上旬までは師走にしてはあたたかな日が続いていたというのに、12/9はまさかの寒波襲来。
それでも「都民の森」に夏以来のリベンジをしたいと考え、ライド予定を組んだ。
まずは近所から自走で、集合場所の「郷土の森公園」へと向かう。
夜明け前の寒さが尋常ではなかった。
◆
朝一のメンバーは虫さんとゆたそさん。しばらく走ってようやく夜が明けてきた。
明るくなってはきたが、この時間帯、刺すような寒さが身を襲う。
郷土の森公園内に到着。とりあえず、ガタガタ震えながら自販機のコンポタに縋る。
ゆたそさん「しゅごい!コンポタ2種類ある!!!」
クロ「しゅごいたくさん飲める!!!!!」
そんなこんなで、今日の黒一点?女子力の塊の藤井さんが合流。レッグカバーもシューズカバーもしっかり装備しているものの、なぜか夏レーパンという大事なところの無防備さ(寒い)
さて、多摩サイをゆるゆる走って次なる待ち合わせ地点の武蔵五日市駅を目指していく。
途中、落ち葉に車輪を取られてすっ転んだクロ。うーんこういう転び方がお決まりとなりつつあるが、いかがなものか。
1%くらいのゆるい登り基調を進み……
無事に駅に到着!!
ゆたそさん「股関節痛めた」
これが結構大ごとで、駅に至るまでにいつもの速度が出なかったり、かなり辛そうだったりと危険信号。
とりあえず、都民の森はエスケープもできないしやめとこうか?という話に。
きいさん「そういえばさ、スカート持ってきたよ!!!……ちょっとね、派手かもそれないけど」
そう、今日は女子ライド。女子としてライドを頼むためには必要なものである。
ゴソゴソと取り出したそれは、
サンタスカート!!!!!!!
藤井さん「わあーこれで防寒もできますね!」
見事に女子ライド的な集合写真だ。残念なことに、5人中藤井さん含めて2人しかスカートを履いていない。
あまりの美脚にローアングラーと化す我々。
うちに姫がいるよお!!!!とトレインで大はしゃぎ。
トップチューブにまたがる赤いスカートの感じがたまらない。
そのまま、時坂峠入口のお豆腐屋さんを目指してゆるーっと走る。
たまにうちの姫は速い人についていってしまう。見守る我々囲いたち。
わずか9kmほどで、すっかりおなじみの「ちとせ屋」さんに到着した!
この時期はあたたかい湯豆腐が注文できるので、さっそくいただく。
絹と木綿の両方が入っている。あつあつで豆腐の味濃い一品だ!
ちなみに、いつもの豆乳もあたためて提供してくれているという。
そして、ついつい頼んでしまううの花どーなつ。これも変わらずにうまい。
きいさんの顔ほどもある揚げたての油揚げ。これまたパリパリで香ばしく、ペロッといってしまう。
思わず追い豆腐をしに立ち上がる私、豆腐なのだから実質カロリーゼロだ。
じゃん!!
これは、揚げたての厚揚げ。専用のタレをかけて、パリパリに箸をいれれは……なかはアツアツしっとり豆腐だ。
さて、すっかり満腹になったところで、セクシー姫と再スタート 。姫のスカートの中は期待を裏切らない!
ステキな御御足で坂を駆け上がっていく藤井さん。
停車してもこの様になるショット。
ゆたそさんの股関節痛が結構なものなので、時坂峠登ってすぐのレストランで待機をしていてもらうことになった。
尚これは、『征伐ダンス』と呼ばれる舞台版FGOの円卓パフォーマンスを再現するゆたそさんと、笑い砕けるきいさんの背中という一幕である。
これまでに数十回は見ているクロは冷静だ。
後の再会を約束して、藤井さん、きいさん、虫さん、クロは時坂峠登坂をスタートする。
すでに強さを発揮しているらしいきいさん。
藤井さんが景色を見るやさしい速度に合わせて、私はヒイヒイ言いながらそれを追いかけた。
そこそこ斜度はあるが、時坂峠は短くて景色も開けていて気持ちいい。程よい具合で登頂する。
藤井さんは颯爽とリピートし、きいさん虫さんの元へ向かう。
やらないつもりだっだけど、頂上でひとりは寒いので、私もほんの少しだけ反復する。
私が現れたのは手嶋純太が話題に上ったタイミングだったらしく、運命を感じた。
そんなわけで、揃ってゴール!!
気づけば藤井さんにおっぱい(※手袋)が生えている。
開けたところで記念撮影。手前の落ち葉にピントがあっているのがいい感じ。
ここでも炸裂する、藤井さんの女子力たるや……。
身体が冷えきるまでに颯爽とダウンヒル、
そして、ゆたそさんが待つレストランへと到着。時坂峠くらい短めの峠だからこそできる技である。
ここから先は、寒いのでまったりと温泉に向かうことに!
クロ「ねえねえ、近くにあるパン屋にいきたい!!ここ!!!」
拡大しすぎて皆から飛び交う?????の文字。
そんなわけで、下り基調のたった3kmほどでたどり着いたのがパン屋さんの「森の風゜」……これで「もりのぷう」と読むのだ。独特である。
素朴な、まさに地元のお母さんのパン屋さんといった感じ。
飾らないパンだが種類は豊富。お母さんもとっても感じがいい。
ありがたく、明日の朝ごはん用にと数種類買わせてもらった。シンプルなテーブルロールのおまけもつけてもらい、大満足。
きいさん「見て見て、これしぃさんから勧められた冬用のグローブ」
虫さん「しぃさんwwwwwwwすごいブルベ力wwwwwww」
きいさんはいつかブルベに挑むことになるのかもしれない……。
そしてまた2kmほどを進み(というか、漕がなくても進むような道のり)、
温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」に到着!!
外から見ても、施設が広くて期待ができる。
こちらは3時間で900円、タオルも購入可能だ。露天風呂がいい感じの、清潔な温泉施設だった。しばし、まったりと解凍タイム……。
陽気なゆたそさんがポスターを再現してくれた。
間違い探し。
すっかりあたたまり、残りは駅までの5km。明るいうちに移動することにしたので、湯冷めをせずに駅までたどり着けそうだ。
冬は空気が澄んでいて、空が綺麗に見える。
最後に温泉施設から道路に出るためのクソのような激坂はあるけれど……無事に帰路へ。
武蔵五日市駅にゴール!!
お腹が空いたので、あたたかな「裏山ベース」に飛び込んで、ちょっとオシャレなカフェ飯で晩御飯にした。
ゆるゆるだが、いいライドだ。
オシャレなチキンカレーにデザート付きで1000円を切っている。
話に花が咲き、追加の一杯。はちみつレモン?ゆず?のあたたかな飲み物が、ほっとさせてくれる。
きいさん「こういうの今手やりそうだよね〜」
クロ「まってしぬ」
笑い転げて喘息発作で死ぬクロ。
そんなわけで、ほどほどの時間で今日のライドは終わり!躍動感のあるポーズでお別れだ。
虫さん「三戦!!!!」
皆「呼ッ!!!!!!!!!」
往来の子安ネタ、総員子安で檜原ライドは締めくくられたのであった……。
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こうして、都民の森は夏冬どちらも機会を逃し時坂峠ライドとなったが、何に笑っていたかも思い出せないくらいの素晴らしいライドになった。
今日もお疲れ様でした!(お別れ間際の三戦!!呼ッ!!!!!)