10月22日、極寒の始発電車。
10月20日夜の羽田空港お出迎え…
10月21日お面速報やチームプレゼン…
すでにエンジン全開準備万端で迎えたジャパンカップ当日。
現地に前入りしたじぇんさん、みそこさんと合流すべく、私と虫さんは宇都宮へと向かった。
途中で真嬉さん、お連れ様の織人さんと電車が一緒になり、寒さで死にそうになっていた私たちにあたたかすぎる差し入れをもらう。
この時にもらったカイロは、のちのちまで私の命を救った。
宇都宮についたらウルトラライトダウン買うんだ……と心に決め(結局買えなかった)、乗車時間は3時間近く。
何度来ても遠い。
渡辺航先生のサイン会の抽選権を手にいれ、場所とり、荷物預入れ、朝ごはんと奔走する。
今回のレースで引退のファビアン・カンチェラーラを推す虫さん、みそこさんは、彼の出現情報を聞くや駆け回る。
と、通りがかった例のホテルから、トレックの選手御一行様が……
うーーーん、すばらしい。
スカイの選手やオリカの選手も、結構街をうろうろ歩き回っている感じだった。
お面作りを眺めたり、ネイルサービスに並んだり、航先生のサイン会にありがたーく並んだりしているうちに、レース開始。
(尚、このハートの顔は手嶋純太である)
見ての通り、盛り上がる準備は万端だ!
・ホープフルクリテリウム
若き才能たち、最高。
強くて速いのに、身体がまだ細く、しなやかなでたまらない。
一位の根本選手、さわやかで、コメントもしっかりしていて、でもその歳らしい素直さが見えてとてもとてもよかった。
最後の周回、コーナー回ったくらいから、チームメイトとうまく結託できていたと思う。チームの子がアシストしてくれてたような。
根本選手のゴールが決まったとき、同じジャージの男の子がガッツポーズをしているのを見て、素晴らしすぎてのたうちまわりそうになった。
皆ぜひ彼を見習って、ガッツポーズの練習をしてほしい。
・ガールズケイリン
本当にかわいい。皆さん、お顔が花があって可愛らしい。ゴールドキャップのお姉さんの圧倒的な勝利でした。
強くて可愛かったら最高だと思う。見応えばっちり。ぜひ、本場で見てみたい。
私は、下り基調のモニター側で応援をしていた。
出来すぎたくらいに素晴らしく、トレックがコントロールし、勝利を収めたレースだった。
引退ということもあり、勝利が期待されていたカンチェラーラの意向は、「別府選手の連覇」のようで、応援をする私たちのヒヤヒヤした気持ちとは裏腹に、序盤からトップ集団に入り、ガンガン前に出て集団を牽き倒すような展開に。
4周おきの周回賞では、新城選手がくるか?!と思いきや、井上選手がかっこいいスプリントで獲得していった。安定感があって渋い、かっこいいお方だった。
途中で2人が逃げ、(そのほとんどの時間をBMCのジョゼフ選手が牽いていた)最終周回近くまで2人が逃げるも、最後は吸収。
先頭にトレックが固まり、それぞれが仕掛けだすと、ラスト選手が別府選手を牽いてぐんぐん前へ。
そして発射。
別府選手のスプリントが決まり、見事2連覇を決めたのだった。
今回はカンチェラーラ激推しのメンツと観戦していたのもあり、この勝利には大歓喜。虫さんの魂のこもった写真たちが、それを物語っている。
別府選手の勝利があまりにも格好よく決まったので、ゴールシーンでは泣いてしまった。
あの、動画やモニタ越しに見ていた超人カンチェラーラ選手の最後の勇姿を肉眼で見られたことは、本当に稀有で、とんでもなく恵まれたことだと思う。
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翌日も引き続きレースを楽しむ皆と別れ、ひとり餃子ディナーと決め込む。
帰路の3時間は長いが、思い出にひたれる、素晴らしい一日だった。
今日もお疲れ様でした!(Tシャツはみそこさんお手製)