そして迎えたマラソン大会当日!!
これは未来のための覚書でもある。普段の朝ランは朝ごはんを食べる前にしているのだが、今日は起きてからスタートまでだいぶ時間がある。
とりあえず走り出しの3時間前に白米をふりかけでもりもり食べておいた。
モンベルのライトウェイト+サイクルジャージ+いつものジョガーパンツ。ウィンブレを羽織り、現地まで寒いと嫌だなとダウンやらダウンスカートやらスヌードやらでスポーティな軽装を覆い隠して電車に乗る。
今日の最高気温16℃、誤算。
初めての場所に選んだのは、おなじみ二子玉川。スタートの45分前くらいに受付に到着。
参加したのは二子玉川エコマラソンの10kmコース。エコな名前だけあって、更衣室などはなく設営もシンプルな感じ。
テントやレジャーシートを持参しているグループもいる。人数は少なめな方らしい。
運営用意の荷物預かりのブルーシートと、参加賞のバックパック。防寒しすぎたせいで信じられないほどの大荷物だが、とりあえず準備万端。暑い。
公園の仮設トイレがめちゃくちゃ受付に近いのでとてもありがたい。
エントリーリストを確認して、計測チップ付きのゼッケンを受け取るだけでスタート準備はOK!
一応アミノバイタルのジェルを飲んだ。しかし暑い。
ドイツ人レースディレクターのユルゲンさんのチャーミングな準備運動「ジャパニーズエクササイズ」でひとしきり盛り上がる。皆笑っている、アットホームな雰囲気だ。
そんなんわけで、11:00。
初めてのマラソン大会スタート!!
10kmコースでも折り返しに給水所があるということで、悩んだ末にボトルは持たずに走った。今までは早朝ランで気温は-2〜3℃の経験のみ、飲み物なんていらなかったのだ。
本番がまさかの12℃とは、もうわけがわからない。
意識することは集団に乗らないということ。乗れるほどの速さはないけど、ちょっとでも惑わされたら命取り。
開放型イヤフォンでいつもの曲を聴いて「いつものペース、いつものペース」を意識しながら走る。やっぱり人に後ろにつかれて、しかもずっとハアハアされるとペースが乱れるので……同じくらいの速度の人がいない大会でよかった。
折り返し5キロ地点の、憧れの給水所!この補給がなんと難しいことか。
考えてみれば走っているのだから当たり前なのだが、手に持った瞬間水はこぼれそうになる、飲もうにもハアハアしてるしうまく飲み込めない。喉は乾いているけど足は止まらないし、こぼしそうだし飲み込めないし、ゴミ箱はすぐ来てしまう。
あと飲み込むと結構気持ち悪い。
なんとか給水を終え、折り返してからはいつもの練習より集中した感じで走る。ペースはよくわからないが、いつもより心拍的に頑張ってる感はなんとなくあった。
スタッフさんの励ましの声を聞きつつ、誘導のままに進んでゴール!!
ランを始めて1ヶ月、10kmコース無事に時間内に完走だ!!
わーいわーい。タイムは10kmの自己ベスト(といっても人生で3回目だが)
個人的に、とても満足のいく結果に終わった。そもそもこんな急に始めて勢いで大会に出たのだから、怪我なく時間内完走できただけで目標達成なのだ。しかもこれで500kcalくらい消費できるし。
ちなみに心拍はずーーーーっとゾーン5。この速度でこれとは、多分心肺機能がまだまだってことのはず。本人としてはキツイが足を止めたくなるほどのハアハアではなかったのが。
自転車でこんな心拍ゾーンになったらおかしくなってしまいそう。自転車って、ほどほどに守られている気がする。
ゴール後はささっと荷物をまとめて、ゼッケンを返して帰路へ。
速くゴールした人たちがセルフな感じで表彰式をしていたが、そのへんは関係ないのでご飯は向かう。
自由が丘に移動して、銭湯の開店時間を待つ間に人気のラーメン店へ。
家系だけどあっさりめで美味しかった。生玉ねぎなし、キュウリの漬物はあり。ライス無料!
こちら、見た感じはなんだかオシャレな銭湯。中も綺麗で今風になっているが、お風呂の設備は昔ながらという感じ。
でも小さいがサウナもあり、清潔でとても嬉しい。ここでゆっくりと疲れを癒すことができた。
きいさん、真嬉さん、虫さんと合流していつもの楽しい休日を過ごす。
お疲れ様の一杯は、山梨料理店での「甲斐男山」。とりモツ煮美味しかった!
しかし、白米と日本酒でモツの取り合いになってしまった。
◆
というわけで、勢いで挑戦した1ヶ月ランニングチャレンジ。
朝の着替えが面倒で、目標がないと続かないのでは……と危惧していたので早めに大会とか入れてみたらどうかな?と始めてみた。
実際それは成功だっだと思う。完走が目的であれば10kmはすさまじいハードルではないし、週2回のランの習慣ならそう大変ではない。あと、ランは支度も帰ってきてからもとにかく楽だ。
大会も、小規模なブルベのようでいいだった。
時間内ゴールの見通しが立った時点でエントリーしたので、その点での不安もなかった。
しかしランニング、これ以上長く走れる気も早く走れる気もしない(いや、多分プラス5キロくらいならなんとかなるかもしれないが)
ただ漫然と走っていて速くなるのか??
速さを求めるってこれ以上やったらゼーハーの領域では???
距離を伸ばすには速度はこのままでいけるの?やっぱり速さ?!フォームとか走り方の話になるのでは?!!!
1人だと正しい走り方がわからない???
と未知なことだらけ。
今はとりあえず完走した記念に、せめてもブックオフ入手のシューズは買い替えたいなと思ったのだった。
来年の箱根駅伝は、今まで以上に熱い気持ちで見られるかもしれない。
今日もお疲れ様でした!(膝より足首が痛い)