山の日といえば!
いろは坂!!!
そういって声をかけるようになって三年目だろうか。昨年はいろは坂にたどり着くこともなく雨で撤退したが、今年は無事にたどり着けるのか……。
メンバーは、きいさん、むっちんさん、真嬉さん、虫さん、クロの5人だ。
◆
東武日光駅に集合!!
どんよりした天気の中支度をする。
駅前の様子は昨年のように微妙〜な小雨がパラつくなど。ただ、気温は暑すぎずちょうどいい。
おなじみ、いろは坂に行く前には恒例の揚げゆばまんじゅうだ!
今年も大粒の塩がたまらない。
スマホを顔の前に出したきいさん、画面の中に自分顔のドアップが映り込むという珍事が。
むっちんさんが撮ってくれた皆の写真! 観光感があってとてもよい。
さて、曇り空の中いろは坂へ向けてスタート!!
昨年は大雨のせいで、駅スタートでここまでしか来られなかったね……。
真嬉さん「やったね!今年は超えたよ!笑」
そしてこれは、初めていろは坂を上ったときに命を救ってくれたスーパー。宇都宮から自走してきたので体がボロボロだった頃だ。
雲自体は山にかかっているようだ。今年も頂上は霧に覆われているのだろうな。
この辺からももの直売所を過ぎるあたりまでが、斜度がややきつくなる。
馬返しでひと休憩だ。いろは坂は、このあとすぐに始まる。
日光駅がすでに標高の高いところにあるため、あまり上っていなくても、ずいぶん高くまできたように感じる。
↑この小さいのは真嬉さん、きいさんからオススメの薄い本ストーリーのレクチャーを受けるクロの図。
むっちんさん、どうやらこの頃は暑さと強目の眠気できつかったようだ。
黒髪平で一度止まる。むっちんさんになけなしのマッサージ。
むっちんさん「大富豪になったみたい〜」
クロ「安い大富豪wwwwww」
むっちんさんは久しぶりのロードバイクで、太ももの張りを感じながらも、再スタート。
どんどん霧が濃くなるアドベンチャー感。この日はめちゃくちゃ車が多くて、紅葉の時期でもないのに少し驚いた。
例の「ね」のカーブ。久しぶりでもたつき真手の再現ができない。
きいさん「とりあえずボトルくわえとくわ」
クロ「ティータイム……あっこれじゃ菩薩だ」
イエーイ!!女子ライド的な集合写真も残してもらえた。大好きないろは坂で初心に返る。
とんぼが身体のあちこち止まるくらいたくさんいた。
「ね」から頂上までは2kmない。感動のいろは坂ゴール……と思いきや、道が激烈に渋滞していて、よぼよぼヨロヨロ並走するしかない。
こんなに感動のないゴールなどあったものか。
まっしろ!!頂上に到着だ!!!
新しくなった売店で、皆ひとまずの軽食タイムである。
虫さん「きいさん!エビあるよ!!」
きいさん「エビ!!!!」
これは大鶏焼き。コショウからいけど肉はジューシーでうまい。
そして……
推しの好きな山で推しを引く真嬉さん。
真嬉さん「……ッ…!!!可愛い……!!!!!やっぱり山だと出るんだよ……!!!!」
手塚くんは登山が趣味なのである。真嬉さんのモッとる力もすごい。
何も見えない景色の中、記念写真。
ここからは安全に下り、
まずは中禅寺湖でお昼ご飯。
前回食べたお店が美味しかったので記憶を頼りに入ってみたが、全然違うところだった。
いろんな意味でノスタルジーを感じる観光的な飯屋さん。
チャーシュー丼を頼んだのに肉が別皿で出てきたので面食らった。
お腹も満たされたところで、あとは50km以上の長い長い下り。気持ちよく宇都宮駅を目指す。
崖の向こうになんにもない、いろは坂の下りの清々しくも恐ろしい光景。
うーん、見事なカーブ。車が多いので安全に気をつけて、いつもよりゆっくりめに下っていく。
馬返しまで戻ってきた。
降りてきたところでデザート休憩タイム。うっかりゆっくりしすぎてしまう。
人と車の多い東武日光駅を越え、
かつて真っ暗闇になりながら走り抜けた杉林を行き……(こんなに杉が高いのは、将軍様が通るときに暑くないようにという昔ながらの理由があったらしい)
宇都宮まで27km! 本当にほとんど漕がない勢いで進む。
これは、かつて唯一の灯火となってくれたラブホテルの看板だ。
あっという間に宇都宮市入りである。
お腹が減ってきて、コンビニタイム。ここでも話に花が咲き、なかなか出発できない。
このときは小説における地雷の話だったので、私にはあまりにもクリティカルヒットでのたうち回ることになってしまった。
さあ、駅までもあとわずか。ジャパンカップのクリテリウムを思い出し、潰れたパルコに思いを寄せ、虫さんはカンチェラーラの残り香(???)に未だに酔いしれる……。
ふんわり薄暗くなってきたあたりで、無事に宇都宮駅にゴール!
心配していた雨にも降られず、楽しいライドになった。
◆
きいさんのオススメで食べたお菓子(どら焼き?まんじゅう?を潰したようなイカしたやつ)が本当に美味しかったのに、名前が思い出せない……。
今日もお疲れ様でした!(この後、某刀剣男士のモノマネをする背中である)