id:dobon96:20170417222830j:image
青木湖や木崎湖はちょうど晴れているタイミングで見ることができ、青々とした美しさに思わずテンションも上がる。

f:id:dobon96:20170417222843j:image
青々といえば、このあたりの景色の山は、まさに青く、自分が知っている緑の山々とは違うのだなあと見とれてしまった。


晴れたり、大きく雲がかぶさったりしながら、長いこと平坦道を行く。

f:id:dobon96:20170417222903j:image

f:id:dobon96:20170417222914j:image
と、松本市街に入り、景色がかなり都会になってきた。

f:id:dobon96:20170417222931j:image


気温もぐんぐん上昇し、途中でサーモジャージを脱いで半袖仕様に。
路面が悪く、車もそこそこ走るので路肩によけていたが、私が運悪くここでパンク。

 

f:id:dobon96:20170417222948j:image


実は道中でのパンクは初めてだったので、ここで?!という気持ちになったが、修理を手伝ってくれた2人の手際の良さにただただ甘えてしまった。

特に、小江戸巡り400でパンクしたてのじぇんさんの手際の良さは、ちょっとした職人だった。

 

f:id:dobon96:20170417223003j:image


さて、パンクはすぐに事なきを得たからよいものの、このあたりの爆風向かい風は、本当に凄まじかった。
2番目を走る私でさえ、まったく進まない。
息苦しいくらいで、突然風向きが変わると、横から自転車が飛ばされそうになる。


昼時、ずいぶんお腹も空いてきた。
風にヒーヒー喘ぎながら、110kmくらいの地点で、お昼休憩をとることになった。


ラッキーなことに、イートインのあるファミリーマート最初の通過チェックまでは、100kmを切ったところだ。

f:id:dobon96:20170417223030p:image

 


・長野県松本市山梨県南アルプス市(PC1)


休憩のあとは晴天の向かい風を進み、塩尻へと向かう登坂車線へ。

f:id:dobon96:20170418001339j:image

 

虫さん「登りつらい!!楽しい話して!」

 

さっきまでの晴れが嘘のように、真っ暗な雲に向かって突き進んでいく。

f:id:dobon96:20170418001352j:image


登りの道中に、なぜか焼き肉店とラブホテルが。


「これ焼肉食いに行こうって言って、飲んじゃったから運転できない、少し休んでいかないかってなるやつじゃん~~~!ずるいわコセキン~~」


登坂のペースは、腐女子トークに花が咲く。
金城真護のあられもない話で盛り上がっていると、頂上へ。一応、ここが今回最大の標高地点。


このタイミングで、雨脚が強まってくる。

f:id:dobon96:20170418001421j:image
しばらく下ってみるも、濡れ具合が凄まじいので、ようやくゴアテックスを着用!

 

f:id:dobon96:20170418001532p:image


すごい、本当に濡れない!


保温性が高く、暑いくらいだった。


雨でも快適ダウンヒルのあとは、ムシムシムレムレで軽い登り基調の市街地を行く。

f:id:dobon96:20170418001602j:image
この頃、15時頃だったが、なぜか先頭を牽いていてひどい眠気が。


何故だ??と思っていると、じぇんさんがカルパスをくれた。今回、じぇんさんはカルパス配るマンをキメるという。 


カルパスの塩分でびっくりするほど回復し、ふたたび背中の純太に祈りを捧げた。塩分不足とは恐ろしいものだ……。


そして、諏訪市の富士見峠を目指す。
峠といっても、最終地点は交差点の、やや登りがちな道だ。

f:id:dobon96:20170418001640j:image
登り途中のコンビニで軽いトイレ休憩をとって、頂上へ。

f:id:dobon96:20170418001657j:image


ここからは山梨県のPC1まで長い下り基調。


じぇんさん「この補給、ブログで読んだんだけど、最高におすすめだからあげるね!」


f:id:dobon96:20170418001713j:image

魅惑のうずらのたまご!!!

 

虫さん「うめ~~~!」
クロ「うわ、うめえ!塩分うめええ」


じぇんさんはイイ笑顔で、カルパスとうずらの卵を配るマンになってくれた。


そして、ぎゅんぎゅん進んで山梨県入り。

f:id:dobon96:20170418001730j:image

f:id:dobon96:20170418001747j:image

f:id:dobon96:20170418001757j:image
景色も住宅地が増え、ずいぶんと都会に戻ってきた感じに。

f:id:dobon96:20170418001811j:image
信号も多少増えるが、何となく安心感がある。
空腹を覚えつつ、夕暮れ前の桜並木を楽しんで、

f:id:dobon96:20170418001830j:image

 

ようやく初めての通過チェック、セブンイレブンへ。

 

f:id:dobon96:20170418081706p:image


ここまで200kmほど2000up。
次のセクションへ進むための、大休憩をとることにした。

 


②につづく

 

2017フレッシュ日本橋参加を目指した話

 

Fleche(フレッシュ)

 

フランス語で「矢」を意味するそれは、ブルベの種類のひとつである。

 

日本では、
・3台以上5台以下の自転車で参加
・24時間で360km以上走行
・22時間目~24時間目の間に25km以上走行
といった、規約のあるものだ。


もともとは飲みの席で、私たち3人のブルベの師匠でもあるTさんから、「3人で走ってるならフレッシュ出なよ〜」的なことを、昨年から言われていたのが事の発端だと思う。気づけば、出るものとして組み込まれていた。

そのとき、じぇんさんは高らかに「出ますよ!!出る!!!ふたりともいけるいける!!!」と言っていたが、本人はその経緯をちょっとびっくりするくらい忘れていた。

 

 

そんなわけで、昨年からひとつの目標として心の中にあった「フレッシュの参加」

事前準備の段階から、七転八倒するのであった。

しかしよくもまあ、ブルベ一年目のひよっこが目指したものである。

 

 

まずは準備編、ざっくり時間の流れ。


・2016年12月
フレッシュの過去の申し込み資料を使い、コースを仮組みする。
新幹線の安さや、昨年の佐渡ロングライド200のいい思い出があることから、新潟スタートでナイスプレイスの日比谷目指すコースにした。
とりあえず、いくつかのブルベで使用したコースを繋いで、山はひとつだけ。
そのコースを持って、Tさんとフレッシュ作戦会議(という名の飲み会)。ルールを詳しく教わる。


・2017年1月
募集開始日などが更新され、書類を提出。定員があるため、この時点で参加できるかどうか祈るのみ。
このあたりで、スタート地点の宿は押さえておいた。


・2月
10日の時点で、全員参加の通知を受ける。ここから、コースの精査がはじまった。
しかし、21日に提出コースにNGが出る。

PCが最短距離にないなど、ここからがかなり大変。Tさんに何度も相談し、再提出。


・3月
新幹線の早割を申し込む、……がコースに再NG。やっぱり、PC間の最短距離確保が難しい。


加えて、コース自体に凍結の問題があることが判明。4月に走るにはかなり厳しいところがあり、(それがコース上唯一の山)、コース再提出期限直前に、「この道ダメかも」と先輩ランドヌールからのアドバイス


もう詰んだか?というところで、Tさんから「スタート時刻をずらせば大丈夫だから、うちのコース使っていいよ」と神のお達し……。
Tさんたちのチームは、すでにコースの許可が下りていたので、有難く頂戴し、直前でコースを変更することになった。


宿泊先、新幹線すべて取り直し。

 

コース精査期間終了の直前で何とか事なきを得たが、走力がまったく違うTさんから頂いたコースは、やはり一筋縄ではいかなかった。
もともと自分たちが引いていたコースの獲得標高は約2000m、Tさんから頂いたコースは獲得標高は約3700m。

 

フレッシュは自分たちでコースを組めるため、そこまで登る必要はないのに、この展開……。
こうして、新潟県糸魚川から日本橋を目指す、375kmの旅が設定された。 

 

 

 

・普段と違う事前準備

 

f:id:dobon96:20170413142336j:image


普段のブルベと違って、事前にやったこと。
それは、キューシートをイチから作ること。
自分でルートラボを見ながら、必要な情報を書きだしていく。


①積算距離
②基本的な進行方向の指示、交差点名
③峠のトップ
④通過チェックの参考クローズ時間
⑤通過チェック以外のコンビニ、立ち寄りスポットなどの備考


私の場合、大体上記のことが載っていれば事足りるので、比較的シンプルなものができあがる。
あと、参考クローズ時間だが、これも用意したコースを完遂するためのものと、360km以上の認定を受けるためのものと、2種類書きだしておいた。


そこそこ手間のかかる作業ではあるが、この手のことがもともと好きな方だったので、やっている間は楽しかった。

最終チェックは虫さんが担当。ひとつキューが漏れていて、ちょっとゾッとした。

 


・導入!新兵器


先日の小江戸巡り400で相当雨に降られて懲りたので、ついに本格レインウェアを導入することにした。


その名も……ゴアテックス

 

f:id:dobon96:20170413142353j:image


というか、これだけ雨ブルベに当たっていて、持っていないことをめちゃめちゃ驚愕されたほどである。
こういうものは高価なので、お金を持った、ブルベ装備に湯水のごとくお金をかけられる人がつかうワンランク上のものだと思っていた。
が、実際は「長距離になればなるほど雨に降られることはある。保険としては持っていて当然」とのこと……。


まあ、雨は生き死にがかかってくるものなので、それも納得といえば納得だ。


上)モンベル ストームクルーザー レインジャケット
下)モンベル スーパーストレッチ サイクルレインパンツ


トームクルーザーの方が、サイクルレインジャケットよりコスパもよく(ゴアテックスは消耗するため)、色も選べて軽量なので有難い。
色々考えて、手元や足元までの対策は及ばなかったが、今回の不安定な天気はひとまずこれで凌ぐことに。

 

・そういえば

フレッシュを初めて知ったのは、漫画「ろんぐらいだぁす!だった。

雛子から初めてフレッシュの話を聞いた亜美ちゃんのように、キラキラはせず、ただ何というか「とんでもねえ自転車の種目??もあるもんだな」と思った。

 

それが、3人でブルベの参加を重ねるうちに(それでも200kmばかりだったけど)、Tさんに出ちゃいなよ〜〜と言われての返事が絶対拒否ではなくなっていた。人生何が起こるかわからない。

 

昨年末、あすくさんとのぞみさんとライドをした時に、こっそりフレッシュの話をしたら、のぞみさんは「リアルろんぐらいだぁす!みたいだね!!」と言ってくれた。

すでにフレッシュの先輩だったあすくさんも、すごく応援してくれた。

 

実際はリアルろんぐらいだぁす!というより、弱虫ペダル腐女子の珍道中になってしまったが、フレッシュの話を書いていると、この日の嬉しくて照れた気持ちをめちゃくちゃ思い出す。

 

 

そんなわけで、紆余曲折の事前準備を整えて、あとは大荷物を抱えて現地入りを果たすのみとなった。

 

 

BRM402定峰200

このブログをはじめるきっかけにもなった、2016年の定峰200春。スタートから雨、そして人をタコ殴りにするような向かい風。


そんな思い出深いブルベを、今回は人のエスコートを目的に、再挑戦することになった。



前日の極寒が嘘のようなあたたかさ、4月2日晴天。
逗子200でブルベデビューをしたゆたそさんを、虫さんとともに


BRM403定峰200


に案内することになった。今回は珍しく、じぇんさんは所用により参加ができなかったのだ。

正直、最初から心細い。


定峰200は定番かつ人気のコースなだけあって、参加者も多い。兵庫島公園でのブリーフィングはにぎわっていた。

f:id:dobon96:20170407123639j:image


お知り合いの方々にご挨拶して、10分ごとのウェーブスタート。割り当ては7:20だった。


予想外……キューシートに記入してきたのは7:00スタートの時間だったため、少々悩むが、貯金分だと思って書き直しはしないことにした。

 

しかし、人気の定峰200。初めての参加者も比較的多いと聞くが、ママチャリやファットバイクでの参加など、人でない人がたくさんいることも、ある意味名物なのかもしれない…。

 


・スタート~PC1

 

f:id:dobon96:20170407135114p:image

今年は残念ながら桜が満開になっていない。

f:id:dobon96:20170407135053j:image
よくて五分咲きといったところだろうか?
平坦基調の道のりを、川沿い、住宅街、大通りとスイスイ進んでいく。

f:id:dobon96:20170407135316j:imagef:id:dobon96:20170407135331j:image


すごい、雨が降ってない!
走りやすい、すごい!!


花粉に殺される。

 

昨年、初めて虫さんやじぇんさんと走ったとき、推しの舞台役者さんの話をしていたことを激しく思い出し、該当の道で胸が高鳴る。
推しは、いついかなるときでもペダリングを軽快にしてくれるのだ。


PC1は40kmを過ぎたところのファミリーマート
参加者も多いため、PCで多くの人と出逢う。それだけで気持ちも明るくなり、温かい。

f:id:dobon96:20170407135352j:image

肉まんと麦茶、最近はまっているウィダープロテインバーを補給。うまい!

 

f:id:dobon96:20170407135504p:image

登りの前なので、あまり食べ過ぎないように注意が必要だ。

 

 

・PC1〜PC2


定峰200はPCから登りに入るまでの距離が短い。そのため、PCで峠越えの準備が整えられるので、このへんがとても好ましい。


まずは、軽~い登り基調。
少し長い登りに入ったかな?と思うと、頂上に「山王峠」の看板。第一の峠はだまし討ちのようだ。

f:id:dobon96:20170407152129j:image

f:id:dobon96:20170407135651j:image


そして、スギ花粉飛び交うのどかなゆるい起伏道を行き、第二の峠へ。

f:id:dobon96:20170407152150j:image

f:id:dobon96:20170407152221j:image

道中には、昨年も目を留めたクジラの姿が。

 

f:id:dobon96:20170407152209j:image


「山伏峠」そこそこ登り応えのある斜度で、6kmあるかないかといったところか?
片側通行の信号があるのがネックだが、それ以外は走りやすく、車もほとんどこない。

f:id:dobon96:20170407152255j:image

f:id:dobon96:20170411091007j:image

 

坂に対しての怒りは、本日はゆたそさんの分パワーアップ。
虫さんは、一度は経験しているだけあって、ゆたそさんのペースに合わせて後ろで励まし続ける。

 

f:id:dobon96:20170411001054p:image


虫さん「えらいよえらいよ!坂登ってるよ!ほらえらいよ!」


生きているだけで褒めてくれるbotなどの類になった虫さんが、ゆたそさんをきっちり連れてきてくれる。
山伏峠の頂上からPC2までは結構豪快に下り基調。

 

f:id:dobon96:20170411091047j:image

f:id:dobon96:20170411091111j:image


ゆたそさんの胃の具合を考えて、以前立ち寄った揚げ物屋のひつじやはパス。

f:id:dobon96:20170411091129j:image


45分ほどの貯金で、PC2のセブンイレブンへと到着した。

おにぎりやヨーグルトジュースなどを補給。今回の定峰は、PCで何を食べるかそればかり考えている気がする。

 

f:id:dobon96:20170411091147j:image

 


・PC2~通過チェック


ここからは、本ブルベメインディッシュともいえる「定峰峠」が待ち受けている。

f:id:dobon96:20170411091200j:image

f:id:dobon96:20170411091215j:image
登り基調になるところからは、大体11km程度だろうか?キューシート的には、「この辺りから登り」から7kmほど。

その前から登り基調ではあるけれど。
ここもひたすらマイペースに、しゃべれる速度で登坂。

 

f:id:dobon96:20170411091236j:image 
ギア比のせいか時には進みすぎてしまうので、何度かUターンして2人とともに走る。
終盤までは順調だったのだが、突然、左の臀部?太もものうしろ?に痛みが走る。


つったというよりもうちょっと大げさな、肉離れを予感させるような痛み。


実はこの痛み、400を走った際に少しだけ出て、走っているうちに消失したためノーケアだった部位なのだ。
かなり痛み出したので、一足先に頂上までいって、とりあえずロキソニン。 

f:id:dobon96:20170411091328j:image


とはいえ、ここから道の駅 和紙の里ひがしちちぶ(なんと道の駅に昇格!)までは、14km程度の下り基調。
脚というか尻というか、とりあえず休めるモードに徹する。

f:id:dobon96:20170411091345j:image

f:id:dobon96:20170411091358j:image


定峰峠越えは多少時間がかかると予測していたので、和紙の里での参考クローズ時間は多少オーバーしたが、それも取り返せる範囲のようだ。このあたり、本当に定峰200はよく考えられている。


道の駅の方には、「ランドヌールたちがたくさん買い物をしていくから」と伝えられているようだが、申し訳ないことにゼリーと水を買うのが精一杯。
ちょっと野菜にも手を伸ばしそうになったが、持ち歩きがつらいので我慢。


ちなみにこの道の駅周辺は、結構な向かい風が吹いていた。
悪い記憶が蘇る……。

 

ここからPC3に至るまで、松郷峠、そしていくつかの長い登りを越えられるかが、正念場なのだそうだ。

 


・通過チェック~PC3

 

f:id:dobon96:20170411091417j:image

f:id:dobon96:20170411091431j:image

f:id:dobon96:20170411091537j:image

「松郷峠」は距離が4km弱と短く、襲いくるような斜度もないため、そこそこの辛抱で終わる。

明るい時間帯なので、道中に長い登り基調が現れても、それがそこそこの車通りでも、あまり嫌な感じはしなかった。

 

昨年のブルベの毛呂山越生の辺りは、本当に死ぬような向かい風で、下りでも16km/h出るか出ないかという凄まじさ。

3人ともバラけて、誰も誰かの風除けにならず、本気で削られながら死に物狂いでPCを目指した……そんな、怒りの思い出のある土地。

f:id:dobon96:20170411091606j:image 

今年は晴れているし風もない!!

普通にこげば、普通に通り過ぎることのできる、普通の道だった!!!!!

 

最後の長い登り基調で疲れを見せるゆたそさんに声を掛けつつ、それでもグロスアベレージは回復し、申し分なし。

f:id:dobon96:20170411091623j:image

f:id:dobon96:20170411091641j:image

f:id:dobon96:20170411091656j:image

45分ほどの貯金に復活して、PC3のセブンイレブンへと到着した。

参加者さんたちもたくさん、この時点で約160km。トラブルがなければ完走が見えてきた。

f:id:dobon96:20170411091713p:image

最初の元気から比べると、少しずつ萎れていくゆたそさん。

 

 

・PC3〜ゴール

 

ここからは平坦か下り基調というご褒美ゾーン。

信号峠と、川沿いのアホのような暗さはあるものの、決して走りにくい道ではない。

f:id:dobon96:20170411091749j:image

まだ桜の咲いていない桜祭りの景色も。

 

ペースが一緒になってしまい、20kmほど一人のお兄さんに牽いていただく形になってしまった。

正直、後ろで喋り散らかして申し訳なかった。空腹なところ、とってもお世話になりました!

f:id:dobon96:20170411091807j:image

 

ゆたそさん「下り基調最高〜〜」

虫さん「ゆたそさん逗子200より元気だね?!」

ゆたそさん「は?クソほど疲れてるんだが」

クロ「ここ下り基調と違う」

 

f:id:dobon96:20170411091841j:image

f:id:dobon96:20170411091853j:image

 

そんなこんなで、逗子200よりは元気なゆたそさんを真ん中に囲いつつ、虫さんとローテーション。

 

最後の川沿いは、何度かPCでご一緒していただいたお兄さんが先導してくれ、暗い中かなり安全に、ゴールの癒しふれあい館まで共に走ってくれた。

f:id:dobon96:20170411091910j:image

f:id:dobon96:20170411091925j:image

f:id:dobon96:20170411091936j:image

f:id:dobon96:20170411091949j:image

 

そんなこんなで、13時間を切って、3人無事にゴール!

人が多く、駄菓子やラーメンで盛り上がる受付にて、しばし休息をとらせてもらった。

勧められるがままに食べたインスタント鶏南蛮そばの美味なこと……。

f:id:dobon96:20170411092008p:image 

 

改めて、晴天のマトモな天気で定峰200参加してみて本当によく考えられた、素晴らしいコースなのだと知った。

桜が咲いていなかったのは残念だったが、あたたかく、乾いた身体で走れるというのはとても素晴らしい。

ゆたそさんも、二度目のブルベを無事に完走できてよかった。

 

f:id:dobon96:20170411092111j:image

今日もお疲れ様でした!(ゆたそさんにガーミン激推し)