梅雨入りし、休日の天気も思わしくない6月。
ここ2週のふわっとしたロードライフについてまとめてみようと思う。
いつものライド記録よりも、より雑感であることは間違いない。
6月5日、ツアーオブジャパン東京ステージ。
雨のためライドを中止して、じぇんさん、虫さんと会場へ向かう。
弱虫ペダル作者・渡辺航先生のチャリティーサイン会の整理券をもらってから、E1&E2のレースを観戦する。
やっぱりレースはゴール前!
ということで、チャーミングでパワフルなRR観戦の諸先輩方に混ぜてもらい、ゴールライン前の最高の位置取りで応援タイム。
雨が降ったりやんだりのため、落車が多かったり、選手が攻めきれなかったりするようだけれど、目の前を水しぶきを上げながら選手が走り抜けていく姿はやっぱり熱い。
その後は、各メーカーのブースでお買いもの。Raphaがこんなお値段で…?!てなわけで、虫さんたちもウキウキご購入。
レースやサイクルイベントは、ブースを見てお得に買い物するのがやっぱり醍醐味だと思う。
食事関係の出店も豊富で、それぞれボリューム満点。タコライスにサワークリームをどかっと盛ったり、大きなナンにカレー&ライスで舌鼓を打ったり、ビールなんかも観戦のお供にできる。
前日にTOJ伊豆ステージでステージ優勝をとった新城幸也選手が出走し、お目当てのレースが始まった!というところで、幸いにもサイン会に当選し、離脱することに。
わたるん先生に、感謝と応援と勝手なご報告なんかをして、熱い握手をしてもらう。
先生の手は、とても熱くて、力強い。この手であの話やあの子たちを生み出すんだなあ……と思うと、声も震えるというものだ。
サインの抽選漏れと思われる方々がブースをたくさん取り囲んでいて、「弱虫ペダルも面白いけど実際のレースも面白いんだよ~~」と、余分なことを言いたくなる。
レース観戦はただ見ているだけでも面白いけれど、推しの選手がいると多分300倍くらい面白い。
新城幸也選手や、教えてもらったばかりの中村龍太郎選手を力の限り応援して、大満足。
先頭とメイン集団が最後の周回で絡まなかったのが残念だったが、とても白熱したレース観戦になった。
ちなみに、選手のファンサービスが直接的な人気につながっていることは一目瞭然だ。なつっこい選手はやっぱり人気が出る。
ぜひ、観戦の際には事前情報を手に入れて、心の中に推しを用意して応援してみてほしい。
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そして、6月12日は虫さんと、ショップの定例おじさまライド。
走り出しからさっそく、怪物おじさま(改造ママチャリで、富士急ハイランドに行ったり、ヤビツ峠30分台を叩き出したりした人)に、結構な起伏を30km/hオーバーで引き回される。
虫さんはしっかり追っていくが、私は位置取り的にも早々に離脱。起伏は下りで踏めないといけないんだよなあ……とつい苦々しい顔に。
そして、コンビニ補給をとってから裏半原越えへ。裏はリッチランドというカントリークラブの方からのアプローチだ。
裏半原越えは、車通りのほとんどない林道といった気配だ。しかも斜度は一定で表に比べるとずいぶん緩く、距離も4.7kmと長くない。
加えて日陰のため夏場は涼しく、ゆるゆるとトレーニングするにはもってこいだ。
話せるくらいの強度で淡々と登り終える。
表半原を下って、オギノパンの前を通り過ぎれば、間もなく服部牧場に。
馬や牛、ひつじやうさぎと結構な数の動物を抱えたこの牧場は、休日は家族連れであふれている。有難いことに、バイクラックも最近設けられた。
名物は、もちろん牧場特製のジェラートだ。
日も出てきて、ジェラートがほどよく美味しい気温。今回はドルチェ・デ・レチェ(ミルクと焦がしナッツ)をチョイス。
途中、虫さんが足つり寸前になり、片足でしかペダリングできない!という事態になるも、梅干しなどをとりながら、誤魔化し誤魔化し城山湖に至るゆるい登りへ。
3kmで150m弱を登っていくので、木漏れ日や巨大ミミズやらにも目を向けられるような、やさしい勾配だ。
登りとしてはやさしいとはいえ、頂上は市街地が見渡せ、城山湖も美しく広がっている。景色を楽しむにもいいスポットなのだ。
厚木方面~宮が瀬湖~津久井湖~町田街道沿いに、ぐるっと円を描くような道のりで、この日は75kmほど。
暑くなってきたし、足つりを防ぐためには塩分だよね…と、家系ラーメンの補給が非常にはかどる。
今日もお疲れ様でした!(麺固め油多めのライス付き)