12月3日、いい感じの晴れ。
メンバーはしぃさん、どろさん、虫さん、クロ。
参加予定だったじぇんさんは、前日のバイクロアで頭を強打し、むち打ちになったために泣く泣く不参加になった。
ちなみにじぇんさんが頭を打ったのは落車でも何でもなく、こいつをくぐるときに強かに額を打ち付けたからである。
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待ち合わせ時間調整のため、小田原でコーヒータイム……。
今日は大観山をゆったり登り、箱根で温泉に入って帰るライドということで、少し楽をして湯河原駅を集合場所とした。
湯河原駅は工事が済んだらしく、何かと湯を溜めてある、きれいな駅前になっていた。
ほどなくして、全員そろったので、出発。
もうさっそく、大観山へと向かう登りのはじまりである。
どろさん「うわ坂だ」
虫さん「うわ坂だ」
しぃさん「紅葉きれいだね~!私こっち側から大観山登のはじめて!」
景色を見ながら、まったりと登る。
紅葉は本当に見事だったが、そのために観光客、車、バイクが多く、いつもよりは少々登りづらい。
とはいえ、温泉街を抜けて、大観山へと入ってしまえば、基本的にはゆるゆる登り。
たまーに連続する車やバイクに気をつければ、好きなことを話しながら走れるすばらしい山だ。
補給もとりたいので、半分をすぎたあたりにある椿台に立ち寄りひと休憩。多くのバイカーが集まり、にぎやかだ。
この高さでも山の深さがよくわかる。
そこからしばし走ったあたりで、一人のローディーとスライド……
しぃさん「たまがわジャージ??」
虫さん「たまがわさん?!」
朝から、箱根で忘年会のAJたまがわさんの話題が上がっていたこともあり、特徴的なジャージにすぐに気がついた。
クロ「誰さんですか?」
とりさん「とりです」
というわけで、とりさんと奇跡のエンカウント!
開けたところまで少し戻ってきてもらい、しばしの談笑タイム。
この写真、とりさんの笑顔がうれしげな感じで、私たちもとてもうれしい。
かばんちゃんを囲むフレンズ。
しばらくおしゃべりしてもらって、再スタート。とりさんに撮ってもらった背中の写真ですら、なんとなくかしましい。
残りの距離もえっちらおっちら登り、レーダーが見える開けた景色で記念撮影。
遠くまで見渡せる、素晴らしい冬晴れだ。
たまにペダステモノマネシャブなどを決めつつ、無事に頂上へ!
時間も昼時、どこまでも広がる澄んだ景色に、富士山と南アルプスの辺りがばっちりくっきり見えた。
さらには四人揃って記念撮影。やさしい観光の方、ありがとうございます。
定番のゴリラ&ママ活タイム。
そして、実ははじめて立ち寄るMAZDAスカイラウンジでお昼ご飯。あたたかいダシが身体にしみわたった。
ゆったり食べ終えて、時刻は13時半頃。ここからの極寒ダウンヒルに備えて、ウィンブレ、ダウン、冬用グローブ、シューズカバーをがっつり装備。
芦ノ湖までの5km弱とはいえ、大観山からはとにかく寒い。
そして、さらっと芦ノ湖を通り過ぎ、箱根旧道へ向かってのちょこっとだけの登り返し。
お玉が池を軽快に下って、次の目的地は箱根旧道おなじみの「甘酒茶屋」だ。
はじめてきたというしぃさん。
わくわくの扉オープン。
観光客と思しき団体で満員の店内では、あたたかなストーブが出迎えてくれた。
甘酒、みそおでん、各々のおもちを楽しみ、暖をとる。
もちの伸びがすごい。
ここで、とりさんのツイートで見つけた、小田原のラーメン屋さんが気になるという話に。
木桶で提供されるラーメン、ぜひ食べたい!温泉のあとの晩御飯は、急遽そこへ決まった。
そこからは、明るいうちに旧道を安全に下る。できるならこの季節、こういう道は早い時間に下りたい。
ゆるゆる下っていき、ほぼ終わりというあたりで、右に曲がって短いクソ坂の登り返し!
ここは、結構な斜度があるのでぎょっとする。
そして、お目当ての立ち寄り湯「箱根の湯」へと到着した。
入浴料1000円、レンタルタオルは350円で結構ひろい温泉が楽しめる。露天風呂も寝ころび湯もあり、結構にぎわっていた。
冬のダウンヒルあとの至福の時間……。
じっくりお風呂を楽しみ、しばし談笑。
お腹をほどよく空かせた?ところで、最後の目的地である、小田原の市民会館近くのラーメン屋「鯵壱北條。」を目指した。
下り基調なので、すぐに到着。
が、すでに店じまい……。
人気店だろうし、仕方がないが、口の中はすでにラーメン祭り。
どうする?と悩んだ結果、近くのカフェ・ダイニングバーへ。
ラーメンとは対極である、女子会ムード満載の「湘南パンケーキ」
小田原ではそこそこ有名なのだそう。
それぞれフードを頼み、パンケーキはシェア。
はからずも、がっつりカロリー摂取のグルメライドとなってしまった。
インスタ映え……と見せかけて、ただのぬいママ活である。
とはいえパンケーキ自体も、とてもフォトジェニック!
全体的に時間を早めに設定していたためか、程よい時間に小田原駅に戻り、解散。
しぃさん、どろさんライドにふさわしく、相変わらず食べることを中心にした、大満足のライドだった。
今日もお疲れ様でした!(冬のダウンヒルは明るいうちに)