伊豆大島開催の御神火ライドは、祝日の関係で参加が叶わなかった。
とはいえ、伊豆大島に行かずには今年も終われない……!! ということで、行けるメンバーだけで大島へと向かった。
・一日目
イエーーーーイ! 金曜夜発!!
竹芝ふ頭までの道のりはクリスマスモード。上から見てもキラキラしている。
待ち合わせ場所にて、自走のきいさんと合流。輪行中に塩分タブレットをぶちまけたきいさんの写真をすかさず虫さんが撮る。
真嬉さんも合流し、今夜の大型客船は4人旅だ。ファミマで夕食&酒盛り買い出しのついでに刀剣乱舞マンチョコを捕獲。
乗船二回目の新さるびあ丸。やはりデザインがいい。
新さるびあ丸になってから、基本的に自転車は中に置いてもらえるようだ。波の心配をしなくていいのでありがたい。
さあ、いざ酒盛りタイム!!!!
この凄まじい色は、ナイトクルーズ用(?)のステージライトのせいだ。
虫さんの持参した寄木細工のおちょこもこの通り。うーんサイケデリック。
そして、今夜はお得な船旅きっぷのお陰で特2等の2段ベッドルームに!
この個室感!寝心地抜群! これでなんと往復一万円という驚きのお値段だ。閑散期もいいものである。
広々のびのび、就寝タイム。
ぐっすり眠って6時頃……伊豆大島到着だ!
虫さん「痛い!!! ぐっすり寝過ぎて寝違えたっぽい!!!クビイタイヨオ」
これは昨夜の刀剣乱舞マンチョコのシール。おはようからちゃん。
お馴染みの光景にもやはりウキウキ。
大島初上陸に喜ぶイキのいいささろ。
今日は、荷物を持って御神火温泉まで走り、そこで預けてくる予定だ。
夜明けの富士山があまりに見事なので、坂の上で一度撮影タイム。
クロ「この勢いで土佐組やって〜〜!!!」
左から、肥前・朝尊・むっちゃんである、
写真ではお見せしきれないが皆しっかりマネしてくれていて、やさしい。
さあ、荷物とともに参るぞ! 装備はインナーMW、半袖ジャージ、夏レーパン、あとはウィンブレ各種だが、クソ寒い。
お馴染み、ガソスタまでがひたすら上り。
明るくなる空の景色がとても気持ちいい。
さて、サクッと御神火温泉に到着したので、朝ごはんタイム。補給場所が少ないのでがっつり豚丼をいただく。
そしてこれは……大島の地で……FGOガチャに賭ける女が推しを引いた記念すべき場面。
坂本龍馬!!!! 箱根で出なかった坂本龍馬!!!!!!!
宝具重なった!!!!!! ありがとうありがとうありがとう!!!!!
さあ、身軽になって島一周スタート! 今日は順周で!
途中微妙にGoogleマップの洗礼を受けながらも、
一周道路に無事合流。
大島らしさ満点のトンネルを潜る。
トンネルの先は見事な晴れ、しみじみ大島に来たことを噛み締める。
虫さん「そういえば、きいさんは通ったことなかったよね」
新道ができて以来通っていなかった、泉津の切り通しの前を走る旧道を行く。
観光スポットぽい場所! 通り過ぎながらの一枚。
今回初着用、ICAのレディースジャージを着たクロの写真。裾が長い。
楽しげ! きいさんと虫さん。
順序は私、真嬉さん、きいさん、虫さんだったのだが、きいさん虫さんたちの会話は聞こえないもののずーーーっと笑い声が響いてくる。
クロ「いや、……ってなるとやっぱりグッとくるじゃん?!!」
真嬉さん「わかる〜〜!!! ギャップだよねギャップ!!!!」
推しの話とか、界隈の話とか、ギャップ萌えの話とか、とにかく真嬉さんと尽きない話をしながらホイホイ走る。
暑いかと思えば日陰が寒い!!
気持ちのいい追い風に乗り、
ビューーーンと筆島へ。
強烈に風が強い。
虫さん「クビ……バキッテヤッタヨオ……」
4人で記念写真タイム。
さあ、そろそろお腹も空いてきた。まずは波浮の上側にある、島京梵天へ!
4人だから店内で食べられそうだぞ〜と突撃。信じられないくらい夏レーパンが寒いので、PEKOパンをオン。
クリスマス感あふれる可愛い様子。
ぬくぬく猫の姿も。人間たちはこの時点で結構冷えていたので、あたたかそうな姿が愛しい。
チャイとカスタードクリームのたい焼きで小腹を満たす。
相変わらずの爆風に煽られながら、結局波浮港まで下りることに。
皆「クダッチだ〜!!!」
さて、先導するクロ。こっちかな〜と思った、慣れたはずの波浮でなぜか微妙な上り坂へ。
真嬉さん「こっちなんか上りなんだけど?!」
きいさん「がんばれ〜!!www」
はい、そんなこんながありながら、お馴染み鵜飼商店の揚げ物たち。
コロッケは甘い! 宿の夕食が揚げ物とわかっていても食べてしまう。
わーーい、うっかりすると海に突っ込みそうな図。
さてさて、残りは15kmほど。残念ながらクソのような向かい風。
風に煽られた虫さんがハンドルを強く握り、首の痛みを悪化させる一幕も。
上り坂をよりつらくするほどの爆風。こんなに風に見舞われた大島は初めてかもしれない。
本日のバームクーヘン!
今回はちょっと乾いた色模様。
女子的な自撮りもやってみる我々の姿。
虫さん「もちころやって〜!!!」
小さな手のついたマスコットの形を懸命に再現するきいさんとクロ。
こんなに海の向こうの島々がはっきり見えるのも冬ならではかもしれない。
さて、あとは元町港へと向かうのみ。
宿のチェックインより一時間も早く到着してしまうので、そのまま元町を過ぎてシャロンさんまで走ることにした。
ラスト坂を行くきいさんの背中。この頃の先頭を行く私は、下り坂と爆風をもろともしない真嬉さんのシンクロストレートツインさながらの走法で、熱烈に舞台の話を聞いていたのだった。
とにかく風を切り裂いて進み、大好きなシャロンタイムを獲得!!
洋菓子店の店内もクリスマス仕様。
今日はバナナロールケーキにしてみた。相変わらず美味である。
このサンタさん、ボタンを押すと歌いながら踊り出す(でかい)
夕方までずいぶんシャロン内で過ごし、晩酌のための酒とつまみをさむかわ食賓館で購入。
夕焼けの中元町に帰ってきた。
クロ「やべ!観光協会の荷物預かり17:00までじゃん!!!」
というわけで、危うくチキチキになるところで荷物を回収。
皆で辛い思いをしながら、最後の白岩坂を行く。これが一番キツい、心理的に。
無事に夜のお宿に到着だ。
ゆとりを持ってお風呂に入り、のんびりと夕食の時間を迎える。
お楽しみ、椿油フォンデュ〜〜!!
何度やっても自分で揚げるスタイルは楽しいものだ。
こちらは部屋に戻ってから、シャロンで買ってきた可愛らしいチョコレートの詰め合わせを開ける。
チョコレートをつまみに部屋で一杯。夕食を外に食べに出るのもいいが、部屋飲みは飲みでオツなものだ。
サイクルジャージが干された部屋の中で、女たちの楽しい夜は更けていく。
そういえば、今回の頻出語尾(???)がヒプマイナゴヤディビジョン空却の「ってな!」とちいかわハチワレちゃんの「…ッてこと?!」だったのだが、ブログにするとあまり紹介の機会がない。
・二日目
ド深夜の伊豆大島群発地震に幾度も起こされた、朝……。
それでもシュッと朝風呂をキメて朝食タイム。
虫さん「モットクビガイタイヨオ……」
健康に気をつけて、ヤクルト摂取。危うく部屋の冷蔵庫に忘れていくところだった。
さあ、さるびあ丸の出港時間まで遊ぶぞ!
虫さんの首が昨日朝から続く寝違え(もはやむち打ち)で死んでいるし、皆も膝が痛いので無理はしないプラン。
まずは大島メモリアル公園までゆるっと上り、頂上は目指さずにアスレチックタイム。
あまりにも眺めがよく、公園入り口で真嬉さんを一枚。
こちらは真嬉さんが撮ってくれたやつ。後ろにきいさんがカットイン。
前回訪れたときは車だったので、こんなメモリアル公園りの入り口があることを知らなかった。
死ぬほど腕の力がいるお馴染み遊具。
これも腕の力がいる。
ハンモック……ではない。
虫さん「獣のときのポーズやって~~」
3人 バッ!!!
虫さん「キャッキャッ」
これもビンディングシューズをものともせずアスレチックに夢中になってしまう大人たちの図。
相変わらずの爆風だが天気に恵まれてよかった。いやはや、御神火スカイラインを走っていたら、反対車線までぶっ飛ばされるところだった。
メモリアル公園の趣旨である、慰霊碑。せめても思いを寄せる。
さてさて、すっかり公園で遊んで満足したので、一度ホテル白岩まで戻る。
短い下りだが、まあ寒いこと。
一時預かりしてもらっていた荷物を受け取り、
岡田港を目指して走り出す。今回の旅は、この元町港~岡田港間の7kmを何度往復したことか。
途中、シャロンに立ち寄りお土産と、我々のおやつとしてシュークリームをゲット!
目指すは、ぶらっとハウス! お目当ては焼き芋、旬の野菜、ホットミルクとさまざまだ。さえぎるものが何もない道は、風が増して感じる。
到着! 持って帰れないのが惜しませるほど立派な青々とした野菜たち。
クロ「おっ! 菊芋じゃん!」
きいさん「いいね~! こんなにいらないんだけどな……」
クロ「シェアしようぜ!!」
真嬉さん「あった! 焼き芋~~! これが今まで食べたなかで一番くらいの味だったんだよ~!!!」
虫さん「よかったね~! いいにおい」
そしてこれは、虫さんが皆で食べようとして買ってくれたいきなり団子。さつまいもとあんこの入った揚げ饅頭。天才である。
大好きシルクスイートの焼き芋とホットコーヒー。マジで寒いので身体があたたまる。
ぶらっとハウスといえば、牛。隣に乳牛の牧場があってのどかである。ローディーお馴染みの家畜らしい香りもふんわりと。
ブランコが3つもあった! 回転してしまう節もあるが、しばし堪能。
そしてこれは、先ほど買ってきたシャロンのシュークリーム。持ち込みはできないので、外のテラス席でいただいた。
生クリーム、カスタード、ダブルのクリームの3種類。どれも美味だった。
さて、大型船の帰路といえば、大切なのはつまみであろう。今回は車旅ではない我々は、懲りずにげんろく(スーパー)へとやってきた。
向かうはもろん鮮魚コーナー。ここで、船に乗る際のつまみとなる刺身を調達するのだ。
カンパチ、タコの盛り合わせを作ってもらっている間に、あれよあれよと捌かれるマグロに目移り。結局追加で中トロも買った。
きいさん「虫さん! これ水平に入れられるかな?!」
虫さん「めっちゃはみ出すけど頑張るわ」
さあ、あとはほぼほぼ下りで岡田港へ。
刺身もぶちまけず、強風にもめげず、予定通りの時間に到着。
イエーーーイ、お疲れ様でした!!
舞台もろもろの予定でしばらく来られなくなるのでは? といった予感から、愛用の椿油せっけんをたっぷり買うきいさん。もちろん、椿油もここに来られなかった仲間の分までばっちり購入した。
出発時間を待つ間、大好きな青唐辛子ラーメンを2階の食堂で注文する虫さん。メニュー復活してよかったね。
東京からピストン輸送のさるびあ丸、ちょっと押し気味で港に到着した。
そういえばこの大島、素敵な出逢いもあった。初日に岡田港できいさんと真嬉さんがヒプマイのぬい撮りをしてるところに声をかけてくだった自転車乗りのお姉さんたち。
大島ライドに来たというお姉さんたちとは、道中の波浮でも出会い、帰りの船でも再会することができた。
これはお互いのぬいたちを集合させたうれしいうれしい記念の1枚。
そう、つまりは……そういった自転車乗りたちは……惹かれ合うのかも、しれない。
さあ、お姉さんたちとの再会を果たし、すべての清算を済ませ、準備万端。早めに並んで船に乗り込み、一番風の影響を受けにくいステージ上をゲットしていたのだ! 冬のさるびあ丸甲板での飲みは、寒さとの闘いなのである。毛布も敷き詰め、いざ宴会タイム。
カンパチ! たこ!
中トロ~~~~! げんろく今回も心からありがとう。
そしてこちらは持ち込みのワンカップ。先日行った諏訪の酒蔵巡りにて、推し酒蔵である「本金」のものである。
和食、晩酌、刺身に合う一品。いろいろペアリングを試したけど、鍋などで口があったかいと結構アルコール臭が立ってしまう気がするので、刺身とはかなり相性がいいと思う(あくまで個人的に)
日が暮れて寒さでダウンするまで、飲む、食べる、食べる。そしてもちろんブログの字数制限を超えるほど喋る。サドルの上でもホテルの中でも甲板でも、我々の話は尽きることはないのであった。
だいぶ日も暮れてきたころ、特2等席へ戻る。下船予定時刻までは1時間ほどあったので、虫さんと私はひとやすみ。
サコッシュに授乳するきいさんの図。なんのこっちゃ。
これは私と虫さんが休んでいる間に船内を探検していた真嬉さん、きいさんの記念ショットであるらしい。
使ったことはないけれど、新しいシャワールーム。綺麗で使い心地もよさそうだ。家で風呂に入る時間がないときは、ここで入るのもありだなあといつも思う。
そろそろ下船か~という段階になって、冬季の間は横浜~東京間でナイトクルージングをしているため、竹芝着が1時間ほど遅くなると知り、電波がない中ベッドでゴロゴロ過ごすことに。
頭で描いていたよりは少し遅くなったけど、無事の竹芝到着! こうして、現実に着岸し、楽しい伊豆大島の旅は終わりを迎えた。
せめてものイルミネーションの景色。輪行袋を担いで帰るのだった。
そして、ここからはいつもの遊び足りない2人のターン。今回は一緒にイルミネーションを回ろうと思っていたのだが、竹芝到着が遅めだったのであえなく断念。
イルミネーションが素敵!! やはりこの時期の都心はエモい。
◆
行っておくなら今だろう、ということで伊豆大島の旅。行けるメンバーだけになってしまったが、どんな形でどのように走っても伊豆大島は楽しいのだった。
久しぶりの順周、初心に返った気持ちで本当に清々しかった。
今日もお疲れ様でした!(菊芋はマジでうまい)