埼玉が豪雪に見舞われたその日、三浦は余裕の雨模様だった。
というわけで、2月3日。
雪の影響を避け、ライド場所を荒川から三浦半島に変更。
4月に行われるGSR CUP(仮装、キャラものレース)のチーム編成のため、初めましてさん同士を繋ぐ顔合わせライドを実行した。
メンバーは、しぃさん、どろさん、虫さん、じぇんさん、クロ。そして、黒一点ともいうべきお兄さんの、藤井さんだ。
尚、藤井さんは本ライドから、女子という位置づけとする。
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のんびりグルメライドのなので、逗子駅の集合も朝ゆっくり。目指すは城ケ島、のんびりマグロを食べて、帰りにマーロウのプリンでお茶をしてこようという算段である。
じぇんさんのみ、どったんばったん大騒ぎの、城ケ島合流となった。
私と虫さんは江の島で降り、逗子へ向かう。
路肩の雪がまったくなく、いい天気で、とても気持ちいい。
早めに到着し、逗子駅前で補給をとって待っているうちに、皆それぞれ揃い始めた。
藤井さん「あっ……!」
輪行を解いて、ハプニング発生。クイックリリースレバーのナットの部分がない。
輪行袋は、下が空くタイプ。どうやら、輪行移動中に落としてしまったらしかった。
近くの自転車屋を調べ、あわてて虫さんと藤井さんが調達にいく。皆が揃うまでの間になんとか入手して、無事に5人で走り出せることになった。
気持ちのいい気温の中、ライドスタート!
・逗子駅~寄り道~城ケ島
城ケ島まで半分を過ぎたあたりで、先日虫さんがトリさん立ち寄った素敵なパン屋さん「充麦」に立ち寄る。
なんとこちら、自家栽培で小麦から作っているという、それだけで期待をしてしまいそうなお店だ。
店構えはシンプルだが、パンのラインナップはどれもおしゃれ。素材勝負のパン屋さんということで、どうしても食パンを買って帰りたかったため、1斤背負って走ることを決める。
皆でそれぞれつまみ食いのパンを買い、隣りのセブンイレブンで小休止。
ホットコーヒーと、ナッツとドライフルーツぎっしりのパンオフリュイがばっちりの相性だ。
クロ「じぇんさん今どこだって?」
虫さん「連絡きてたけどまた途絶えた」
じぇんさんはどこにいるかは分からないが、とりあえず城ケ島を目指しているらしい。
時間がまだまだかかりそうだったので、城ケ島まで残り10kmの距離であるにも関わらず、寄り道を決意。
しぃさん「すっごく可愛い子猫にあえるよ!」
どろさん「うみちゃん!」
そんなわけで、海岸沿いの道から少し中に入り、若干の登りを越えて、「三浦うみかぜレンタバイク」へ。
こちらは、スポーツバイクのレンタルショップ。中では、かわいいかわいい看板子猫のうみちゃんがお出迎えしてくれた。
時間泥棒のうみちゃんと、まったり、ゆったり、戯れタイム。
かわいい。
ブレてもかわいい。
そんなこんなで気づけば13時。
若干登りの分は増えたが、子猫のためなら仕方がない。
三浦名物のマグロと大根を通り過ぎ、
城ケ島の橋を通り抜け、
到着!
ローディー御用達の「しぶき亭」で、やや遅い昼食となった。
・城ケ島ランチ~マーロウおやつタイム
今日は、ねぎとろの定食セットにしてみた。
このあとにマーロウのプリンが控えていると思うと、気持ち、お昼を調整しておきたい気持ちにもなる。
そうこうしているうちに、じぇんさんが合流。これで、メンバーは6名となった。
定食屋のおばちゃんに、女の子6人組と言われ続ける。最後の最後になって、藤井さんが男の子だとバレていて、ちょっと面白かった。
実際、藤井さんが女子力ナンバーワンなので仕方がない。
食後には楽しいフォトタイム!今日は曇りがちだが、城ケ島の景色は大胆でいい感じだ。
時刻は14時すぎ。のんびり再スタート!
腹ごなしにゆるゆる~~っと海岸沿いを走り、
三崎口あたりの渋滞もまったくなく、軽快に通り過ぎることができた。
そして、ほどなくして三浦名物プリンの「マーロウ」へ。
お目当ては、この時期限定の紅ほっぺトッピング!!これはとにかくフォトジェニック。魅力的すぎていけない。
デザートでいうと少々お値段が張るように思うが、ここはいちごのためにも潔く。紅ほっぺはしっかり甘く、ちょっと品がある味わいだった。
まだ倒れない、しっかりめプリン。
この会合にはすでに女子しかいない。
・日暮れ道~逗子駅
マーロウでぐだぐだ喋っていると、あっという間に日が暮れてしまった。駅まで10kmほどだが、ここからは暗闇の海岸沿い走行となる。
とはいえ起伏もほとんどないし、幸いにも車が少ないので走りやすい。
最後はブルベでお馴染みの逗子駅前マックでゴール!
そんなこんなで、本日三度目の着席雑談タイム。
直前まで雪の影響を心配していたライドにしては、きちんと走れて楽しかった。
(かわいらしい)藤井さんは普段はレース向けのトレーニングが中心のお方なので、こんなクソまったりなライドをご一緒していただいて、感謝の気持ちしかない。
三浦も、何度来ても新しいグルメな発見があり、素晴らしい。
今日もお疲れ様でした!(個人店は魅惑の香り)