12月18日、平年にしては気温の高めの快晴。
久しぶりに、ショップのおじさまとのライドだ。
虫さん、ゆたそさん、クロとおじさまの4人で、馴染みのあるコースを走ることにした。
・朝ごはん休憩
境川CRを雑談しながらまったり走りだし、10kmほどでコンビニに立ち寄る。
ゆたそさんが朝食をとり、その横で私はあんまんとホットコーヒーを補給した。
冬の補給食として、最高の組み合わせだ。
夏ならば、セブンにかぎり塩豆大福とアイスコーヒーというのも素敵だが、トイレが近くなると困るので、ブルベの際には取り入れにくいのが悲しいところ。
ローソンのコーヒーカップがやたらと可愛らしい。
・アタック!城山湖
そのまままったりとしたペースでいざ、城山湖へ。
城山湖の発電所の上に至るルートは多々あるが、今回はそのうち13%の坂を含むコースで進むことにした。
そして、坂道がはじまり、おじさまが加速。
追う。
やっぱりちぎられる。
ただ、せめてもとインナーローを封印し、減速してもあきらめない、踏めるところでは踏む、という気持ちで走った。
どうしておじさまはいつも坂で仕掛けてくるのだろうか……。
何度見ても、城山湖の景色は絶景。
都市を見渡すのも、穏やかな湖面を見るのもとても楽しい。
・津久井湖インターバル
寒いダウンヒルのあとは、わりと高いところか津久井湖を見下ろし、アップダウンを繰り返す。
おじさまが登りのたびに加速するので、二番手についていた私は追わざるをえず、キレ気味のゆたそさんの声を背後に聞きながら、集団はばらけることに。
追っても追っても最後にはちぎられる。
結局ちぎられたまま、バス停のベンチスポットにて小休止。
その際に、虫さんが自慢のチタンフレームやら、ゆたそさんご自慢のカーボンホイールやら、おじさまご自慢のアレなカーボンフレームやらに跨らせてもらい、ちょっと遊んでみる。
そして、ここから先はやや林道っぽさのある、細い道の登り基調だ。
ゆったり走り出してすぐ、おじさまがポツリと「もう何をやっても速くならない」と零した。
冬で関節などに不調が出るのもあるし、もちろん年齢的なもので若い頃のようにとはいかないのだろう。
それでもめちゃくちゃ速いのに、この人も衰えに悩んだりすることもあるのだろうと。
本当に、しんみりして、
「何言ってるんですか!」と口にした瞬間
おじさま、加速
「ああああ本っ気で油断してたのにぃいいいい!!!!!!!」
林道に響き渡る腹の底からの絶叫。
死ぬ気で追いかけたが、次に斜度が上がったらもうもたない!!というところで、本当に斜度が上がって見事にちぎられた。
息が上がる前に回転を落として重いギアを踏むなど、そんな芸当私にできるはずもなく。
ものすごく楽しかったが、道半ばにして脚がブルブルしていた。
この写真は、完全におじさまに不満を訴えている図である。
ここからは気持ちよく下り、美しき橋でも一枚。
このあとは補給食もないのに空腹になり、昼飯どころまでココア一杯でしのいだので、力はあまり出ず。
どんなライドでも、カロリーをとれるものは持っていないといけないというのに……近所のライドだと気を抜いてしまう。
インターバルをせずにゆるゆると慣れた道を帰り、胡麻味噌担々麺でようやく生き返ることができた。
そして、夜は虫さんとゆたそさんとオシャレ飯。
「今日走ったしね〜〜」と言いながら、明らかにカロリーオーバーなデザートまでつけてしまうのだった。
今日もお疲れ様でした!(夜のケーキは筋トレの戒め)