上半期の大目標である興津600が終わった!
これから、秋が来るまでブルベの参加はひと段落だ。
疲れた心と身体を癒すため、三浦のエモーショナルスポットに行き、美味しいものを食べるライドをすることにした。
メンバーはどろさん、きいさん、真嬉さん、虫さん、クロ。
(先週頑張ったしとゆるゆるライドに喜んでいたら、それから3週間ライド予定が全部流れる雨になろうとは、この時思いもしなかった)
◆
昨年食べさせてもらった真嬉さん家のふるさとの味、いかなごのくぎ煮。あんまりにも喜びまくったために、今年もおにぎりの具としておすそわけしてもらった。うーん、やっぱり変わらずおいしい甘辛い味。
そしてこちらはきいさんがファンライドイベントで偶然遭遇した我らがわたるん先生にサインを書いてもらった行動食入れ(チョコベビービッグ)わたるんも「え?これに……!」というシロモノだったらしい。
さあ、そんなわけでご褒美ぐだぐだライドスタート!久喜ハイランドにあるパン屋「zacro」を目指す。
どろさん「平坦がいい……坂嫌だ……」
クロ「大丈夫、こっちからいけばグーグルマップ的にはほぼ平坦だから」
と思ったらやっぱり坂。それでも、前回のパンライドよりはまろやかな気がする。
真嬉さん「ほぼ平坦……?これが?」
どろさん「坂!!!!」
えっちらおっちら登ってパン屋に到着。やはりzacroまでは、久里浜駅から行くよりもYRP野比駅から行く方が斜度がややゆるむ。
溜め息が出る。いつ見ても本当においしそうなパンの数々……!試食もたくさんあるので、あれこれ試して気持ちが惑う。
今日はフォカッチャサンド!チキンやらサーモンやらがずっしりぎっちり。
すぐ隣に自販機があるので、皆でパンパーティー。小さなテーブルと、席は4席ほどある。こののんびり感がたまらない。
食後は思いっきり下り基調の5kmほど……。なんて気持ちのいい晴れだろう。
うみかぜサイクルさんで、いつものごとくうみちゃんと戯れる。
きいさんはうみちゃんと初対面。まずはマキチャンとコミュニケーションタイム。
めっちゃ愛でてるのに拒否られるきいさん。うみちゃんはだっこが嫌になるとめっちゃ鳴き出すし、前足で押しのけてくる。
だがしかし、ご機嫌なあいだはこうして構うことをやめられない。強気の姿勢で愛でるどろさん。
うみちゃん、今日も遊んでくれてありがとう!!
さあ、ここからが本日のメインタイム。エモい海辺でまったりする。
暑すぎるのでアイスタイム。氷をドリンクに補充して、外遊びに備える。このときも大概刀剣の話をしているはず。
この冒険感、三浦に来ましたという感じ。
どろさん「クソ坂あるよ!!!」
虫さん「うわ出た!」
急激に悪くなる道、斜度、安全重視で自転車を降りるどろさんたち。そして、膝トラブルを完全に克服して「登れた~~」と走り抜けていく真嬉さん。
すばらしいポテンシャル、いろいろ悩ましかったから本当によかった。
きれいに開けた畑を抜けて、自転車とはここでお別れ。持ってきたマリンシューズに履き替えて、夏草で鬱蒼とした道を行く(通称・トトロの道)
秘密の道を抜けて……(会話は限界オタモード)
開けると、素敵な世界の果て。
小さな世界の、手が届くくらいの、高校生が選んでしまうくらいの断崖。
これは石かりトークに頭を抱えるきいさん。真嬉さんの過剰なファンサがきいさんの命を奪う。
さ〜!!カニをとるよ!!!
いい天気で最高、ついでに景色がエモくてたまらない。
これがしたかった、磯遊びシーズン到来だ。尚、胃の不調で虫さんはしばしのお昼寝タイム。
今日の釣果!
マハゼの稚魚がほとんどだが、この日はアメフラシをゲットするという素晴らしい戦績だ。本物のアメフラシを初めて見た。
世界のはじまりという景色。
きいさん「石切丸そういうとこあるよ〜〜!!!!!!!」
真嬉さん「ここに青江いるんでしょwwww」
さあ、楽しく遊んだ後は肉を食べに再び自転車にまたがる。
西日になっても三浦の景色はエモい。少々渋滞するし、やんちゃな車が飛び出してきたりするが、それを凌駕する素敵な場所だ。
ついた!本日の晩御飯、ステーキ宮。
ステーキ宮はきいさんの人生の中で思い出深い場所らしく、来れたことを喜んでくれたのでとても嬉しかった。
どーーーーーんと皆で肉タイム。
遊び疲れた身体にステーキ宮のたれが染み込む。スープバーもあるのだが、好きなだけ飲んでいいのが申し訳ないからかな本当に手が込んでいて味も最高だ。
これはやはり萌えにより命を失っているきいさん。
クロ「石切丸と×××××?????」
きいさん「クロさん!!!!!!やめろおおおおお!!!!!」
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、別れの時間へ……。
駅前までじゃれ合う我々だが、きいさんと真嬉さんは走り足りないということで、このまま深夜の荒川ライドへ向かったという。
◆
我々のライドはオフモードのときは、ロードバイクが本気でただの移動手段になるか、エモい話をするためのカフェの椅子がサドルになるか、そんなものである。
今日もお疲れ様でした!(美しき身近な世界の終わりとともに)