よく我々のライドで姫になってくれる藤井さんが、「海鮮丼が食べたい」とのことでライドを企画してくれた。
そんなお呼ばれライドは、ひさーーしぶりの藤井さん、ゆうきちさん、そして真嬉さん、虫さん、私で行われる予定だった。
が。
虫さん、体調不良が続く。この辺りは本人のブログにて。
中毒疹のために運動禁止ということで、他の用事で声をかけてくれたばんばんさんと連れだって、ドライブでライドに参加してくれることになった。
ロードバイクと、虫さんの見送りキャリーミー。日陰がめちゃくちゃ寒くて、本格的な秋の到来を感じた。
自走50kmを経て集合場所にやってきた藤井さんとゆうきちさんを始めとしたライド組に、ばんばんさんお手製のサンドイッチが振舞われる。朝ごはんを食べたばかりだが、私もありがたく頂いた。
パンがやわらかくて美味しい！ 以前、ベーグルサンドを補給にし、歯ごたえで失敗したので改善されたのだそう。確かに車上補給にはこちらの方がよさそうだ。
ローソンのマチカフェ。私はカフェインレスにしたのだが、真嬉さんのカフェラテのカップの可愛さに嫉妬してしまう。この特別カップはドラクエコラボらしい。
こちら、おっかなびっくりキャリーミーに乗るゆうきちさん(SSレア)
さあ、補給も済んだところでスタート！ 私が先頭となって案内するが、ひどい渋滞でトラックも多かった。一人なら可能なすり抜けで、うっかりドッキリさせてしまう場面が続いたので大反省。まだまだである。
びゅーーーんと気持ちよく坂を下り、だんだん車が減って走りやすくなってきた。虫さんからコンデジを託された藤井さんが、カメラを担当してくれているようだ。
ばっちり富士山デー。このあと、小田厚のバイパスという、スプリント練習ゾーンがやってくるので、ゆうきちさんたちに「いいですよ！ スプリントキメても！」とかめちゃくちゃ煽っておいた。
そうしたら！！
「いやあ、やらないやらない」と言っておられたのに、ビュンと飛び出す姿をゆうきちさんが間近で見せてくれた。雄姿を収めるためとそれを追う藤井さん。速すぎて二人ともあまり写真に残らなかった。
もぞもぞスマホをポケットにしまう私、真嬉さん撮影の姿だ。私はもちろんスプリントなどキメず、小田厚の気持ちのいい追い風に乗って進むのみである。
すぐの信号で止まってくれていたゆうきちさんと藤井さん。合流後、藤井さんのカメラマンの腕が鳴る。
バイパスを過ぎ、二宮を目指す少し外れた郊外の道で、虫さんらの車に補足された。
信号待ちでの激写タイム。
クロ「そろそろコンビニ入ろうかと」
虫さん「おけ、次のコンビニで待ってるよ～！」
というわけで、目的のお昼スポットまで(たしか)15km弱くらいのコンビニで休憩タイム。
ばんばんさんに預けていた荷物のやりとりなどもでき、万全の姿勢でライドに臨むことができる。サポートカー付きなんて、こんな甘々グルメライドになんという贅沢だろうか。
おいしい海鮮丼を求めてスタート！ ここからは、藤井さん先行だ。
見事にカメラおぢさんになるばんばんさんの図。
これも車からの一枚。「いってきまーーす」と軽快に車と我々は別れたのだが。
そのあとは曽我梅林を通り、謎の畑に迷い込み、藤井さんとクロのスマホが同じ目的地に対して違う道を表示したりして、結構な大冒険だった。
さて、紆余曲折を経て到着したお昼スポットが、「いつかは世界の丼万次郎」である。イカしたネーミングセンスだ。バイクラックも完備された、結構広いお店なのだ。
さまざまなメニューに迷いつつも、ここは海鮮丼と決めて注文。なんと、丼ぶりがケースに入れられレーンでやってきた。
藤井さん「海鮮丼食べたすぎて夢にまで見ちゃったからね？！！！！」
じゃん、地魚多めの海鮮丼！ 刺身も大きければご飯も多い、これで1000円切っているのだからかなり安い印象だ。
後半戦にオーダーミスであん肝が３つも届くトラブルがあったが、無事に完食。
クロ「ハロウィンだし！！ここから近いのでスイーツ食べましょう！！！一夜城へ！！！」
そう、何度でも行きたい我らがヨロイヅカファームである。
そんなわけで、とりあえずグーグルマップの力を借りてスタート。
真嬉さん「小田原城だ〜！」
クロ「あんまり明るい時間に見ることないよね！！」
丼万次郎と一夜城はわりと近い。グーグルマップにちょっと翻弄されつつも、やってきたのはいつもドーナツ坂……
と思ったら、車がやっと一台通れるような激坂が待っていた。いつものドーナツ坂がマトモに思えるほどの坂だ。
ゆうきちさんが先行し、「進むのも無理、下るのも怖い、押し歩くにもやばい」とのことで、撤退をしていつものルートに復帰することにした。なぜ、こんな道に迷い込んでしまったのか……(尚この道もヨロイヅカファームに続いているらしい)
いつもの道で登っていく最中に見えるよい景色。満足感がある。
これは虫さんが捉えたドーナツをもろともしない藤井さんだ。さすが！
こちらもゆうきちさんの坂を蹴散らしていくお姿。実際の二人はピューンと登っていってしまったので、のちのちに写真でその雄姿を見届けた。
真嬉さんとともに二人でゴール！ 夏からこの日まで、私が一夜城に行きたいと言い出したのは三回。その三回ともに参加してくれた真嬉さんには皆勤賞をお送りしたい！ありがとう！夏はつらかったね！！
虫さんたちも合流し、いざ念願のスイーツタイム！ おいしいものはだいたい坂の上にあるのだ。
念願のコーヒーとスイーツを手に入れた～～！
これはピスタチオのロールケーキ。スポンジがどちらかといえば固めの触感で、想像の味とは違ったりもした。それでもよし、高いところで食べているからカロリーゼロ。
そして、パーティーの様相を示すこのテーブルの中央に鎮座するのは……
じゃん！ かぼちゃのホールケーキだ！ ハロウィンっぽいものが食べたかったのだが、ホールケーキしかなかったため、お店で切り分けていただき皆でシェアすることに。
皆がスイーツを楽しむ席で、まずはとクロックムッシュを頬張るゆうきちさんの図。ヨロイヅカファームはパンも絶品なのだ。
金粉とおしゃれなチョコ飾り、まさにハロウィン。ハロウィン限定スイーツがあるかもしれないし……と皆をそそのかしてここまで走った甲斐があった。
真嬉さん「わーーーーっ！！！
！！？？？？」
ここで、チケットの当落通知がぶっ込まれる。
真嬉さん「ち、チケット当たった」
クロ「え？あっ？あ、当たってる」
虫さん「嘘やん、えっ？？？私も当たってる……」
一夜城はチケットが当たる……今度は、そんな都市伝説をこさえて皆をここに連れてきたいものだ。チケットの神様、ありがとう。おかげでケーキもさらに5000倍美味しくなった。
この景色すら神々しいものに。
ありがとう、ヨロイヅカファーム。咲き誇る秋の花々。
これは最近のクロの情緒が乱れる組み合わせ。左の男が昔好きだった男によく似ている。
というわけで、記念撮影！ 最近膝の調子が思わしくない真嬉さんだが、見事なジャンプである。
激坂に気をつけながら、あとは下るだけ。ドーナツ坂はやっぱり下るときの方が脅威である。
このまま、小田原駅まで戻って明るい夕刻に解散！ 電車の三人を見送り、私は乗る路線が違ったため、最終的にはばんばんさん、虫さんの車の帰路に合流させてもらった。
ゆうきちさんはいつ会っても恰好いいし、ブルべの沼にズブズブしてくれる藤井さんはとっても嬉しいし、久しぶりの二人とも楽しくライドができていい一日になった。
真嬉さんの膝の問題がなくなり、虫さんの幅広い体調不良が一刻も早く改善しますように……。
今日もお疲れ様でした！(いつかは行きたい謎の坂道)
