②ダウンヒル後半戦~わんわんタイム
食後の腹ごなしに、本日日帰り参加のOさんと、Oさんが連れてきた美形大型犬2匹に遊んでもらう。
やさしくかしこい顔をした2匹は、もうたまらない。思いっきりわふわふしてもらった。
ほどよく休憩もとり、いい感じに準備ができたところで、ダウンヒル2本目スタート!!
が、雨。
このところ本当に天気に恵まれなくて絶句しそうになるが、大した雨量ではないので、路面に気をつけてダウンヒルを続行することにした。
引率者にOさんが増え、娘ちゃんは昼寝のため一旦離脱。
フルフェイスのヘルメットとゴーグルに絶句するほどのムレを感じながら、ふたたび15分かけて頂上へと登った。
2本目は、先ほどより少し軽快にスタート!
ほんのわずかだがコツもわかり、いい感じに下っていたところで、
ぬるっ
ゆたそさんが、泥に車輪をとられ落車した。
本当にゆっくりゆっくり転んだが、手の付きどころが悪く、親指を負傷(のちに、靭帯を痛めたらしいと判明)
ブレーキも危ういということで、ここからはTさん見守りのもと、ゆっくりペースで別行動で下りてくることになった。
天候と路面にあわせ、少し空気圧を下げ、再出発。
注意深い虫さん、猫背を治したいじぇんさん、ずっとサドルからケツをあげていられないクロで、やや湿った泥の上を走る。
途中、やっぱりぬめった泥にタイヤをとられ、虫さんが軽い落車。
それでも快調に走り終え、じぇんさんと二人ノー落車を喜び、テントへと戻ろうとしていたところ……
何もない、コンクリートの施設内の、駐車場への通り道のようなところでじぇんさんが落車していた。
数メートルほど先にいたので、その瞬間は見ていなかったが、ハンドルから手が滑ってしまったらしい。
油断は禁物である。
あとあと、何とか下りきったゆたそさんと、コンクリ落車のじぇんさんが、同じ手元の負傷により離脱。
最後に、虫さん、私、MさんOさんと4人で1本走って、ちょうど16:00のバイク返却に間に合わせた。
引率のSさんが引いている。
しかしながら、自分を褒めながら下る虫さんはすごかった。声を出すと気が散ってしまう私には、とてもできない。
③晩ご飯・入浴~買い出し
今夜の晩ご飯は、「レストランかぶと」
洋食屋さんだ。
とにもかくにも肉が食べたい、ということで、ヒレ肉のステーキ定食に。
肉を噛みしめ、実はガッチガチの筋肉痛になっている太ももに栄養を補給した。
鹿の定食はこんな感じ。
入浴は、昨日と同じ金鶏の湯にてさくっ
と。お風呂上りに、貸切状態の広間で大スト
レッチ大会。
買い出しも昨日と同じスーパーだが、今宵は生ハムやらチーズ、柿の種etc……つまみへの欲望が昨日より露わになっていた。
③今宵も飲み会
明日は帰るだけ、ということで、夜の飲みの席もいっそう盛り上がる。
まずはこいつ、「獺祭」
このちょっと尋常じゃないおいしさには皆思わぬ食いつきっぷりで、あっという間になくなってしまった。
さらに、岐阜の日本酒「女城主」もあける。
ちなみにこの女城主、そして昨日空けた久寿王は、ブルベ試走まっただ中にMさんが買ってきてくれたものだ。
日本酒2本担いで、ブルベ試走を終えて、ついでに富士見パノラマでダウンヒル……やっぱりMさんは人ではない。
そして今夜も罪なチーズとベーコン。
あーでもないこーでもないと、酒と自転車談義で、夜は更けていく……。
・三日目
①撤退準備
だらだらっと、今朝は遅起き。
またもひどい蒸し風呂で、脱水で死にそうになる。
今日は帰るだけ、ということで、各自朝ご飯のあとは、テントの解体作業だ。
テントの覆いをひっぺがし、
掛け布団を干し、
インフレータブルマットも干し
Sさん「インフレータブルマットの空気の
抜き方教えるよ~!丸めて、ゆっくり空
気を抜いてって……」
じぇんさん「わかりました!」
上からいっきにどーーーーん!!!
クロ「なんで?!!今、ゆっくりって!
!いったばっかり!!」
そのほかにも、マットを持って走り回ったり……
あれやこれやと、やっているうちに、何とか撤退準備完了。
ちなみに、今回のブログがなぜ「山ゴリラ」かというと……
こんな写真を撮っていたからである。
参加者の娘ちゃんに気に入ってもらおうと、ゴリラのモノマネで遊んでいたが、彼女自身には「仲間になりたくない」と言われてしまった。
痛手である。
②ラスト昼ご飯
最後のご飯は、「野麦」
山梨の競輪選手たちが集う、ボリューム満点のおいしい食堂だ。
残念ながら夜は営業しなくなってしまったそうだが、「焼肉定食」のこのつやっつやの肉、この大盛り具合、味付け、たまらない。
虫さんのエビフライ定食も最高だった。
談笑し、おいしく食べたところで、参加者の皆さんとお別れ。
今回も本当にお世話になりっぱなしで、大変貴重な体験をさせていただいた。
毎度のことだが、MTBが欲しくなって帰っていくのである……。
③ラブ・フェスティバルin車内
さて、富士見からの帰路。
車内には、運転席のじぇんさん、助手席の虫さん、後部座席のゆたそさんとクロの4名。
とりあえずアガる曲で合いの手フェスティバルを開催した。
「じょーーーーしょーーーーー立海大!
!!!!」
「あんこ入りーーーパスタラーーーーー
イス!!」
「よみがーーーえーーーーれーーーーー
!!!」
「氷帝ダンスで凍らせてッッッッ!!」
「はーーーてしなく続くグローーリーー
ーローーーード!!!」
「純太あああああああ!!!!!!!ああああああ!!!!!!(号泣)」
この辺りは、もうニュアンスをお伝えすることしかできないので、ブログとしては読み飛ばしていただいて構わない。
一度、給油のために談合坂SAに寄って、皆でスタバと洒落こんだ。
このときが、一番ゴールデンウィークのレジャーを楽しむ女性っぽかったかもしれない。
「オーーーー!!!!マイウェイ!!!!」
踊り狂うゆたそさん。
帰り道も、ほとんど渋滞に捕まることはなく、地元まで帰りつくことができた。
それぞれの家の前まで送り届けてもらい、アホのような量のキャンプグッズを抱えて、帰宅。
こうして、声が枯れるまで歌いつくした、充実した合宿となったのだった。
今日もお疲れ様でした!(山ゴリラ、現実に帰る)