暑さも落ち着いたし、平坦なら……ということで久しぶりにどろさんを誘ってのライド。真嬉さんも参加してくれて、どろさん、真嬉さん、虫さん、クロの4人で平坦を走るグルメライドをすることになった。
朝の境川、どろさんとの待ち合わせ場所まで走る。
いい天気! 涼しいからと11月のライドにしたのだが、この日は妙に晴天で……?
とりあえず、待ち合わせ場所の境川遊水池に到着。
どろさん「ヘルメットすかすかになってたから買ったわ〜」
無事にどろさんと合流! 黒のジャイアントも久しぶりだ。
さあ、その名に恥じない平坦ライドの始まりだ。
ビューンと走って藤沢駅で真嬉さんとも合流。時刻は9:00、11:00開店のお店を目指して走り出したのだが……
藤沢駅から大磯港まで20kmもなかった。どろさんも久しぶりだし、ゆったりめの予定を組んだが心配は無用だった。
清々しいほどの青空。
気温は午前中ですでに23℃、富士山が綺麗に見渡せる。
時間に余裕がありすぎるので、愛車と富士山も一枚。
びっくりするほどの追い風で、ぐんぐんと134号を進む。
大磯港への到着が早すぎたので、とりあえずアイスタイム。左がどろさんの食べたみかん味、右が真嬉さんの食べたコーヒー味。
みかんはみかんの皮の味?コーヒー味濃厚で美味だった。
お目当ての「めしや大磯港」は、祝日ということもあってか開店30分前で長蛇の列に。早くついてよかったね……と本日のメニュー看板を見ながら並ぶ。
ホウライヒメジの姿作りが限定定食となっていた。知らない魚だ。
というわけで、開店と同時に無事に入店。私はイサキの塩焼き定食にした! ブリの刺身と鯖のフライが付くという、メイン以外はうまうま脂質多め魚パレード。
そしてドンッ!!!
オニカサゴ!!!!
どろさんが頼んだオニカサゴの姿作り、インパクト満載の店内の絵画と共に。
真嬉さんと虫さんはとにかく美味しい魚尽くしの刺身定食にしていた。
我々が食べている間にも続々と売り切れる。今日はとにかく混んでいるぞ。
さて、食事の後はオオイソコネクトへ。このたてものができてから、本当に大磯港は明るくなった。
地元の海産物、野菜、加工品などさまざま。
目を引かれる太刀魚。でかい。
そしてでかい上に安すぎる、サバのフライ。
さて、大磯港から1kmほどのところにも、今日のお目当てがあった。
そのお店は、木・土しか営業していないうえに開店1〜2時間ほどで売り切れるという。
地下道を通ってしまったが、もう少し行きやすい道もある。
住宅街の中に、ポツリと看板が。
こちら、「パンとチーズ fumoto」だ。
12:00オープンなのだが、10分ほど過ぎた頃ですでに入店の列ができていた。
しばし待って店内に入ると、すでに売り切れのパンも。パンは自家栽培の小麦や契約農家さんの小田原の小麦を使っているらしい。
チーズも直接仕入れ、売っているのだそう。
店主さんもとても感じが良く、人が待っていなければしこたま買って行きたくなってしまいそうなお店だった。
満腹なので持ち帰って食べたが(写真はないが)……すさまじく!!!うまい!!!!!本当にうまい!!!!!
タイミングが合ったことに満足しつつ、134号を再び走る。
なんと復路も追い風! こんなラッキーな日、滅多にないのではないか。
しかし驚くべきことにこの日は夏日。どろさんは暑いのが苦手だから……と満を辞しての11月だというのに、なぜ。
藤沢方面までひた走り、
鵠沼にて、いかにもそそられる素敵なカフェを発見。うつわとスイーツなんて、立ち寄らない手はない。
住宅街にある民家がお店の「汎スイーツ」さん。店主の方に断ってお庭にロードバイクを置かせてもらい、玄関の扉をくぐると……
想像以上に、好みのうつわたちが。
棚に飾られた、カップとソーサーがどれもいい。これらはすべて「丹波焼」で、日本六古釜のひとつであるにも関わらず、関東ではあまり出回らないという。
さらに、テイクアウト用のコーナーでも買い付けた器を販売していた。なんと素晴らしいお店だろうか。
かわいらしいケーキや焼き菓子、そして丹波焼のうつわ。
真嬉さんが即決で買った釉薬のきらきらが美しいお皿。透明感があって可愛らしい。
ホットコーヒーかホットティーを選べば、好きなカップ&ソーサーで提供してくれる。
この焼き締めのうつわ、大変私好みだ。釜は丹山さん。
そしてフルーツのショートケーキ、これがまた美味しい。パフェは華やかかつ美味しいし、紫芋のタルトはパイ風のタルト生地が絶品であった。
店主さんと丹波焼についてもあれこれお話しし、ものすごく充実した時間を過ごさせてもらった。落ち着いた店内、美味しいケーキ、好みのうつわたち……最高である。
店内の引き出しの中にまで、買えるお皿や小物があった。
絶対にまた行きたいお店だ。境川の終点からも近く、かなり立ち寄りやすい。
うっかり長居してしまったな〜と藤沢駅へ。
真嬉さんとは、今日はここで解散。輪行での帰路を見送った。
そして、どろさん、虫さん、クロは夕暮れの境川へ……。
この時期は日暮れが早い。辺りは暗いのだが、境川は時間帯的には利用者が多く、注意深く走らなくてはならない。
どろさんと別れ、虫さんと2人自走で帰った。ほぼ100kmのライドだったが、獲得標高はなんと300m未満という、凄まじく平坦のライドだった。
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ちなみに、私も気に入ったものがあり、お店でうつわを買って帰ってきたのだった。
家にはないタイプの五寸皿で、深い青がとてもいい。
今日もお疲れ様でした!(うつわの買い付けに行ってみたい)