梅雨が過ぎたと思ったら、今度は連日の台風予報!!!
本当は都民の森に行く予定だったものの、天気があまりにもあまりにもなので、三浦半島へ行くことにした。なぜか、三浦半島いつも悪天候の隙間を縫って、どうにか走らせてくれる。
今日のメンバーは藤井さん、ささのはさん、きいさん、真嬉さん、ゆたそさん、虫さん、クロの7名だ。男性2人を含む、腐女子ウキウキライドである。
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藤井さん「自走で逗子まで80kmか……行けるな……」
真嬉さん「輪行が面倒でwww」
きいさん「別にいいよ」
遅れてきたささのはさん「囲まれた」
というわけで、それぞれ住まいの方面が近い同士、自走して逗子駅に集合することになった。
私は虫さん、ゆたそさんと合流し、フレッシュ(別の場所から同じ目的地を目指して走ってくる)ような取り組みにワクワクしつつ、逗子駅を目指す。
こちらは、ひそやかに我々が走った東海道600のコースを一部借りた、木場公園スタートの四人の様子。
もうこの集合写真だけで胸が熱い。友だちがそれぞれ違う方面から向かってくるなんて……!
そしてこちらは虫クロゆたそチーム。
このときは、確かキャラクターになりきってプレゼンする新人の話で盛り上がっていて、いにしえの「銀魂語」について話題になっていた。
クロ「オイィィイイィ!!ちょっと聞いてないんですけどォォオ!!!」
ゆたそさん「クロさん無駄にうまいwwwww」
と、この路面のビッショリ具合が窺えるだろうか。
雨が降り出してきた。予期していたとはいえ、結構なゲリラっぷり。
道行く人も「こいつら何で外にいるんだ」的な顔をしているほどである。
三人「イエーーーイ、めっちゃ濡れるーーーーー」
何故だかテンションが上がってダブルピース状態。このゲリラ豪雨は木場公園組も当たったらしく、のちのラインできちんと雨宿りする姿が確認された。えらい。
そして、あっさりと訪れた晴れ間。晴れてきたと思ったら、すぐに服が乾くほどの高温注意な天気だ。
走行しているうちに、目的の逗子市にイン。
すでに走った気満々になれるので、元気なときの自走はいい文化だ。
逗子駅に到着し、皆との合流を待ってカフェタイム。びっくりするほど日差しが強い。
しばらくして4人が無事に到着!
真嬉さん「つかれた……3回も雨に当たった……」
そしてこれは、我らが姫・藤井さんの新車である!
うーん、カッコかわいいウィリエール。実は今日のライドは、御自慢の新車を我々に思う存分見せつけるために予定されたものでもあった。にも関わらず台風予報で、ちょっと申し訳ない。
木場公園から皆を引っ張ってくれていた藤井さんのお手製のキューシート。うーん、ブルベみを感じる……いちいち感動する……。
そんなこんなで、全員揃ってライドスタート!
お疲れ、空腹もあるので駅から4kmのおしゃれなカフェを目指す。
私が先頭に出ていたのだが、微妙にわかりづらく、グーグルナビに騙されてたった4kmでオロオロする羽目に……。
無事に到着! 「ダブルサンドウィッチ」だ。ここは、しぃさんとキサさんがライドで訪れていたお店で、すごーーく気になっていたところなのだ。
オシャレサンドイッチ!! と見せかけて、結構食べごたえがある。
これはターキーにベリーソース。シャレているだけではなく、味もおいしい。
しかしこの盛り方、なかなか写真に収めるのが難しい。いや、私のオシャレ力の問題かもしれないけれど……。でもただオシャレなだけではなく具に満足感があるので、おすすめしたいお店だ。
こちらは本日はじめてライドを共にするささのはさん。姫と並ぶべくこの地に降り立ってくれたささのはさん……これで腐女子の巣窟に男性が2人……。
さて、食後のデザートには葉山教会を見学。うーんいつ来ても壮絶な風景。
よく自転車が上るのを見ているのか、お向かいの料亭のご主人が「苔だらけで路面が乾いていない」と教えてくれる。
果敢にアタックし、途中でやめるも万全を期し愛車を守りつつ降りてくる藤井さん。新車に何かあったら大事という斜度だ。
久し振りに私も少し登ってみるが、うーーん体力がない。踏ん張って乗り越えるには距離が長そうだ。
さて、坂で遊んだあとは本当のデザートを求めて夏真っ盛りの道を行く。
目的地へ向かう最後の坂で、なぜか遊びはじめる私と藤井さん。そして、後ろからの声援を受けて追ってくる真嬉さん。アタック合戦かと思いきや……!!
あれ????
上り切ってすぐのこの看板のところが目的地。我々3人は普通に通り過ぎ、坂を下ってしまった。
というわけで、謎のアタック合戦はまさかのおかわりとなり、藤井さんの圧勝で幕を閉じたのだった。勝利のポーズ!!
さっきので無駄に疲れた感はあるけれど、「関口牧場」に並ぶ。ちょうど行列ができる前で、いいタイミングで注文することができた。
じゃーーーーん。
名物の大きなジェラートだ。一見するとただのミルクだが、今日は「メロン」、実このアイスもメロンとミルクのミックスなのである。
めっっっちゃ美味しい。いや、おいしいのだけれど外はすごい暑さだ。加えて、わりと大きめのジェラートで内臓だけガンガン冷やされていく。端的にいって、やばい。
決行たぷたぷ状態の腹で、最終目的地へと向かう。ゲリラ豪雨、汗だく、それらをすべてリセットしてくれる場所は……そう、入浴施設だ!
目指すはこの青看板の先、「ソレイユの丘」
丘という名前の通り、丘の上にある道の駅??のような場所だ。
サポートの役目を務める藤井さん。スーーッと上がっていくのですごい。
さて。
なんと、到着した先に待ち受けていたのは入浴施設のメンテナンス。メンテナンスといえば詫び石である……このときのガッカリ具合といったらない。
暑くてクラクラきているタイミングだったので、施設内でしばし休憩。これは、代わりに行けるお風呂を探しているところだ。
クロ「うーん……最短ルートで行こう!」
というわけで、先頭に出て、久里浜にある温泉施設を目指す。体調のことを考えてなるべく早く着きたいと、グーグルナビに従うが……。
???
畑の間の、……次は右??
「ここ登るの?!」「本当にあってる???」という悲鳴というか怒号というか、そんなものが後ろから聞こえる。グーグルナビの指示の通りだ、三浦半島ではつかってはいけないものの気がする。
きいさん「この斜度むりむりむり、押すわ」
この辺りも意味不明な農道だ。加えて、アップダウンが結構な頻度で現れる。
また登り……。
わりとうんざりするような長さのものが頻発するので、こういう地形でグーグルナビはやめるべきだという決意を新たにする。加えて日が暮れてきたとはいえ、まだ暑い。
やっっっっと海岸沿いに出たので、皆にも安心してもらえるだろう。あとは目的地まで2kmほど。
そしてついに、夢にまで見た久里浜港へと到着!
久里浜港にある「海辺の湯」に、拳を高々と掲げての到着となった。
ここからは、シンプルだけどいい感じの天然温泉で人権を取り戻す。港の風景が露天風呂からがっつり見えるが、一応メカクシシートのようなものが貼ってあるので大丈夫だろう。
海鮮が食べられる1Fのレストランは18:30がラストオーダーのため入れなかったが、2Fにも食堂がある。お風呂のあとは皆で夕ご飯を食べて、まったりと過ごした。
すっかり暗くなった久里浜港を出る。せっかくお風呂に入ったのに秒で汗だくになるとはこれいかに。
そして、駅にてゴール! 自走でしっかり走ったあとは、皆でグルメを楽しんでお風呂でまったり、贅沢なライドとなった。
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35℃前後の気温では、やはり熱中症気味になりやすく、こまめな休憩や身体の調子を見ることが大切だと感じた。
アイスもおいしいけれど、熱波を浴びながら内臓だけ冷やすのは具合を悪くする元なのだろう。とはいえ、とても楽しい一日だった。
今日もお疲れ様でした!(遊び足りない二人が遊び足りてよかった)