※このブログはライド記事ではありません※
虫さんが誕生日に「皆と推しの地に旅行に行きたい!といったことが始まりだった。
2020年4月に予約支払いまで済ませていたその旅行は、コロナ禍により中止に。
今回、3年越しにそれがフルメンバーで叶ったので、記録に残しておこうと思う。
レンタサイクルで観光はしたけれど、ライドブログではないのでそんな感じで読み進めてほしい。
より雰囲気の分かりそうなやつは虫さんのところで↓
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未来の我々のための、今回の旅程表記録
1日目
7:00羽田空港集合
8:00台フライト(遅延)
10:30頃レンタサイクルで観光スタート!
・土佐神社
・岡田以蔵墓
・たちばなのハンバーグでランチ
16:00レンタサイクル返却
ホテルに荷物預け入れ、バースデー祝い
・高知城夜の観光
・ひろめ市場で晩御飯
23:00ホテルの大浴場クローズ
2日目
7:00ホテル出発
高知駅へ荷物預け入れ
・日曜市
バス移動
・長曾我部元親墓
・長曾我部元親初陣の像
バス移動
・龍馬像
・桂浜、海津見神社など
・桂浜海テラスでランチ
高知龍馬空港18:00台フライト(遅延)
21:00羽田空港解散
やることが!!!!!
やることが!!!
多い!!!!!!
バスとか一時間に一本しかない地方あるあるで、まるでブルベにおける借金状態になるなどしたが、とても楽しい旅だった。
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バスを使ってバビューンと羽田空港へ。今回はANAの旅だ。旅行に行く服はめちゃくちゃあせって買ったけど、虫さんとむっちんさんのコーデアドバイスに感謝。
ゆたそさん、バスで半分寝ながらソシャゲ周回を……???
虫さん、ゆたそさん、クロの3人はバスの都合で皆よりだいぶ早く着いたので空港で朝ごはんを。と思ったら、いやはやだいぶ重たい量だった。
こちらは待ち合わせ場所の真嬉さん。今回のメンバーは総勢7名、皆三々五々と集まってくる。
きいさん、しぃさん、真嬉さん、むっちんさん、ゆたそさん、虫さん、クロの7名で行く、高知旅行スタート!
土佐もちたちもうれしそう。
むっちゃんの旅装束は、今回のためにすべてゆたそさんが手作りしたもの。土佐へ行くだけあって、気合いも入ってすばらしい。
いってきま~~~す!!
寝たり、機内のドリンクをもらったり、あらかじめ開いておいたブログを書いたり。あっという間の1時間ほどの空の旅。
到着、高知龍馬空港だ。FGOからも龍馬とお竜さんを連れてきた。この旅、とにかく綿が多い。
クロのぶれ具合ではしゃぎようが窺える。ちなみに、高知龍馬空港からJR高知駅まではまたも高速バス利用だ。これがだいたい40分ほどかかる。
JR高知駅内で、とりあえずちょっとした腹ごなし&土地の酒チェック。この時点で真嬉さんから「かんざし」を激推しされていた。
あっさりしててやわらかく、味の入りもよかった姫かつおスティック。美味。
さあ、駅前の三志士像に挨拶して……
「PIPPA」という、わりと最近導入されたらしいシェアサイクルで観光開始。こいつら、残念ながらただクソ重いだけの電動じゃないシティサイクルだった。
ギアは3段あるけれど、登りがあんまり楽じゃない。
が、どうにかこうにか土佐神社に到着。こちらは長曾我部元親ゆかりの地ということもあり、古から「戦国BASARA」でチカちゃんの野郎どもだったしぃさんと虫さんは大盛り上がり。クロは毛利元就が推しだ。
土佐神社は森を抱えていて、けっこう見どころがたくさんある。
コラじゃないよ。手前がゆたそさん、奥がしぃさん。
自然の中のわんぱくむっちゃんかわいいね。
あやしい商材を売るかのようなむっちんさん、本物の笑顔がお店できず残念だ。
土佐神社をひととおり堪能し、そこから3kmほど走って……
今度は、墓参り。
岡田以蔵の墓である。
そう、これこれ。高知旅行の大目的のひとつといっても過言ではない。私は中学生から幕末のオタクだったので、岡田以蔵はその頃からの推しである。今やさまざまなメディアミックス様のおかげで人気のある以蔵さんだが、当時はもう全然マイナーもマイナーで、墓も看板ひとつに森の中に放置のようなひどい有様だったようだ。
それが整えられ、看板も増え、(近年には烈士として認められ!!!)となったのもこの知名度のおかげだし、何よりきっかけとなってくれた佐藤健さま本当にありがとうございます。龍馬伝ありがとうございます。一気見したすぎて未だに視聴していない……。
まあしかし、看板が増えてある程度道が整おうと、わかりにくい山中にあることには変わりない。
一応階段があるのでいいのだが、最後の最後にあるはずの「絵金の墓」(高知出身の幕末の人気浮世絵師)と「以蔵の墓」を指す看板が、どうやらなくなってしまったようだ。
絵金の墓は左、以蔵さんの墓は右。
きいさん「こんなとこ遭難するよね! 一歩踏み外したら滑落じゃん」
クロ「やば、ミステリー!消えた死体!」
とかなんとか言ってたらひとりはぐれて墓を探しにいったきいさんが戻ってこれなくなるという、バリバリフラグ回収遭難事件もあった。
まあ、どうにかこうにか全員揃って正しい道へ。
かわいい案内板が増えてよかったね……。以蔵さんが泣いて喜んでいる絵らしく、ほほえましい。
ありがたくお墓参り。
以蔵さん人気おそるべし。全国のファンの皆様ありがとうございます。
時刻は気づけば13:30すぎ。山から出て、ようやくランチタイムに。
以蔵さんのお墓からほどちかい「たちばなのバーグステーキ」だ。
前評判(グーグル)とこのメニュー表だけで期待しかない。
最高!!!デフォルトでこれ、でか!!!!
2種類の塩と、コショウのお作法と、それからわさびを追加で心ゆくまで味わった。ボリュームがあるし脂もすんごいのだが、めちゃくちゃ美味しかった。本当にここにきてよかった。
ありがとう、PIPPA。壊れているやつのチェックは本当によろしく頼みたい。
いろいろ時間を食ってしまい、閉館時間までに高知城に行くのは難しそう、とのことで……。
駅中のカフェにて休憩。龍馬ラテアート、かなり嬉しい。
これは草。酒飲みの聖地。絡み付くゆたそさんときいさん、シラフ。
荷物をコインロッカーから取り出し、とさ電でホテルへ向かう。鏡川沿いのホテルなので、徒歩20分ほど。ならば路面電車を楽しもうというものだ!
ホテルで虫さんのバースデー祝いゲリラ開催!「it's My birthday」のタスキが何ともいえず似合っている。
夕方のひろめ市場に、夕食の場所を求めて見学へ。
高知に来たら絶対行こうと決めていた場所だが、とにかく大人気。7人で食べる席がなかなかなさそうで、どうしたもんかと悩ましい。
とりあえず、また後で考えようと、先に高知城へ。
花回廊は毎年のイベントらしく、花と城のライトアップイベントだ。このたった3日間だけ、夜の高知城の天守閣に上れるのである!!
板垣退助と記念写真。
天守閣に夜訪れるのもオツ!!
中も外もめちゃくちゃ幻想的でよかった。
天守閣に上るともらえる銘菓「梅不し」、これがなかなか品がよくて美味しい。
たっぷり高知城ライトアップと天守閣を楽しんで、ふたたびひろめ市場へ。時刻は20:30頃だったが、なんとか席を確保し宴会を楽しむことができた。
虫さん誕生日ケーキ!!
乾杯!!!!
ガチャをしたり爆死したり、日本酒やご当地つまみや飲めや歌えや。あんまりにも楽しいのだが、ホテルの入浴タイムリミットは23:00。
アラームを鳴らし、泣く泣く21:45には退店した。
まっすぐ帰ればいいものの、コンビニに寄り道してアイスを買ってしまう。飲んだ後の甘いものおいしいね。
これは、しぃさんのアイスクリームがあまりにも、あまりにもマイク🎤で……。しぃさんのリプノシスマイクといわれ、アイスを向けられたクロがワンバースもキメずに膝を突く図。
一日が秒で過ぎてしまった。大浴場タイムリミットが迫る我々の、チキチキレース帰宅レース。
なんとか帰りついて、風呂上がりの晩酌タイム。
実は明日は朝から観光なので、名残惜しいがほどほどの時間で布団に。こうして、旅行一日目の夜は過ぎていく。
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2日目
おはようございます。7時にホテルをチェックアウト、どうしてこんなタイスケになってしまうのか。
ホテルからやってきたのは日曜市。これもご当地の食べ物や野菜、アクセサリーや陶器などが所狭しと売られる市の開催である。
まんじゅう。
はし焼き。
串焼き。
いも天。
カヌレなどなど。
何もかも楽しい。名物のいも天はもちろん、焼き鳥もたまごサンドも大判焼きもおいしい。
刀の鍔を見たり、ハーブティーの試飲をしたり、この後の予定が詰まっているのが悔やまれる。
日曜市のあとは、土佐といえばのはりまや橋へ。坊さんかんざし買うを見た〜〜!!
特別何があるではないが、聖地といえば聖地なので本当に来られてよかった。
そして、昨日に引き続き長曾我部元親に思いを馳せる時間だ。こちら、高校生のときの私の気持ちを思い出し、お墓参り。
連れてこられなかったら長曾我部元親さんは知らないままだった気がする……みたいな話もしたので、皆と来られてよかった。
あと、同じくBASARAに縁のあるしぃさんにも大感謝!!!
若宮八幡宮に訪れ、ここでもチカちゃんの歴史に触れる。しかしいよいよ1時間に1本しかないバスの時間が迫る。
これはしぃさんと虫さんだけにダッシュで行ってもらった、チカちゃんの初陣の像。いや本当にチキチキレース。
なんとかバスに飛び乗り、ついに向かうは桂浜。若宮八幡宮から桂浜までまあまあある。
無事に!!!!
でっっっかい坂本龍馬像!!どこかしこにも龍馬がいるけど、ここは本当にいい感じ。
なんだか骨組みに登って近くで龍馬を見る体験とかしていた。
桂浜が最高すぎて帰りたくない。
海津見神社、残念ながら御朱印帳は頒布分が終了していた。
上から見た海も美しい。
本当に桂浜が最高すぎて……。
ちなみに、桂浜神社で虫さん、ゆたそさん、しぃさん、きいさんが真珠取り出し体験へ。
その間、むっちんさん、真嬉さん、クロはぼーーーっと桂浜を眺めながらアイスクリンを食べていた。
本当に最高。桂浜、一日中見ていたい。
こちら、先ほどの真珠取り出し体験の真珠をアクセサリーに加工したもの。素敵!
ようやっとランチタイム、いい天気でビールもおいしい!
高知、全体的にこういった商業施設のフードコートの料理も美味しくてわりと安い。
これはビールの後のカフェタイム。
ずっと真嬉さんと狙っていた「満天の星」という和菓子にようやくたどり着いた。美味しいものを前に、真嬉さんちの一家は今日もご機嫌である。
みっちり観光を済ませ、やっと高知駅に戻ってきた。ようやくこの辺で時間にゆとりが生まれる。
観光案内所をフラフラするだけでも楽しい。
なんなら、高知駅から高知龍馬空港へバス移動するだけでも楽しい。ただ、ここでしか飲めないご当地ビールが見つかっていないことだけが悔しい。
空港内の土産売り場でもまたビール物色。
結局、クラフトビールのTOSACOの中でも、銀座のアンテナショップであまり見ないやつを選んで最後の乾杯をした。
真嬉さん激推しのかんざしも購入した。
楽しい時間は一泊二日もあるのに一瞬で過ぎる。いよいよ、さよなら高知県。
いやあ、来てよかった。四国は初上陸。若かりし頃から幕末オタクとして岡田以蔵を推し、刀剣乱舞にハマり初期刀は土佐っぽ、FGOで最愛の坂本龍馬と出会い、とにかく勝手に縁を結んだ高知県。
たくさん飲み食い観光もし、皆と力いっぱい遊んでくることができた。推しにも感謝だ。
あまりに名残惜しいので、羽田空港についてからもタリーズでひと喋り。
3年越しに叶った、高知旅行は幕を閉じた。
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コロナで阻まれた3年越しに、変わらず7人で旅行に来られたことを、心から嬉しく思う。トークの内容とか顔ハメパネル祭りとか、楽しいことはたくさんあったが流石に載せきれそうもない。とにかく、とにかくいい旅だった。
きいさん、しぃさん、真嬉さん、虫さん、むっちんさん、ゆたそさん、ありがとう!!!!!!!!
今日もお疲れ様でした!(高知は土産物も全部うまい)