チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

BRM403定峰200①

 

2016年4月3日、BRM403定峰200を走ってきた。

人生で2回目となるブルベ参加である。

 
 
朝6:00頃、集合場所最寄りの駅に着く。
 
装備は、おたふくインナー、半袖ウェア
冬用ジャケット、薄手ウインドブレーカー
夏用レーパン七分、冬用レッグウォーマー、冬用靴下
という季節しっちゃかめっちゃかなもの。
 
レーパンが七分なのは、ロードをはじめたての時にケチったからであり、夏用ウェアに冬用ジャケットなのは、前の晩から降り続く雨でめちゃくちゃ冷え込んでいたからなのだ。
 
とはいえ、その日の予想最高気温は20℃……。もうわけがわからない。
 
一緒に走るじぇんさん虫さんと合流して、スタート地点へ。
そこでAJたまがわのスタッフさんであり、ツイッターでよくアドバイスをくださるRさんにご挨拶。
 
私の出走時間は7:10
無事に点検をすませた7:00の時点で、雨は降り続いている。しかもけっこうがっつり。
この雨は、なんとPC1付近まで二時間近くも降り続くのだった。
 
 
 
雨のなか満開の桜がけぶる道を、反射ベストの集団にくっついて進む。スタートしてしばらくは右折左折の多い道のため、トレインに乗っかれるととてもありがたい。
そんな中、私のサドルには事件が起こっていた。
 
私の使用しているサドルはSMPのevolution
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つい先週取り替えたばかりの新品で、真ん中がダイレクトに空いている。
事前に、このサドルは雨の日はやばいと聞いていたが、その威力はまさに予想以上だった。
 
 
「ねえ!やばい!サドルやばい。マジでウォッシュレット」
 
穴から吹き上がる水の強さがハンパじゃない。すっかり水を吸ったレーパンのパッドは、さながらオムツの様相だった。
 
「穴から!!!穴という穴めがけて水が!!!」
「オムツレーシングだよ!!!クソ!!なんだよこれ!!!」
 
もちろん濡れているのは股間だけではない。
降り続く雨のせいで全身がグジョグジョになる。
 
変えたてのサドルの感触も不慣れなポジションも吹っ飛んで、気づいたらPC1についていた。
 
その頃には、やっと雨は上がっていたけれど、みんなびしょ濡れなせいで休憩する方やトイレ列に並ぶ方と何となく団結力を感じる……。予想外の雨で、装備が手薄だったという方が多かった。
このときに、虫さんのフォロワーさんであるUさんに声をかけていただいた。可愛らしいお方に泥まみれの顔のままご挨拶。
 
 
ここであんまんを食べ、最初の峠を目指す。PC1を過ぎた路面は、まさかのウェットですらなくなった。そして山道に向け、ぐんぐん気温を上げていくのだった。