おうちに帰るまでがブルベです!
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少しゆっくり寝るはずが、7時前には身体がギシギシ痛んで起床。
朝食をとり、ツイッターで群馬に詳しい皆様からおすすめグルメスポットを募って、ゆったりと出発準備。
前橋から赤城山に登ろうという話をしていたが、思ったよりも風が強そうなので、高崎まで走ってグルメを堪能して帰ることに決めた。
その道のり、約40km。
そして、驚くべきことに昨日となんら変わらぬ向かい風だった。
渡良瀬川はこんなにのどかなのに……。
虫さん「ねえ!!なんで!!!風!!!!!!!」
クロ「すっっごい吹いてる!!!!」
ほぼ100%の向かい風のなか、38kmに3時間近くかかってやっとお目当てのお店「麺屋 承太郎」に。
しっかり列ができているこのお店は、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」にちなんだラーメン屋さんである。
店主の方が、どうやらお好きなのだそう。
いたるところにジョジョグッズ……。たのしい。
そして、肝心のラーメンはというと、これまた美味い!
でも、二郎っぽい雰囲気の割にはあっさり。豚骨と魚介だからだろうか。
基本のラーメンを頼んだが、むっちりした太麺と、アブラを浮かせたスープ、お馴染もやしとキャベツに極厚のチャーシューに大満足だった。
残してしまっては悪いからと、量を控え目にし、チャーシュートッピングを足したが、普通盛りでもよかったかもしれない。
虫さんは、汁なしの混ぜそばをチョイス。これもまた、赴きが違ってうまい。
そしてこのまま、高崎駅の裏にある焼きまんじゅう屋さんの「茶々」へ。
本当はお土産にするつもりだったのだが、あまりに感じのいいおかみさんだったため、ついついその場で食べていくとこに。
ふかふかのまんじゅうを串に刺して焼き、みたらしのような甘じょっぱいタレをふんだんにかけた焼きまんじゅう……。
食べた感想の一言目は「パン!??!!」だった。ものすごくおいしいし、ジューシー。
でも、頭で想像する「まんじゅう」とは何か違う。あんまんの生地のようなふかふかが、香ばしく、タレを少し吸ってじゅんわり……。
想像と違う、と皆さん言うとおかみさんから聞いていたが、まさしくその通りだった。
こうして、高崎駅までで40km。向かい風に逆らい、高崎グルメを堪能し、本当の意味で私たちのたまがわ600は終わった。
ブルベとしては非常に未熟な結果に終わったが、ライドとしては、本当に楽しかった。
そして、フロントバッグの一種、「シャリポケット」を導入したことで、荷物の管理がうまくいったこと、PCでの支度時間が大幅短縮できたことは、今回の成果だと思う。
やはり、ロールアップタイプのサドルバッグの開閉は、最低限にした方がよさそうだ。
(もちろん、後半までそれがうまく続いたかはわからないが)
たくさんの助言、あたたかい応援、PCなどでの楽しい時間が得られた、素敵な挑戦だった。
今日もお疲れ様でした!(そして3kg太っただけで終わる)