チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

憧れは貧脚を癒すのか?絶景渋峠ライド①

5月5日、望んでいた快晴。

私にとっての連休の最終日は、ローディーたちの憧れの地に捧げることにした。
 
 
その場所とは、漫画「ろんぐらいだぁす!」でもおなじみ、
 
 
である。
 
 
連休の最初にライドを予定していたが、直前にまさかの吹雪で凍結し、予定の調整に七転八倒して、この日を迎えた。
今日は、電車での旅が片道4時間ほど。
 
じぇんさん虫さんゆたそさんという、おなじみメンバーとかの地を目指す。
 
4時間などと言わず新幹線を使ったらどうか、という声も聞こえてきそうだが、残念ながら乗車時間は短くなるものの、現地に早く到着するわけではないので、そこにお金をかけるのはやめておいた。
 
ゆたそさん、虫さんとは起点の駅から、じぇんさんも旅の3分の2は一緒だ。大荷物を抱えた女たちは、ほとんど修学旅行のような状態である。
 
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その日の気温は、渋峠が最高22℃、最低13℃とだいぶ高めである。
 
道中はそれよりもずいぶん暑いので、
 
冬用ビブタイツ+夏用ウェアに薄手のウインドブレーカーを羽織って現地まで向かった。グローブは、指切りでいくことにする。
 
行きつけのコンビニでもらった柏餅を食べたり、寝たり、
画像をコラージュして遊んだり、
 
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………


長旅を経て、到着したのは長野原草津口駅
 
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ここで、おたふくインナー(長袖冬用)に着替え、ウインドブレーカーのほかに、冬用のジャケットと冬用グローブを持参することにした。
 
地図が読めない私も、じぇんさんとともに行く道をひとまず確認。
 
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さて、渋峠という場所は、とりわけ景色の美しさばかりが語られる。
頂上にある国道最高地点や、長野県と群馬県の県境にある渋峠ホテルも、達成感とあいまって、その素晴らしさがローディーの総意かのように拡散されていた。
 
実際、前情報は「長いが美しい」「疲れも吹き飛ぶ絶景」「初心者でもゆっくり行けば大丈夫」というものだった。
 
だが!!!!!!
 
まずこの印象は、出発地点から渋峠入口までのあいだに打ち砕かれる。
 
そんなこととは露知らず、晴天の中、期待を胸に私たちはペダルを回し始めた……
 
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出発したはいいもののすぐに登り。
 
ひたすら登り。
 
ずっと登り。
 
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草津までは、10%が平均ともいわれる、10kmほどの登りだ。
 
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スコーーンとした青空のもと、アスファルトの上でじりじり焼かれながら、無言になって登坂車線を行く。加えて、この日は結構向かい風が強い。
 
やっと勾配が落ち着いてきたころに、名物である国道292号の「メロディーライン」が現れた。
自転車にとっては、ガタガタ道の上を、不協和音の草津を聞かされる、あまりありがたくないゾーンだ。
車もそこそこ通るため、怖いような気持ちになる。
 
だが、メロディーラインを越えれば、目的の休憩地点、草津交差点のセブンイレブンもすぐそこだ。この時点で、すでに標高は1000mである。
 
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そして、交差点前のセブンで一息。
 
虫さん「何これ……」
ゆたそさん「は?めっちゃキツいんだけど」
 
時間は正午を回った頃。頂上までは補給ポイントもないのでしっかりめに食べるが、帰り時間を思うと一抹の不安が過る。
 
クロ「帰りの電車は16時半……は無理か。1本しかない17時台を逃すとさあ……次は19時台まで電車ないんだよね」 
じぇんさん「それ乗ると何時につくの?」
クロ「23時半………」
 
 
翌日はもちろん仕事の4人全員が、微妙な顔をする。正直、ここまでの風が吹いてなければこんなに心配にはなるまい……という気もしていた。
 
当日入りの渋峠には、帰りの時間という、思わぬ落とし穴があるのだった。
一抹の不安を抱えつつ、ひとまず登ってみなければ始まらないと、頂上へ向けて出発することにした。
 
②につづく
 

GWは子ノ権現観光、ご褒美アリの激坂絶叫ライド②

プランクも一通り追え、ほんのり肌寒さを感じてきた頃、つづら折りの下からワイワイキャーキャー半ギレする声が聞こえてくる。

記念撮影をしてきたな……と思っていると、残り4名が次々に、「何だあの坂」「アホか」「しね」「意味わからない」などと言いながら登ってきた。
 
 
虫さん「クロさん!いけた?」
クロ「いけた!!あんま覚えてないけど、シッティングで、渾身の力でハンドル押さえつけてた」
ゆたそさん「は?」
虫さん「何言ってんだこいつ」
 
 
結構一生懸命登ってきたはずなのに、なぜかやさしくしてもらえない。
 
 
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みやげ屋さんのおじさまやおばさまにチヤホヤされつつ、補給におまんじゅうを頬張り、天龍寺の参拝へ向かう。
 
こういうときのためにクリートカバーがあると、安心だ。
 
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全員でお参りをし、交通安全のお守りの輪を手に入れる。やはり、戦士に与えられる光の輪という感じだ。
 
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個人的に、このために背負ってきた御朱印帳に御朱印をいただいて、大ハッピー。
 
お面での修学旅行的なお楽しみも忘れない。
 
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天龍寺からご利益をたくさんいただいて、登ってきた道を歩いて下っていくことに。
 
 
 
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斜度がヤバすぎて、なんで登ってきたのか意味が分からないほどの印象だ。子ノ権現は、クソ権現だの異次元権現だのひどい言われようである。
 
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体がかなり斜めになっているため、下ハンの先端ががっつんがっつん股だの足だのにぶつかる。
 
そういえば、
「子ノ権現に登ればちωこ生えるよ!」
と言って、このライドにゆたそさんや虫さんを呼び込んだのだった。
 
足腰を強くするご利益を授ける神様なのだし、この屈強な坂を踏み越えたならば、ちωこが生えても良さそうなものではないか。
 
 
 
 
 
テテーーーーーン!!!
 
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ゆたそさん「wwwwwww生えwwwwwwwたwwwwwwwwwwwwww」
 
 
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クロ「ちょっとこれはビジュアル的にやばい」
 
 
榛名山に続き、子ノ権現でもちωこレーシングである。 
 
 
やや荒れがちの路面や急斜面に難儀しつつも、なんとか下りきり、分岐点に戻ってきた。
 
ここからは、距離1.9km平均勾配10%という、竹寺への登坂開始だ。
 
「今度は私と話しながら行こうよ〜」と言っていた紗芋さんは、瞬く間に消える。
 
ちひ子さんと林道をゆるゆる登っていると、まあまあ進んだかな?という地点に「竹寺 2km」の看板が。
 
ちひ子さん「えっ?!ここから?!!」
クロ「後ろの面々がブチ切れるのが聞こえる……」
 
 
そして、ここから斜度も上がり、道幅もやや狭くなる。子ノ権現とは違い、落ちた小枝や砂利で道は荒れていて、かつラストの30mほどは駐車場に続く未舗装路だ。
 
ただ距離が短いため、ハアハアしていれば程よい頃合いで終わってくれる。
 
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ゴール!!!
 
紗芋さん、私、ちひ子さんと頂上で後続組を待っていると、やっぱり怒りながら3人が登ってきた。
 
 
 
真嬉さん「足つきしなかった!!!」
 
鬼気迫るその様子は、どうやら子ノ権現での崖下落車への恐怖から来ているらしい。
 
真嬉さん「もう二度と転びたくないと思って……!!!!」
 
ビンディングデビューから間もないこともあり、ちょっと無理をさせてしまったことを反省する。
 
 
下りは砂利で滑りやすいので、少し歩いてから十分に注意して下りきった。
 
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そして、ここからは!!!!
待ちわびたご褒美タイム!!!!!
 
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道中はほとんど下り基調でたどり着く、「CAFE KIKI」さんに一直線。
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腹ペコの女たちは、ここぞとばかりに注文する。特盛や2倍量、1人2品の食事や、デザートにコーヒー付きは当たり前の勢いだ。 
 
私は、ラストひとつだった坂登り丼と、後々デザートにフレンチトーストを注文した。
今日はオーナーが1人で営業していたため、お料理は2品ずつ順番の提供になるとのこと。
 
時間はいくらでもあるのでまったく問題ない旨を伝えるが、そんな忙しない状況にあってもお料理の盛り付けは可愛らしく、対応もとてもやさしく、そして味も抜群なのだから、もう感服してしまう。
 
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坂登り丼と特盛カレー、フレンチトースト、チーズケーキ……どれも口がしあわせに!
 
きゃいきゃいと色々なメニューをみんなからつまみ食いさせてもらったが、おいしい。特にカレーと肉巻きりんごのサンドイッチは、おいしいうえにフルーティーで特徴的だ。
 
途中で紗芋さんのフォロワーであるローディーさんたちとエンカウントしたり、女性のぼっちローディーJさんが女子会(?????)に飛び入り参加したりと、ずいぶん盛り上がった。
 
日暮れが迫り、オーナーさんにお礼をして、店を出る。CAFE KIKIさん、すぐにでもまた行きたいほど素敵だった。
 
 
駅まではずっと下り基調で、Jさんも混ざってびゅーーんと走っていく。
 
クロ「結構下ってるねー、この道」
ゆたそさん「ほらあ!だから行きに言ったじゃん!!斜度感じるって!!みんな何で下りには敏感なの?差別だよ!!!
 
ゆたそさんの怒りは今日も根が深い。
 
 
無事に、明るいうちに飯能駅と帰り着いた。
女性が7人もいると、何かとパワフルである。
 
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今日もお疲れ様でした!!(次はデザートに苦労坂)
 
 

GWは子ノ権現観光、ご褒美アリの激坂絶叫ライド①

 

5月2日、ほどよい天気。


地元駅で虫さんゆたそさんと合流し、有名ブロガーさんの聖地へと向かった。
 
そのブロガーさんとは、坂といえばのこのお方。
「しおいんですけど」へるはうんどさんである。
 
 
激坂に誘うと一度はキレるゆたそさんが、「飯能でへるはんさんみを感じよう」と言ったところ、今回のライドを快諾してくれたので、勝手に聖地を巡るということにしておいた。
 
 
そう、目指すは奥武蔵である。
 
 
私たちは電車が奥地に向かうにつれて気温が下がっていくことに恐れおののきながら、飯能駅を目指した。
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現地で、昨日のライドぶりの紗芋さん、真嬉さん、
自走でやってきたちひ子さん(飲み屋のお姉さんのように懐が広い、はぴなるでプリズムきらめくガール)と待ち合わせる。
 
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クロ「今日は子ノ権現と竹寺の激坂を2本登ってからCAFE KIKIさんに行こう!距離も40kmくらいだし、結構ゆるポタかも?」
 
事前にコースを伝えていたにも関わらず、この時点でなぜか失笑される。
 
ちひ子さん「あ、CAFE KIKIさんだったら、近くにカントリークラブの苦労坂があるよ!」
 
すでにCAFE KIKIさんへの訪問経験がある、地元民のちひ子さんだけがやさしい。
 
全員準備を終え、まずは竹寺と子ノ権現の分岐点を目指して進んでいく。
 
15kmほど、若干登り基調ではあるものの、よくある峠の入り口へ向かう道の雰囲気だ。
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まずは分岐点で、手作りのお面による記念写真(デジタルコラージュではない)
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このブログでの掲載は初めてのためざっくりと説明をしておくと、このRR選手および弱虫ペダルキャラクターのお面での撮影は、「お面芸」もしくは「アナログクソコラ」と勝手に呼んでいる、自転車仲間の友人から脈々と受け継がれている身内の遊びのひとつである。
海外でもレースの応援客にRR選手のお面を配ったり、国内でもジャパンカップの沿道で選手の大きな顔パネルを掲げたりと、お面自体は以外とメジャーなものであるらしい。
荷物を背負える強度のライドなら、是非人目にさらされない場所・タイミングで、皆さんにも試していただきたい。なんだか楽しい空気になることは間違いないだろう。
 
 
そんなわけで、ひとしきり笑ってから子ノ権現への登坂を開始する。
 
子ノ権現は距離にして3.9km、平均勾配は8.5%……しかし、最大勾配は28%とも30%とともいわれ、コーナーの一番イン側は40%に達するという凶悪な噂を抱えた激坂である。
 
最初の2kmそれほどの勾配もなく、ゆったり進めば会話していられる程度の気持ちいい道のりだ。
激坂ポイントに備え、普段より速度を出さずに進む。
 
が、残り1.8kmの看板から斜度が上がり、残り1.5kmの看板が出てくるまでの300mがやたらと長く感じる。
 
虫さん、ゆたそさん、真嬉さんと共にいたが、全員がこれで300m?!と声を上げるレベルだ。
 
そして、この1.5kmからは10%オーバーがほとんどだと言っていいかもしれない。これくらいになると速度の調節がしにくくなるため、各自のペースで進む。
途中で先行していたちひ子さんに追いつき、斜度への恨み言を交わす。紗芋さんの姿は見えそうにない。
 
後方からは坂へのブチ切れ声と、よくわからん悲鳴が上がり、林道に響き渡る。
 
途中大きめのワインディングを乗り越え、ここが例の激坂ポイント…??と舐めたことを考えた。もちろん、現実逃避というやつである。
 
なるべく脚を残したいな〜と思いつつ、斜度は一向に緩まない。残り300mという看板が視界にチラついたとき、ついに!!!とすでにハアハアいいながらも、覚悟を決める。
 
 
少しだけ進んですぐにカーブ、
 
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の、先が
 
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たった一度しかワインディングしないにも関わらず、道がえらい高さに伸びている
 
 
 
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(というのも、走ってるときはよくわからなかった)
 
ただ、頭には力づくで、踏み越えるという思考のみ。
 
渾身の力でハンドルを押さえつけ、手がしびれてくるのに耐えながら、腹から出力する。シッティングで行く以外はない。
 
正直、手が外れるか激坂スポットを越えられるか、賭けのようなものだった。
 
 
「暴れんなよ自転車(クオータ)!!」
 
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(弱虫ペダル 41巻P.30より)
 
KUOTA乗りのペダルファンなら一度は言いたいセリフだが、そんな余裕はあるはずもなく……
 
灰色の景色(多分斜面)しか記憶にない
 
最大の難所を乗り越えたあとも、勾配は10%以下になることはなく、天龍寺まで残りわずかという登り坂がかなりキツイ。力を振り絞ったあとの道は、とても長く感じた。
 
 
でも、シッティング足つきなしで踏み越えたぞ!!
 
 
気力でラストスパートをくぐり抜けると、そこには待ち合わせ場所にしていた杉の木と、子ノ権現の有難い看板。
 
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そして、休憩モードの紗芋さんがいた。
 
20%を越えたところで無謀なチャレンジは止めておいたとのことだが、相変わらず速い到着である。
ふたりで登ってきた坂を眺めながら、来ない友人たちのことにしばし思いを馳せた。
 
と、
 
紗芋さん「暇だからプランクする?」
クロ「え?」 
紗芋さん「私体幹ないからさ〜、激坂は苦手なんだよね」
 
 
?????
 
 
たった今死線を越えて来たというのに、なぜ私たちはプランクをしているのだろう
 
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その頃、激坂ピーク地点では真嬉さんが落車をして崖に落ちかけたり、あまりの斜度に怒りを込めてこんなことになっていたらしい。
 
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ゆるポタ満喫、和田峠ZEBRAライド

5月1日、突然の夏日。
 
この日は、本来ならば渋峠という有名な峠に行くはずだったが、直前に道路が凍結したり、同行者の予定が変わったりとすったんもんだ。
あわやDNSか?!という前日の夜までの波乱を乗り越えて、10:00というかなりゆったりめの時間に町田駅に集合した。
 
メンツはおなじみ虫さんと、
紗芋さん(世界を股にかける、福富寿一かわいいの人)

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今日はサイクリングロードを通り、峠を一本登っておすすめのカフェに行く、女子感あふれるゆるポタだ。
 
目指す峠は、和田峠
 
昨年9月に死にそうになりながら登った峠なので、これをゆるポタと呼ぶかどうかは、終わってみないと分からないところである。
 
駅からすぐに境川CRに入って、ゆるゆると高尾方面を目指す。境川は思いの外人が多く、町田街道に出てひたすら走り、陣馬街道直前のはりきりたくないアップダウンを超えて、和田峠に一番近いコンビニへ。
 
 
アイスコーヒーが美味しいだとか、
アメコミが熱いだとか、
自転車の盗難が怖いだとか、
 
 
好き好きに話す感じもゆるポタ感が出ていてハッピー!
 
 
どこかの大学のサイクリング部が集団で和田峠に向かったため、それとしばし時間をずらしてから、出発。
 
和田峠入口までの道は、3%前後の登り基調
 
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紗芋さん「これぐらいが走りやすいよね!」
虫さん「斜度は全部クソです」
 
アウターでビュンビュン行ってしまう紗芋さんに続いて、やたら上げめのペースで陣馬茶屋へと到着した。
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ゴールデンウィークのためか、心なしか登山客が多い。
 
3.7km平均勾配10%ときつめの峠には違いないので、頂上で会おう!と解散。
 
各自のペースで和田峠を登っていく。
 
昨年9月に初めて和田峠に挑んだときは残暑も厳しく、ただただ口を開けっ放しにして、およそ人間とは見てもらえないような顔で登るしかなかった。
 
いわば、トラウマに近い峠である。
リベンジもかねて、頂上へ向けて走り出すと……
 
いける!
以外と足が回る!
 
タイムも案外いい感じになるのでは?と一瞬テンション上がりかけるも、1.5kmをすぎたあたりで、心肺がはちゃめちゃなことに。
 
やっぱり和田峠無理だわ……
 
今日もペース配分という頭はない
 
対向車を何とかやり過ごし、ゼーゼーヘロヘロと頂上へ。
 
めちゃくちゃ早くに峠を登っていったものの、ボトルをあわや崖下に落としそうになったり、対向車が続き足をつかざるを得なかったりした紗芋さんが、ほどなくして到着。すぐに、虫さんもダンシングでやってくる。
 
結論、和田峠はきつい
 
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頂上でしばしボーっとしてから、藤野側へ下る。
 
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途中天気がいいと富士山が見えるという見晴らしのいい場所で止まり、
(残念ながら富士山は見えず)
 
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ゆるゆる下っていく。
 
見事な鯉のぼりの群れに、思わず記念写真。
 
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あーだこーだ言いつつ、アップダウンを走り、相模湖でも元気に一枚!
 
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紗芋さん「相模湖きれいだね〜〜」
クロ「ちなみに人工です」
紗芋さん「あっ……」
虫さん「やめてあげて!!!」
 
 
そうして起伏や続く長い登りを越えて、カフェ「ZEBRA Coffee & Croissant」へ!
 
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このカフェは店内にバイクラックがあり、自転車乗りにやさしいことで大変有名だ。
 
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名物のクロワッサンは、なんというかとりあえず大きい。そして、バター感たっぷりでたまらない!
エビタルタルやハムチーズなどを挟んだクロワッサンサンドも、パウンドケーキも大きくて、やっぱり美味しい。
 
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デニッシュ生地の甘いパンも美味しいのだが、あまりにもバターバターして油分に当てられることがあるので、クロワッサン系のパンでお腹を満たしたあと、あと少し甘いものが欲しい〜という時にはパウンドケーキにしてみるのもいいかもしれない。
 
たっぷりのカフェオレを飲み干し、しゃべり倒し、ふわふわ幸せになって帰路につく。
 
途中の津久井湖で、福ちゃんのおまんじゅう(福富寿一をデフォルメしたマスコット)を取り出し撮影会。
 
虫さん「めっちゃ蜷川実花感じる!」
紗芋さん「わかる〜!!!」
 
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撮れた写真はこちら
 
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蜷川み……わからんでもない(??????)
 
 
そんなこんなで町田駅に帰り着き、合計84kmで解散!!
十数時間後には翌日のライドであっていることを笑いつつ、輪行の紗芋さんをお見送り。
 
今日もお疲れ様でした!(津久井湖人造湖)
 

いちごも餃子も待っている!宇都宮サイクルピクニック②

そして、4月29日。

サイピク当日の朝は、有難いことに快晴!
 
ただし風がゴウゴウ吹いていて、不穏な空気が漂っている。宿泊していた駅前の宇都宮チサンホテルを出て、駅前で輪行を解除。
 
今回は最長ライド距離が60kmという、まだまだ初心者の身内をエスコートして、完走させるのが目的だ。
一度サイクルイベントを体験しておきたい!という虫さんにも付き合ってもらい、3人で出発。
 
駅から、スタート地点となる「ろまんちっく村」までは登り基調の10kmほど。

サイピク参加コースの60kmに加えて、駅までの往復分くらいがあるので全部で80km以上となるライドだ。
普段長距離を走らない身内にとっては、かなりのチャレンジライドである。
 
そして、私と虫さんにとってもGSRカップ(コスプレや痛ジャージがドレスコードのレース)以外の催しに参加するのは初めてだった。
 
ワクワクしながらスタートを迎え、いよいよ60kmコース組出走!!
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期待に胸を含まらせた私たちを待ち受けていたのは……
 
強風
 
自転車がかっ攫われそうな横風
 
20km/h以下しか出ない向かい風
 
だった。
 
一番距離がある、しおやの第一エイドまで、ずっと向かい風だ。後から聞いた話では、ここで心が折れてしまう参加者も少なくなかったという。
 
何度か信号に足止めされながら、
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ゆるめの起伏や、木々が美しい山道を行く。

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第1エイドは、おにぎり2種、冷やしたトマト、まんじゅう2種が用意されていた。
地産のトマトはみずみずしく、とてもおいしい。
 
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続いて、第2エイドまではゆったりと田んぼと田んぼの間の平地を行く。折り返しとなるため、ここからはかなりの追い風だった。
 
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ペダルを一度も回さなくても25km/h以上出る道。見渡す限り、水を張った田んぼが広がり、水面がキラキラと揺れている。
 
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とてもねむい
 
自転車に乗っていて、こんなに眠くなったのは初めてかもしれない。
途中上着を着ようとした虫さんが、強風に煽られ服をはためかせ、着ることもしまうこともできなくなるアクシデント発生。
 
しばらく手に持ったまま走行していると、
 
まさかの那須ブラーゼンの選手から
「貸してください。たたみますよ」
という紳士すぎるお言葉。
上着を預けて小さくたたんでいただくことに。
 
もちろん、一連の動作は自転車の上で!!
やっぱりプロは体幹が違う………
(あと何をしててもかっこいい)
 
そして、第2エイド。そこには、いちご+練乳、バナナ、いなりずし、お茶や水が並べられている。
 
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いちごもバナナも甘い!!いなりずしは、増えた参加者のために、地元の方々が一生懸命作ってくれたのだそう。
 
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基本ひとり一個になってしまったことを、申し訳なさそうにしておられた……。
 
おじさんに練乳をたっぷりかけてもらった新鮮いちご
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そして、第3エイドまではロイヤルカントリークラブの登りを含むものの、距離は最短の15kmほど。唯一といっていい難所であるこの坂は、短いものの斜度が10%以上になり、押し歩く参加者が続出。
 
 
道幅が狭いため、一番神経を使うのはこの登りと下りかもしれない。
 
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第3エイドでは、お待ちかねの水餃子!!そして、冷凍ブルーベリーとまんじゅう、コーヒーが補給できる。
風が強く、止まると冷えるため、あたたかく煮込まれた餃子が身体を程よくあたためてくれる。
 
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この時点で、距離は60km!
60kmコースは、ゴール地点まであと4kmほど走らねばならないようだ。
 
 
最後は緩く傾斜のある坂道を登り、那須ブラーゼンの選手に先導していただいてのうれしいゴール!!
(若杉選手とお名前お聞きしました。ありがとうございます)
 
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完走証と、会場のグルメ300円分のチケットをもらって無事に終了だ。
 
グルメチケットはその場で使うものなのだが、ほとんど300円券だけで引き換えられる出店がたくさん出ているのもありがたい。
 
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小腹を満たしてから、ほくほくとした達成感で駅に向かう。
 
帰りの10kmは下り基調、宇都宮駅まではあっという間だった。
総走行距離91km。身内のエスコートを無事に完了して、サイクルイベント参加は幕を閉じた。
 
 
強風さえなければ、もっとゆったりしたサイクリングになったのかもしれない。
それでも、エイドごとで地元の皆さまがあたたかく迎えてくれるイベントはとても楽しかった。宇都宮ブリッツェンの選手も、那須ブラーゼンの選手も、強くてかっこいいお兄さんたちが仲良く話している姿を見られるなんて、なんて幸せなイベントなんだろう。
 
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今日もお疲れ様でした!(イケメン選手は眼福です)
 
 

いちごも餃子も待っている!宇都宮サイクルピクニック①

4月28日、大雨…。
いつもの出勤時間より2時間以上早く家を出た私は、
平日であるにも関わらずロードバイクで駅に向かった。

びしょ濡れのまま駅で愛車を輪行状態にし、いざ!!

 

 

これから向かうのは

会社である

 

 


翌29日参加する予定の「宇都宮サイクルピクニック」のため、前泊の必要があった。


しかし、退勤後に家まで自転車を取りに行く時間はない。連休前で有休を使えるはずもない。
しかし前入りせねばサイピクの出走時間に間に合わせるのは不可能。

というわけで、会社の地下倉庫に自転車を置かせてもらい、職場から宇都宮のホテルに直行することを決めた。


通勤ラッシュを回避すべく、早く駅についたものの、働く人の朝はそう甘いものではない。
最初に、自分の読みが甘く、また利用人数が比較的多めの駅から駅へ移動する通勤経路であったことを謝りたい。

ゴールデンウィークを前にクソ浮かれた大荷物野郎が、死地に赴く戦士たちの苛立ちを助長させたことを地に伏して詫びたい。
とにかく消えて無くなりたい。

こんなエクストリームな輪行は初めてだった。

 

一番端の車両に乗り、輪行袋は壁づけにしたが、そういう問題ではなかった。
とにかく混んできて、私はすでに地に足がついていない。
あろうことか、輪行袋も人に押されて浮いている。

ただ、目的駅はこの電車の終点。
大変申し訳ないが、乗客全員が降りる駅ならば、何とか大荷物も動かせよう。
それすら甘かった。

 

……電車を間違えた……


いつもの終点には止まらず、地下鉄に直通になってしまう電車であった。
人は増えるばかり。


浮いてる。
自転車も浮いてる。

 

3つほど先の駅が乗り降りの激しい駅なので、そこを狙ってエスケープするしかない。
その駅は会社へ向かう乗換駅とは何ら関係がない。
心の中で死ぬほど謝りながら、通勤客とともに、何とか駅に降り立つ。

駅すぱあとでルートを検索し、ホームをさまよって乗り換え路線にたどり着くが、

 

そこには、

人身事故による遅延のおしらせ

そして、遠い異国の地のようにはみ出したまま電車に乗り込む人々
それを何とか車内に押し込めようとする駅員さん

その電車が乗るはずのものだと知り、立ち尽くす私……

 


そんな地獄が広がっていた。

 


結局、すいている電車に乗り込み、降りられる駅降りられる駅をはしごして、
予定より1時間遅れて会社に到着。

このとき、雨はさらに強まっていた。

 


びしょ濡れで会社のシャッターを開けようとしていると、他の社員さんに見つかり荷物が自転車だとバレる。

 

誰かに見つかる前に倉庫に自転車を入れ、優雅に朝マックしようとしていた野望は砕かれた。

 

社員さん「あっ、自転車ですか」
クロ「はい……」

 

別に悪いことをしているわけではないけれど、なんとなく決まりが悪い。
とはいえ扉を開けておいてくれたので、その好意に甘えてそそくさと自転車を置き、ダッシュで朝マックへ。
疲れを癒やすべくガツガツ飲み食いしてから会社に戻ると、私が自転車を持ち込んだことは、周知の事実となっていた。

日頃からロードバイクを乗り回していると言っていてよかった。

 


そして、就業。

 

このとき冷静になっていれば、帰り道も退勤ラッシュとかぶってエクストリーム輪行になるのはわかっていたはずなのに。

 

避けられない戦いは、宇都宮の地にたどり着くまで続くのであった。

 

退勤ラッシュから少しでも逃れようと乗り換えを繰り返し、21時過ぎになんとか宇都宮にたどり着く。

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駅を出てすぐのホテルに飛び込み、早めの就寝とした。

 

②につづく

 

まさかの二週連続?!濃霧の榛名山ライド

4月24日、5時に目覚めると外は大雨。


雨雲レーダーを信じて支度をしていると、運良く外出時には小雨になっていた。
 
馴染みのコンビニで先週と同じ朝食を買い、虫さんと合流してあの地を目指す。
 
 
そう、またも榛名山!!
先週とまったく同じ電車に乗り、私たちは高崎を目指した。
 
途中で、昨日ビンディングデビューしたばかりの真嬉さん(黄色のBMCが相棒の、全力小野田推しガール)

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と乗り合わせて、のんびり電車の旅。


今回のメンツには、ハルヒル参加のため試走を目的としているじぇんさんがいるのだが、彼女はオフトン峠と止まない大雨に足止めを食らい、やや遅れて現地集合することになった。
 

ひとまず駅前で輪行を解除し、3人でコーヒーとドーナツを補給しつつ、談笑。
 
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「クズだ」「死にたい」とつぶやきながら現れたじぇんさんを迎えて、4人そろって榛名支所を目指すことに。
 
あいかわらず地味~な登りではあるものの、天気もほどよく、気分はサイクリングである。

じぇんさん曰く、一年前にハルヒル参加で訪れたときよりも、コンビニが増えたり、街が整えられている感じがあるらしい。
今年で4回目となる榛名山ヒルクライムも、参加人数もうなぎ上りのようなので、このままいい感じに地域の一大イベント、および収入源になればいいなあと願ってしまう。
 
そして、年間を通してたくさんのローディーが訪れれば、いずれ高崎市街の道路も綺麗に直してもらえるかもしれない。
 
程なくして、スタート地点に到着。
 
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今回は、私とじぇんさんは自分の速度で榛名山を登り、真嬉さんには虫さんが付き添うことに。
 
私たちは頂上につき次第、折り返してきて真嬉さん虫さんと合流し、そこからリピートヒルクライムする予定である。
 
ひとまず、麓で解散!!
 
 
 
先週より上げめで登っていくと、初心者コースのささやかな下りや平坦が天国に感じる。とおーーーーーくに見えるじぇんさんの背中を追って、まだ見える、まだ見えると念じながらペダルを回した。
 
ところが、初心者ゴールも間近というところで、じぇんさんだと思って追いかけていた背中が別人だと気づく。
 
いつから前を走っていると錯覚していた?
 
……じぇんさんじゃない、だと……?
 
そのまま幻想の背中(近づいたらおじさまでした)を2、3人パスし、とりあえずじぇんさんには今日も追いつけないことを確かめた。
 
すでに苦しくはあるものの、初心者ゴール時点でのタイムは程よく、上げめでもいけそうな感じがしたため欲が出る。
 
ハッ、ハアッ、…ハッ…もうすこし、このまま…!!
 
と、調子に乗り、榛名神社ゴール前でのストレート坂でペース配分をしてこなかった自分にブチ切れ。ここまでもタイムとしては当社比大満足。
 
そこから先は、久しぶりに斜度を、道を、自分の考えなしな頭を呪いながら、クソみたいな時速で頂上を目指した。
 
降りたい……
マジで降りたい……
 
そんな私を救ってくれるのは、残り1kmの看板と、驚くほどの濃霧。
霧に包まれた道を行き、男根岩を通り過ぎたところで視界も完全に不良に。

サングラスを外し、カーブを駆け上がりながら振り向きざまに見たあの奇岩は……
 
荘厳
 
霧のけぶる山中、堂々とそびえ立つ立派な男根に、思わず涙しそうになる。
だが、その感傷を堪えてあと一息、計測終了地点を目指した。
 
やっとチャリから降りられる…!!
当社比で満足なタイムを確認し、やはり早々に到着していたじぇんさんと合流。
 
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真嬉さん、虫さんを迎えにいくと言ったものの、疲れ切っている私。
 
クロ「ふたりどこまで来てるかな〜」
じぇんさん「う〜ん、せめて神社はすぎてから合流したいな」
クロ「神社前のストレートをもう一度は……きつい……」
というわけで、少し待ってから下ることに。
 
しかし、あまりの霧の深さに、次々と登ってくるローディーも即座に下ってしまう。しかも、かなり寒い。
じっとしているとどうにかなりそうなので、結局ゆっくりゆっくり下って、頂上から3キロほどの地点で2人と合流することができた。
 
うまい具合にマイペースで登ってこられたためか、真嬉さんはとても元気そう。
昨年秋頃に納車し、たった4回目のライドで宇都宮~いろは坂100km越えに我々が連れまわしてしまった彼女は、相変わらずいろんな意味で強いのだ。
 

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さすが最強小野田推しガールといっていいだろう。
 
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四人で談笑しつつ、ゆったりと頂上へ到着。
榛名湖まで下り、記念写真を撮って霧に覆われた湖を眺める。
 
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私ひとりだけ、はりきりすぎた疲労感は否めない。
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600mほど登り返し、来た道を下って榛名神社を目指す。そこで、遅い昼ごはんの予定なのだ。

その途中で、霧の晴れてきた男根岩にちょっかいを出す一枚を。
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今回は頑張ったから、なんだか生えてきそうな気がしないでもない。
 
 
寒さに震えながら辿りついたのは、門前そば「たつみ屋」さん。
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寒い寒いと言いながら店内に入ると、やさしいおかあさんが、ストーブを焚いてくれた。学生さん?と問われるのは、真嬉さん着用の総北ジャージの宿命だ。
 
「これ、おばさんから」
 
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おせんべいや、しいたけ、しょうがの醤油漬けまでいただいてしまい申し訳ないやらうれしいやら。いただきものをムシャムシャつまみながら、全員が頼んだ「門前そば(野菜天付き)」を待つ。
 
 
そして…
 
 
 
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すごい!野菜天が山盛り!
これで1200円は安い
 
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揚げたてサクサクの野菜天と、そば。いくらでも入るような、さっぱりしたそばつゆ
おいしい…。しあわせがじんわり染み入る
 
時間があれば榛名神社に参拝する予定だったのだが、昼食でのんびりしすぎてしまったので断念。あとは高崎駅まで、元来た道を25kmほど下っていく。
 
相変わらず路面が悪いのはご愛嬌。
 
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予定通り、高崎駅へ帰還!
 
帰りは駅前でやっていた名物らしいメロンパンや、うれしい知らせのための祝い酒を買って電車に乗り込む。
高崎駅は、ボックス席でのんびり喋りながら都内まで出られるのがすばらしい。
 
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今日もお疲れ様でした!(氷結は、あのお方の勝利に捧ぐ)