始まりは、多分AJ神奈川の暑気払いだっだと思う。初めてキコさんに高尾山に連れて行ってもらった我々は、そんな話を会の中でしたのだ。
神奈川の中に登山経験者は多く、盛り上がった。
そこで!!登山経験者のおかださんと、ぜひ山歩きしたいですねという話になったのだ。
嬉しいお誘いに甘え、ついに登山部始動!
おかださんの車にピックしてもらい、虫クロ、とりさん、べいさんの6名で一路山梨を目指す。
めちゃくちゃいい天気!!だが前日との気温差10℃くらいある!週末寒波だ。
談合坂SAで食べたでっかい田舎まんじゅうおいしい。
アクアラインが強風で止まったため、高速バスを諦め塩山まで電車で来たべいさんをお迎えし、道の駅へ。
べいさん「田舎まんじゅうおいしそうだったな〜!!!」
言いつつ、五平餅を補給。
そんなこんなで、目的地の「西沢渓谷」に到着した。今日は、滝を巡る周遊コースをハイキングするのだ。
おかださんが「手元に紙の地図があるといい」と教えてくれた上、地図を印刷して皆にくばってくれた!
さあ、スタート。高齢のツアー団体などもいて、歩きやすそうな道だという雰囲気が漂う。
山の神にご挨拶するとりさん。
最初はおだやかに舗装路。
うんうん、ハイキングってこんな感じだ。
たびたびこういう看板を見かけるが、わかるはわかるのだが……なんかこう……!
渓谷は川沿いを行くので、たびたび吊り橋が現れる。クロは揺れる吊り橋は無理なのだ。
鉄板の舗装路?
なんだか道の様子が変わってきた。
西沢渓谷は滝見ハイキングにぴったり!
1人分のビバークポイントでおおはしゃぎ。おかださんがすっぽり入る。
落ち葉は多く、または前日の雨でわりとぬかるんでいる。
川沿いは飛沫もあり、なかなかに涼しい。というか、雪すら散らつく寒さだった。
滝を見るのが好きなとりさん!
歩けるように整備はされているが、なかなか鉄板やら脚立やら、その足場が面白い。
水がバスクリンカラーのところがちらほらある。
西沢渓谷、本当に雰囲気満点だ。
これはカエル石。たしかにカエルっぽくてまあまあお気に入りだ。
さてさて、大人気の「七ツ釜五段の滝」まで順調に来たのだが、滝見台が壊れているため令和3年から迂回路になっているそう。
入り口に張り紙がしてあったようだが、気づかずここまで来た。
迂回路!!!エキサイティング!!!
斜面急!!!!おもしろい!!すごい!!!!
ちなみにこのときはじめて、先に登っていたツアーの方々?が足を滑らせ石が降ってきた上、脚立から跳ね返って自分の手に当たるというめちゃくちゃな体験をした。
いよいよ、周回コースの折り返し地点へ。シャクナゲの花の模様で仕上げられた吊り橋を渡り、トイレとベンチのある休憩場所にようやく辿り着いた。めちゃくちゃ寒いが、ここで昼食とする!
CMになりそうなべいさん。
スティックチョコパンをアテにするとりさんと、おかださん。ちなみにまだまだ経験不足な虫クロは、おかださんから貼らないカイロという秘策を教わった!
雪がちらついたりもしたが、休憩場所の景色はきれいだ。
ダウンを着込み、耳当てと手袋も装着して下山。下りはなんとほぼ舗装路、ゆるやか〜な斜面という楽チンさだ。
西沢渓谷でだいぶ盛り上がったのが、この「ころばし看板」である。
いや負傷で済まんだろうという景色。多分生き残った人たちだけ看板になったのではないか? という見解でまとまった。
大展望台。綺麗に山々が見える。
おしゃべりしながらのんびり下り、
無事の下山を山の神様にお礼をした。
これは「◯悪沢」シリーズ。台風などのたびに崩れて補修が大変なため、悪沢と名付けられた。奥・中・口と沢の場所によって名前が変わる。
全然違う場所へ行ってしまう自己責任ルートの魅惑のトンネル。
落ちそうにない、安全な吊り橋を渡るとついにぐるりと周回完了だ。
ちなみに橋の上からなんとも不穏な橋が見える。事件としか思えない。
クロ「!!!!推理小説で見るようなやばい橋に近づける!!!!!!!」
もう絶対に渡れない、やべー吊り橋。この姿だけでバリバリにエモーショナルだ。
そんなこんなではしゃいでいるうちに、西沢渓谷周回コースは無事終了!おつかれやまでした。
そして、おかださんの素晴らしいアテンドの力でやってきたのは「ほったらかし温泉」!!!
ローディーやゆる△キャンやらで大人気の、あのなんか高いとこにある温泉だ。
このとき爆風かつ吹雪いてめちゃくちゃに寒かったのだが、あつゆにじっくり入って最高の癒しのひとときを手にしたのだった。
名物の温玉揚げ。サクとろりでうまい!
いやあ、日暮れ前の本当に美しいひとときだった。
ちなみに、売店でワインや日本酒などをそれぞれ購入するというご機嫌な一幕もあった。荷物が増やせるのはお車のおかげ!!
富士山と街並みの絶景を堪能し、
晩御飯はほうとうを食べに「歩成」へ。
お言葉に甘え、運転しない勢のアルコール摂取。私は山梨にちなみワインでカンパイ。
この馬レバーが狂おしいほど美味だった。
馬刺しももちろんうまい。
ほうとうはとんでもない量があったけど、スープまで飲み干せるほどのおいしさだった。べいさん曰くの、かぼちゃが溶けるまで煮てないところがここの美味しさの秘訣!たしかに!
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そんなわけで、本当にハイキングなのか?!という道の一幕もあり、べいさんに「これは初心者向けじゃないかもしれない!!!」と言われつつも、大満足の西沢渓谷歩きは終了したのだった。
今回は本当におかださんにおんぶにだっこだったのだが、あまりにも楽しかったので、ぜひまたゆる〜く続けていきたい。
今日もお疲れ様でした!(この日のYAMAPはバグ)