チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

BRM917神奈川200箱根①

9月17日、なんとか湿っぽい曇り空。

夕方に不安な雨予報を抱えつつ、この日を迎えた。

 

今回は、7月ぶりとなるブルベ

 

BRM917神奈川200箱根

 

への参加だった。


お世話になってる方のいるAJ神奈川のブルベと、ゆたそさんのブルベデビューということで選んだコースだったが、

 

ゆたそさんが発熱でDNS

 

というわけで、おなじみのじぇんさん、虫さんと道を共にすることに。

 

 

それでもまあ獲得標高もアタック金精峠よりは少しだけ低いし、落ち着いていけば……という気持ちで挑むことにした。

最寄駅の大船まではさらっと輪行


激しめの胃炎で薬浸けとなっているクロは、最初からDNFも視野に入れつつスタート地点へ。

 

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参加者の多くアットホームなこの雰囲気は、初めて出たブルベの逗子200を思い起こさせる。


顔見知りの方、逗子ぶりにお会いする笑顔の素敵なMさん、じぇんさんとショップを同じくする諸先輩方にご挨拶。

 

今回自身初の、写真による通過チェックがある。
ブリーフィングを受け、この時点ではワクワクしながらいく先々を想像していた。

 

 

最初に結論!!!!

 

①完全にコースのリサーチが甘かった
②獲得標高で難易度は計れない


この言葉が全てといっても過言ではないほど、今回は想像をはるかに超え、ハラハラ悶絶の200kmとなったのだった。

 

 

 

・スタート〜PC1まで

 

大船駅近くのローソンをスタートし、おなじみの江ノ島〜小田原間の国道246号に至るまでは、モノレール沿いの起伏。

 

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最初からこれかよ!と思いつつ、参加者とトレインになりながらアップのつもりでハアハアしながら体を温めていく。

 

平坦区間に出れば、じぇんさんの顔馴染みの方々とともに、爆速のトレインに。

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巡行は30km/h前後と乗らせていただけるほどだが、他参加者の追い抜きの際に出す瞬間40km/hのようなアタックをゴリゴリ繰り返され、真鶴に至る起伏を前に、トレインを離脱。

 

これが200kmじゃなければいけるとこまで乗っていたかった…!

 

牽いてくださった方々に感謝しつつ、小田原〜真鶴料金所のささやかな(かつてトラウマだった)起伏を淡々と越えていく。

 

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この真鶴の道を通るたび、初めて走ったときにじぇんさんに激しくちぎられたことをいつも思い出し、今やネタになりつつある。

 

おたがいのペースが把握できるようになり、色々と進歩したのだなあ……と感慨に耽りつつ、PC1となる湯河原駅近くのセブンイレブンへ!

 

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ストップアンドゴーがあるとはいえ、PC1までは2時間ほど。58.5km地点なので、これはかなりの好ペース。

貯金は1時間半近くあった。

 

胃炎で食事がほとんどできない私は、飲むヨーグルトととアミノ酸ゼリーを飲み込み、悶絶する痛みと戦いながら休憩を終えた。

 

人で賑わうPCは安心するし、ランドヌール、ランドヌーズたちの食欲旺盛ぶりには、いつも羨ましくなってしまう。

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次のPC2までは66.6km。

この区間に、本ブルベの獲得標高の2000m以上が含まれているということを、リサーチの甘い私たちは曖昧にしか把握していなかった。

 

じぇんさん「大観山は長いんだよね〜」 

クロ「まあ、淡々といけば大丈夫かな?」

虫さん「坂しんどい」

 

長い登りをそもそも好まない3人が、静かに死地へと走り出したのだった。

 

 

②につづく