BRM325日本橋400小江戸巡り①

ついに。
このときがきてしまった。


未知への挑戦は、正直楽しみというよりも緊張がまさる。


前日の夜、ハイステ(少年漫画ハイキュー!の2.5次元舞台)をウキウキ観劇しにいったにも関わらず、終演の頃には胃痛を発生するほどだった。


一年前の私ならば想像しえなかったであろう、ブルベのステップアップ……。

 

BRM325日本橋400小江戸巡り 


ついに、400kmブルベへの挑戦の日が訪れたのであった。

 



3月25日は、自転車にぴったりの晴れ。
昼スタートだから早起きも前泊もいらない~と浮かれていたら、どうやら昼スタートの方が難易度が高いらしい。
これはあとあと知った大誤算だった。


スタート地点の木場公園へ、虫さんと向かう。

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待ち合わせていたじぇんさんは、反射ベストを忘れたため、一足遅れてやってくることに。


ブルベはとにかくこれがこわい。

携行品や基本装備が多すぎて、いつも何かしら忘れてきたんじゃないかという気持ちになる。


初めてお会いするAR日本橋のスタッフさんにご挨拶。
400kmを完走するコツは、「しっかり寝ること」とのありがたいアドバイスが……。


じぇんさんも合流し、いつもと変わらずスタート前にバタバタやっていると、「それだけ元気なら大丈夫でしょう」と言われてしまった。

 

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元気だからといって脚が強くなるわけではないが、少し安心した気持ちになる。


先日の稲垣会長のことを思って黙とうをし、

無事に帰ってくる誓いを立てて、いざスタート。

400kmの長旅がはじまった。

 


・スタート~PC1

 

都会の速度が出しづらい信号峠を、10人くらいの塊となっていっせいに走る。
しばらくはつかず離れずゆったりと、千葉方面へ向かって平坦旅。

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ちょうど一日の中で一番走りやすい時間帯のため、あたたかくて気持ちがいい。
が、この気温もあとは下がる一方かと、悲しくなることも……。

 

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道幅の広い国道に入れば、小さなトンネルのたびに訪れる起伏で、集団は解散
信号もいやらしい感じに現れるので、文句のひとつも言いたくなる。

 

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平坦道の敵といえば「向かい風」だが、国道51号線に入ったあたりの横風、向かい風はひどかった。

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まったく速度も出ず、一生懸命前を牽いてくれていたじぇんさんをハンガーノック気味にさせてしまった。
先頭を交代し、ヒイヒイしていたところで、このしんどい国道のターンは終了。


相変わらずまったいらな千葉の景色。

左右には田んぼ、あるいは住宅街。

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先頭をローテしつつ進む。
小さな坂がたまに現れるが、虫さんが「10%の坂が出てきたら平坦とは言わないから!!」とキレていたこと意外あまり記憶にない。


PC1のセーブオンに、2時間近くの貯金で到着。ここで80kmほど、まだこの5倍は走るらしい。

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平坦なので、食べてもオエッとなる可能性は少ない。おにぎりと味噌汁、ホットスナック等々お腹を満たし、麦茶を補充。

持ち歩き分にさくら大根を購入。


おいしいんださくら大根……カロリーの足しにはならないけれど。あと意外と売ってない。


ここで、持ち主不明のブルベカードが発見されるという、恐ろしい事件も。結局どなたのものか分からず、レジに預けられたらしいが、その後どうなったのか……。


すぐに日暮れの時刻になるため、防寒装備をして再スタート。

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・PC1~PC2


走りだしてすぐ、このブルベ小江戸巡り」の見どころのひとつでもある、「佐原の町並み」が。
まさに小江戸。石畳と、小さな橋がかかった、美しい古き町並み。
完全に日が暮れる前だったので、じっくりと素敵な景色を眺めることができた。

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そんな小江戸を抜けて、再びの平坦。
霞ヶ浦を過ぎ、水戸、土浦と茨城県を突き進む。
正直、日が暮れてくるとどこを走っているのかよくわからない。

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平らだが、たまに襲いくる小さな坂に、ついヒーヒーいってしまう。坂耐性の低下が著しい。

 

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PC2の直前で、ひどい横風と地味な登り基調による妨害を受けた。
とはいえ大きなトラブルなく、貯金は据え置きのままPC2へ。
ここのセブンイレブンで、160kmくらいだろうか。

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再度味噌汁とおにぎりを食べ、麦茶を補充。だいぶ気温も下がってきた夜の道へ。


たった160kmだというのに、日が暮れてきたせいで、身体はもう休みたいモードに。

 


・PC2~PC3

 

さて、暗闇のなか走り出したはいいものの、ここで第一の関門。虫さんに急激な眠気が。
かなり早い時間だが、満腹感と暗さも手伝い、少し危ない状態に。
隊列で真ん中に挟んで様子を見るが、声をかけていないと突然ガクンと落ちる。


これはまずい……そんなときに、目の前に現れたのは白く輝く大型コインランドリー。

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最高の仮眠スポットではないか!


この眠気が鍵という400km以上のブルベだが、大がかりな健康ランドにはあまり寄れる期待をしておらず、最初から寝られるスポットを読み漁ってきた。
精米スタンド、コンビニのイートイン、道の駅、バス停、そして……コインランドリー。 


時間にして約10分、かなり暖房の効いたところで休むことができた。虫さん、じぇんさんが目を閉じている間に、何時につけば健康ランドに寄れるか計算。 


多少とはいえ、横になることはできそうだ。
軽くリフレッシュして、再び夜道へ。

 

とはいえ、何もない田んぼと住宅がパラパラの平坦道。黙っていると、再びの睡魔が襲いくるらしく、ペースが上がらない。


虫さん「しゃべってた方がいいわ……しりとりしよう」
クロ「弱虫ペダルしりとりするか」
虫さん「ペダルっぽければ何でもいいしりとり」


というわけで、

しりとり開始。


これがまあ、かなり盛り上がり、目が冴える冴える。
時間帯も手伝って、炸裂する下ネタに、一気に覚醒モード。 

 

 

「真手の聖地はいろは坂!」

「カブ!かぶらぎいっさ!!!!」

「さ、さ、……さかみちィ!!!!」

「ちんこがでかい新開隼人!」

「東堂じんぱち!!!」

「乳首が弱い手嶋純太!」


「「はーーー純太!!!!!!!」」

 

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何でもありすぎて、頻発する新開隼人や手嶋純太で縛りはキツくなる。


じぇんさん「また、『た』から始まるもの?!」
クロ「おい、また『と』かよ!!」

 
……しゃべりやすい道だったのもあるが、気づけばPC3のセブンイレブンへと到着した。


健康ランドに時間を残したいため、ここは軽くトイレ程度の滞在に。

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・PC3~PC4


ふたたびのしりとり戦……と行きたいところだが、真面目に走らねば仮眠時間が足りなくなること必至。

 

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たまたま、前方をしばらく後発隊の競輪らしいお兄さんたちが走っておられたので、品のない話は口をつぐみ、後を追わせていただくことに。
べったりつけるわけではもちろんないが、人が前を走っているのはとてもありがたい。


先行するふたりのお兄さんの信号発信、きれいなフォームに見とれつつ、短い33kmのPC区間が終了。

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健康ランドのすぐ手前のローソンがPC4だ。
ここでも、買い物のみ。


深夜モードの会話が私たちを激しく呼び覚まし、本質とも思える腐女子性が発揮され、正直眠気は吹っ飛んでいるが、せっかくなので仮眠スポットへ向かうことにした。


②につづく