自走で駿河健康ランド、一泊二日お風呂満喫ライド - チャリ沼にドボン！
2018年にも行った、このライド。ちょうど顕現して間もないきいさんと山越えをした、思い出のライドだ。
今回は、前回参加のきいさん、しぃさん、真嬉さんに加えて、初めてのむっちんさんとマリリンさん、そして虫クロの7名で駿河健康ランドを目指した。
◆
・1日目
とりあえず虫さんとクロは自走。朝4:30にエビドリアを食べる。
グラタンの口だったのにウッカリしていた……。
とりあえずサクッと朝ごはんを食べて、小田原駅に向けてひた走る。
以前同じコースを走ったときよりひと月ほど早いため、夜明の時間も違う。小田厚のバイパス側道を行く頃には、もう明るくなっていた。しかしくもりのため、またしても赤い朝焼けは見られず。
富士山はシルエットがしっかり見えた。
白んだ景色に黄色のおひさまが顔を出す、やはり自転車に乗っていて朝が来るのは最高だ。希望がある。
思ったより早く着きそうなので、途中のセブンでひと休憩。ホットコーヒーが実にうまい。
国道134号に出ると、おそらくこの日に開催していたAJ神奈川の伊豆300の参加者さんと思われる集団がビューンと駆け抜けていった。その背中を大盛り上がりで応援する。
そんなわけで、小田原駅に無事到着～！！
前泊のマリリンさんと合流し、次いで輪行組がぞくぞくと集まってくる。これは、たんば竜のちーたんの瓦せんべい。真嬉さんからのお土産だ。
前泊の荷物もろもろを自宅に送ろうと試みるマリリンさんの背中。きいさんが付き添ってくれたのだが、パッキングはひと悶着あったようだ。
朝ごはんやらトイレやら、もろもろの準備を済ませて目指すは箱根国道1号最高地点！
いざ、スタート！小田原駅から箱根湯本駅まで6km、宮ノ下のコンビニまで6km、そして頂上まで6km。いずれも上りだ。
小田原城を横目に走る。
夏ジャージでちょうどよい気候だ。
国道1号もそこまで激混みということもなく、ほどよい塩梅で上れる。
最初はクロ、きいさん、マリリンさん、真嬉さん、しぃさん、むっちんさん、虫さんの順で感覚を開けつつ進んだ。
17℃は、ヒルクラで汗ばむ陽気だ。
しばにく見ないうちにすっかり綺麗になっていたバカヤロウカーブ。もう中に入って写真を撮ることはできないが、見事な花壇で美しい。
宮ノ下までは、斜度はまあまあ穏やか。後半が観光客や車で混雑するが、それでもそこまで嫌な感じではない。
宮ノ下のセブンイレブンで少し休憩。肉まんおいしい。きいさんはビシソワーズを飲んでいた。
こちら背景に生産者さんを映り込ませた、本日のオススメむっちんさんの図。この構図で写真を撮り続けているのだが、なんともいえず面白い。
ここから少し楽になるように記憶していたが、なんともそれは勘違いのようで、非難囂囂。まあ、最初はきついけど、三河屋旅館を過ぎて緩むような……？もはやあいまいだ。
そもそも、この蛇骨橋に至るあたりが一番きついのは間違いない。
東堂庵のモデルとして有名な「三河屋旅館」で記念撮影。箱根小涌園が母体になってから来るのは初めてだ。
ちょうどよく皆揃ったので集合写真！これはマリリンさん撮影だ。
これ以降はしぃさん、真嬉さんとクロで先行していたのだが、芦ノ湖で立ち寄る昼ごはんについてウキウキトークをしていた。秋のパンが食べられる期待に、足取りも軽い。
ついた～～～！！！！！
食べたいパンの話をしている間に、国道1号最高地点へゴール！
真嬉さんとしぃさんで到着記念のポーズ。
ちーたんとひとや。とりあえずぬい撮も欠かさない。
きいさんマリリンさん、むっちんさん虫さんも合流し、全員集合。
トレラン中と思われるお兄さんがわざわざ足を止め、記念撮影をしてくれた。頂上で7名揃ったありがたい写真だ。お兄さん、本当にありがとうございました。
さてさて、お昼休憩のためにさっそく芦ノ湖へのダウンヒルタイム。念のために一枚羽織る程度で済みそうな、かなりいい気温だ。
しぃさん、真嬉さん、クロはパン屋部隊。ここぞとばかりに、お気に入りの「箱根bakery＆table」にやってきた。他4名はローソンに向かってもらい、私たちはいそいそとパン活へ。
ちなみにこれはローソンでヒプ活する人たちの豪遊の様。これはこれで羨ましい。
パン屋ではささっと買い物を済ませて皆と合流。山をの登りながら話していた、「食べたい根菜のパン」のイメージそのもののパンが売っていて、めちゃめちゃ感動した。
カフェインレスコーヒーと焼きたてパンで、心の底から幸せになる。
ほどほどに休憩し、昼食を済ませて再スタートの準備。箱根峠の2kmくらいしか登りはないのだが、目的地まではまだまだ70kmくらいある。そう思うと長い。
ちなみにこれはクロが先行きに絶望しているのではなく「かえる立ち」？「かえる倒立」？なるものができるかチャレンジをしているのである。顔面からいきそうなので、マリリンさんときいさんが受け止めようとしてくれた(そして笑い崩れた)
気を取り直して、再スタート。かえる立ちはできなくてもとりあえず自転車には乗れる。
短いとはいえ登りは登り。道の駅が出てくるが、てっぺんはもっと先だというトラップの箱根峠である。
途中、全員でダウンヒルに備えて一枚羽織り、そして400mほど進んでついに頂上へ！！
ここからの下りが、景色も含めて最高なのである。国道1号まで上ってきたなりの、長い長いダウンヒルだ。車はそこそこいるが、悪くない道だと思う。
これこれ！！！
クロ「最高〜〜〜〜！！！！」
この道の下に広がる静岡の市街！！！何度見ても、最高以外の言葉が出ない。
と、絶景に浸っていたら。後方で色々時間が起こっていたらしい。
しぃさん「なんか音したよね？！」
きいさん「なんかパキッていわなかった？！」
真嬉さん「さっき吹っ飛んでったのはウィンブレの袋だったか〜〜」
虫さん「気づいたんだけど拾えなかった〜〜」
とかしっちゃかめっちゃかやっていたのだ
が、
しぃさんのホイールのスポークがイカれている……！！！
幸いにも折れたわけではなく、スパークニップルが緩んだだけのようだった。
むっちんさんが持参していた布テープの秘密小道具(パンク修理用)を使用し、応急処置してとりあえずことなきを得た。
楽しいダウンヒルタイムも終わり、いよいよ三島へ……
そして、ついにエターナル静岡タイム。千本松原が始まった！
まあ向かい風じゃないし、寒くも暑くもないし、単調なだけできついわけじゃない。ダレる……気持ちがないとはいわないが。
ややこしい道をどう行くかの談義など。
美しい夕焼け！ ど平坦といえど先はまだまだ続く。
過去走ったルートを参考にしているが、なかなかその通りともいかない。
ラスト20kmくらいでの補給タイム。
コンビニに立ち寄ってるあたりで日没！
交通量がめちゃくちゃ多い橋は歩道走行推奨。Google案内の謎ルートもある。
ようやく由比にまで辿り着いた〜！
これは夜の薩埵峠見学。ただ登り口を見ていただけなのだが、巡回をしていたパトカーに「熊が昨日出たから気をつけて」と言われる始末。こんなところにまで熊が……。
最後の歩道走行ゾーンを越えて、
するけんに到着！！！ 全員揃って元気にゴール。私と虫さんは自宅からの自走駿河健康ランドふたたびだ。たくさん走って大満足。
2023年も、地下のスポーツジムに自転車を畳まずに預かってもらえる。最高だ。
この後ゆっくり温泉タイム……ではあったのだが、国産ワインの試飲会をやっていたので、どうしても飲みたくて速攻出てきた。
皆の晩御飯タイムに、きいさんとナイアガラのボトルを持参して合流。こうしてワイワイした夜は更けていった。
・2日目
するけんの朝〜！！
昨日は日付が変わるぐらいには寝てしまったので、朝から露天風呂を楽しむ。
するけんの朝ごはんタイム。なんだか規模が縮小したような気がするが、変わらずおいしい。
むっちんさん「あ〜〜きんにくつう むり」
しぃさん「マッサージするね〜」
しぃさんの手厚い超絶技巧でむっちんさんがよくわからない声を上げ続けている。
こちらマリリンさんからのお土産！
バスケットボール最中を朝ごはんにする組も。朝のゆったりした時間も良い。
11:00チェックアウトだが、ランチの目的地に合わせて10:00に出発！
今日は昨日とは逆方面、静岡駅の方へいってきます！
2日目も暑くも寒くもない、最高に気持ちのいい晴天だ。
国道1号を行く。
たまに左折専用レーン特有の難しさはあるが、道は綺麗だし車の運転もやさしいし、とても走りやすい。
念願叶って、とろろ汁の「丁子屋」さんに自転車で皆でやってきた！
めちゃくちゃおいしいのだが、場所を思うと駿河健康ランドに来たついでに行くのがちょうどよい。
順番待ちの時間に、売店でみかんの試食をさせてもらう。
早生が甘くてめちゃくちゃおいしかった！
お昼時なので順番待ちがあるとはいえ、店内も広く、待ち時間も30分かからない。スマホで呼び出しがあるので心配はない。
お店の雰囲気もいい感じだ。期待が高まる。
そして、とろろ汁タイム！
おいしい！とろろ大好き！！！麦飯もおいしい！！！
黒はんぺん揚げもおいしい！
ジローに求愛されるちーたんの微笑ましい図。
風情がある。
でかいすりこぎときいさん。これは労働刑？？
皆で揃っての一枚！いいランチタイムだった！
さあ、あとは5kmほど走って静岡駅へ向かうぞ〜！！
最後までいい天気。
無事に静岡駅に到着！こうして一泊二日に渡る駿河健康ランドの旅は終わった。
静岡駅では、真嬉さんのお友達であるあっこさんが会いに来てくださっていた。
我々の分も激ウマのお土産をいただいてしまい、大感謝。
静岡麦酒といただいたいばかりのかつおぶしチップスが最高の組み合わせ！
夕焼けの富士山に皆でワイワイ。
こうして、最後は大満足の輪行帰宅で幕を閉じたのだった。
これは遊び足りない2人withしぃさん！
延長戦で帰り道ライドした真嬉さん、きいさん、しぃさんは、最後に晩御飯まで楽しんで、良き旅を終えたようだった。
◆
こうして、数年ぶりの駿河健康ランドライドはお天気にも恵まれて、無事に走り切ることができた。
長く走ることが増えると、サドルの上にいるのが当たり前という感じがして気分がいい。
今日もお疲れ様でした！(ハロウィンの思い出も一枚)
