5/5、本日も晴天なり!
というか、かなりの夏日のようだ。今年のGWではもはやお馴染みとなった4人、真嬉さん、ゆたそさん、虫さん、クロで和田峠へ向かうライドをスタートした。
Uターンラッシュもあるし、車は多いかな??? と思いつつ行くが、あまり心配はなさそうだ。
かつて「パン工房リアン」というお店があった場所。閉店を悲しんでいたが、なんと居抜きでパン屋さんが入っていた!
暑いね〜でも気持ちいいね〜と言いつつ高尾方面に向けて進んでいく。
高尾駅付近、八王子霊園の辺りの登りがあるので、その前にファミマでひと休憩。
食べたくてたまらなかったシュークリームと、暑いのでいいだろう!とコーヒーを摂取。
気温は高いが風は涼しく、本当に絶好のヒルクライム日和。郊外の大型店舗が増えていくのを横目に走る。
ちらほらと小高い丘を越えていく。
ゆたそさん「木陰! 救われるゥ〜〜」
クロ「あれ? これで終わりだったっけ?」
虫さん「まだだよ、トンネルが最後のはず」
虫さんの坂把握能力には恐れ入る。というわけで、このトンネルを抜ければ和田峠前に毎度立ち寄るファミリーマートだ。
八王子西インター店、ここで焼きうどんと野菜ジュースを選ぶ。シュークリームのせいか空腹感は全然ない。
さあいざ! 陣馬街道へ!
川を横目に走る気持ちよさ。ずっと登り基調ではあるものの、消化のためにゆっくり走ればつらくない。
まさに初夏の景色。あたたまったアスファルトの匂いと濃い緑。自転車に乗れば当たり前に味わえる光景だが、ままならない年が続いていたためか、とにかく一つ一つが愛しい。
いつも和田峠前に立ち寄る「夕やけ小やけふれあいの里」だが、今日はなんと催しをやっているらしい!
たくさんの器や食品などが並び、賑わいを見せる。
地元のお母さんおすすめの炭火の焼きおにぎり! これがまたほんのり甘くて美味しかった。あまりにも楽しいので、和田峠を登ってからまた来ます〜〜ということでサクサク出発。
北浅川のます釣り場が大人気。
景色を楽しみつつ少しずつ標高を上げ、
お馴染みの和田峠入り口に着!
さあ、3.7km。初めての真嬉さんとともに、いざスタート!
最初はゆるゆる……と思ったら、
かなりの交通量。やはりこれはゴールデンウィークのせいだろうか、裏和田からばんばん車が抜けてくる。
ゆたそさん「ああ〜〜和田峠だわ〜」
真嬉さん「これは……たしかにキツいね」
あまりにも車も多いので一時停止。
この後一足先にふわーっと走り出したが、もっとも斜度のきつい箇所(しかも2ヶ所)で車とすれ違った私は、心臓をバクバクさせながらイン側を走ることになった。
車が多い以外は路面の状態もよく、気候も良く、気持ちのいい和田峠だった。
クロ「ゆたそさん撮ってあげる!飛んでー」
と言いながら、2回も撮影に失敗し、和田峠を終えたばかりの人を無駄にジャンプさせただけになった。
虫さんと真嬉さんもゴール。
無事に和田峠登りきったぞー! の最高写真。さすがは虫さん撮影である。
4人で制覇を喜んだ。
が、峠を抜けてしまえば陣馬街道の最高の下り基調。漕がずに進むが危険ではないという、最高の道だ。
さて、もう一度夕やけ小やけふれあいの里に戻ってきた。今度は入場券を買い、奥のふれあい牧場や夕焼小焼館、広場の方まで進む。
中では写真展をやっていた。
そして、夕焼小焼館の奥のカフェで一服することに。かなり列ができている中、おじさんが一人でハンドドリップでていねいにコーヒーを淹れ続けていて、グッときてしまったのだ。
こちらは浅煎りの小焼けコーヒー。さっぱりしていて香りもあり、美味しかった。
外の広場では子供たちが鯉のぼりのした無邪気に遊び回っている。家族連れのデイキャンプで大賑わいだ。
虫さん「ゆたそさん鯉のぼりになって〜」
ゆたそさん「こう?!!!」
食事処のいろりばたの前で焼きだんごを食べた。くるみ味噌の甘じょっぱさがこれを求めていた……!という感じで最高だった。
最後に、直売所で「のらぼう」と「わさび菜」を買い、楽しい散策は終了!
こちらが今回の出店を主導した商店会の幟旗だ。商店街のない町に、そういった組合を作ろうというものらしい。
ずいぶんここで長居してしまったので、帰路は少し急ぎ目に。
のどかな陣馬街道の景色をたっぷり堪能して、
突き刺すような西日の中、八王子霊園の小山をえっちらおっちら越えていく。小山はあるとはいえ、やはり下りの方が気持ち多い分、走りやすい。
高尾駅前の登りと渋滞を乗り越えれば、あとはもう平坦だ。
夕方になるにつれどんどん向かい風は強くなる。自分が先頭のときはまだマシだったが、日没が近づくにつれ最後尾でも難儀するほどに。
帰り道に、行きに見た居抜きのパン屋さん「希望の丘ベーカリー タパン」で夕ご飯にすることにした。
閉店の1時間半ほど前だが、ほどほどにパンが残っていてよかった。このパン屋さん「牛タン利休」が母体らしく、牛タンシチューやソーセージを使ったパンが売りなのだとか。
なるほど、「タン」と「パン」で「タパン」!
テラス席で食べていると、アンパンマン自販機が虫さんをすかさず威嚇する。
大きな太陽が沈んでいくのが見えた。
日没チキチキレースとなったが、とてもきれいな夕焼けを背に走ることができたのだった。
◆
こうして、ゴールデンウィークはたっぷりライドを満喫した。ほぼ毎日のように会っていた、真嬉さん、ゆたそさん、虫さんには感謝である。
連日ライドをしていると、まるで部活のようで楽しかった。最終日はさすがに疲れはあったが、大満足だ。
注意をする気持ちは個々にあれど、気兼ねなくめいっぱい連休やライドを堪能できたことは、本当に尊いことだろう。
今日もお疲れ様でした!(わさび菜とのらぼうは食卓に)