チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

BRM512海野宿400(スタッフ試走)②

 

・PC4~通過チェック 

 

気持ちが折れない方が勝つ……。

ここからは、とにかく標高1035mまで登らなくてはならない。鬱々とした気持ちで、再スタート。気分転換に、ドリンクを麦茶から粉飴+スポーツドリンクに(夜間と登りの食べられない対策)


復路は、下ってきた道ではなく、「北国街道旧道」を通ることになった。

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さまざまな道の都合からルートについての相談がコース設計者となされ、行きと別ルートの試走を命じられる。元来た道に比べて車がなく、住宅街のため路面が綺麗だった。これだけで随分救われる。

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虫さん「でも登るよ……」
 
元来た国道に合流してからも、ひたすらの登り。ガツンとした斜度はないので、とにかく地道にペダルを回す。

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たまに挟まるちょっとした下りによって標高を下げられ、げんなり。だが、これが姿勢リセットポイントにもなるので仕方なし。

ジリジリ登って、標高1003m。

 

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ぜっとさん「ここまでくれば大丈夫!」

虫さん「と、思っていた頃が私にもありました」

 

少し進んで、着替えのためにコンビニイン。ダウンヒルに備えて色々着込む。スリーコインズ(300均)で冬に買った160デニールの裏起毛レギンスが大活躍してくれた。

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最後の登りに至る前に、標高1003mから100mほどアッサリ下るので、これは心理的に結構つらかった。そして、私の変速機からは異音が鳴り響いている。

 

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虫さん「登り……終わり……?」

 

群馬入りして、ようやくメインの登りは完了だろうか。最後に待ち受ける入山峠自体は、斜度はそこまでではない。
 
そして、ここからはお待ちかねの夜のダイナミックなダウンヒル

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カーブの向こう側ガケ?というか暗くてよく見えないので、豪快で気持ちがいいものの、注意は必要そうだ。

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とても明るい月夜とぜっとさん。

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比較的あっという間に富岡市まで戻ってきた。

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ビュンビュン進み、僅かになっていた貯金をがっつり回復して、通過チェックのセブンイレブンへ。

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ここで、胃がスープすら受け付けなくなった。深夜なので無理もないと、とにかく粉飴に頼っていくしかなくなる。

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おすすめされた胃薬は、とてもいい感じだったのだが……。

 
・通過チェック~PC5 


下り基調でかなり走りやすい道だと思う。

相変わらず変速の具合がよろしくない(変速が飛ぶ??という感じ)ので、途中でぜっとさんに見ていただく。

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これ自体は何とか解消し、メカトラDNFはひとまず免れたのだった。

 

そうこうしているうちに、いよいよ埼玉県。

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途中で、道のオアシス神川にて仮眠をしていたK内さん(コース設計者)と白ちょっきさんとエンカウント5人の集団になって走る!

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K内さん「いいコースでしょ?」

 

いいところはたくさんあったし、海野宿であんなに下るまではそう思っていたのだが……。

 

皆であーでもないこーでもないとコースの話をしているうちに、行きと同じ広いイートインのあるファミリーマートに到着。これでPC5だ。

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胃薬が効いたのかなんとかプリンを食べ、ボディシートで体を拭き、インナーを着替える。暑くなるだろう夜明けに向けて、気持ちがしゃっきりした。

 

ここで、1時間半先に試走をスタートしていたmomさんが仮眠をしており、エンカウントこれで、試走担当6名が一堂に会した。

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momさんは胃の調子が良くないとのことで、あわやDNF……と話も出たが、話しているうちに元気を取り戻されたご様子。

自転車にまたがって、一緒にPCを出た。

 


・PC5~PC6  

 

momさんは45分の借金返済のため、爆走スタート。その再起の背中を見送った。速くて格好良くて、すぐに見えなくなってしまった。

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PC5以降しばらくすると、夜が明けてライトも不要になっていく。朝霧が出ている時間帯は、だいぶ涼しい。

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気温が上がりそうなので、ウインドブレーカーを脱いでみる(実はこれがまずかった)

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ここのあたりは定峰復路でおなじみ、材木屋のある登り……。

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ぜっとさん「多少登るけど、大したのはないよ」

虫さん「と、思ったでしょ?」

ぜっとさん、クロ「(笑)」

慢心を防ぐための切り返しが、すでに鉄板となってきた400終盤。

 

後ろに白ちょっきさんとK内さんもいるので、何となくワイワイ。楽しい試走だ。

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バッチリ、カメラに収まる白ちょっきさん。このピースはいぢちさんを模範にしたものだという。

 

辺りも完全に明るくなり、完走が見えてきた……のだが。

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朝露による冷えの影響か、私はこの辺りでは粉飴ドリンクを飲むのも気持ちが悪く、何も食べられない状態に。PC4からここまでの間に胃に入れたのがプリンと粉飴ドリンクのみなのは、危ないかもしれない。

気持ち自体は元気ではあったし眠くはないはずだが、だんだんと機能が低下している感覚に襲われる。

寒さを感じ、ろれつが回りにくくなり、手の痺れが出る。痺れに関しては疲れかなんなのかわからないが、視界ももやがかかり、初めてのレベルでひどい低血糖症に陥った。

 

虫さん「大丈夫?鉄キャンディーいる?」 

クロ「豚の脂の味がする」

 

ここでもらった飴が功を奏し、一番あやうい感覚はすぐに脱したが、飴から豚の味がした時には自分がトチ狂ったのかと思った。

PCまで残り8kmだが、急遽コンビニにイン。というわけで、白ちょっきさん、次いでK内さんをお見送り。

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鉄キャンディーから導き出した豚汁をむりむり胃に収めて、なんとかPCを目指す。目を閉じては見たが、結局少しも眠れなかった。

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定峰200の松郷峠あとから最終PCまでの八高線沿いゆる登りを吐き気と戦いながら越え、

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いよいよ最終PCのセブンイレブンに到着。

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食べたら吐きそうなので、ヤクルトみたいなものを飲むに留めた。

あとは無事にたどり着くのみ!!

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・PC6~ゴール 


ここからはおなじみのたまがわさんの道のりふたたび。個人的には、明るい時間に走ることがないので、新鮮だった。

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気温が上がってくると胃も動き出し、ウィダーインゼリーを飲めるまでに回復。

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あとはとにかく帰りつければ良し。

 

やはりこの時間ともなると車も多い。

多摩川沿いはすでに賑わっている。以外と、思うようには進まない。

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最後にゴール5km手前の和泉多摩川駅でひと休憩。暑さとだるさに襲われているが、あとわずか。

 

ゴールお迎えのりゅーせいさん、artsさんの姿が見え、気持ちが明るくなる。

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りゅーせいさん「意外と元気だね!」

自分でも不思議だが、人と会うと、元気な気持ちになってしまうのだから驚きだ。

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そして、長い旅もついに……!

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無事に、海野宿400試走班ゴール!!

 

1時間ほど残して時間内完走となった。PC前でお別れした白ちょっきさんの姿もある。

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ゴールにいてくださったむつぱぱさんも含め、お迎えのアイドル隊結成。

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たくさんの人に会え、試走とは思えないほど明るく賑やかに、400kmを終えることができた。

 

 

試走について学ぶような気持ちで今回走らせてもらったが、ブルベの作り方の部分をたくさんぜっとさんから教わり、視野が広がる面白い400km試走だった。

肝心のコースは折り返しまでの下りで心は折れそうにはなるものの、貯金もほぼ据え置きで走ることができたので、ある意味で取り組みやすい設計なのかもしれない。

 

最後の低血糖症状がなければもう少し元気に走りきることができた思うので、残り50kmで完走を危ぶむようは体調になるのはとてもしんどかった。この辺はなんとか対策をせねばならないが、うーん……胃はなかなか強くならないものだ。

 

最後の最後、輪行に組むのと、帰宅してから花粉アレルギー症状が大爆発したのがめちゃくちゃつらかった。

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今日もお疲れ様でした!(謎のブルベの闇の写真を添えて)

 

 

 

BRM512海野宿400(スタッフ試走)①

いつもお世話になっているAJたまがわさん。ついに、我々も賛助会員としての責務を果たす(?)ときがきた。

 

そんなわけで、

BRM512海野宿400の試走

をやらせていただくことにした。

 

天候の良い日を選び、1年ぶりに400kmの距離に挑む。そして、結果はどうあれ試走レポートを提出する……。そんないつもとは違った体験をさせてもらってきた。

 

同日別の時間でも試走スタッフの方はたくさんいたが、さまざまなことを教わりながらぜっとさんと、いつもの虫さんと共にスタートすることになった。

 

 

4月29日の7:30、兵庫島公園でスタートを表明する。400kmの両日降水確率10%以下という、すばらしい快晴だ。

スタート前から気温が上がっていて、必要のない防寒具を持ちまくっている感があるが、初めての試走体験にワクワクしないこともない。

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・スタート~PC1 


たまがわさんおなじみのルートを行く。天気も良く、一般ローディーのさわやかさがやや恨めしい。 

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途中、通勤途中のりゅーせいさんと遭遇!

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多摩川沿い、奥多摩街道と進み、PC1のファミリーマートへ。

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貯金はのんびりめの1時間弱、暑いので塩分補給におやつカルパスを買う。

特に空腹は感じないので、焼きプリンを飲み物のごとく流し込み、スタート。

 

 

・PC1〜PC2

最初の区間よりは信号が少なく、走りやすい。道路も広くなっている印象。埼玉入りして、穏やかな景色が続く。

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気温はどんどん上がってきて、暑さへの恐れが胸を過ぎる。

小さな登りがいくつかあるものの、走行時間に影響を及ぼすほどではなさそうだ。

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景色がいい感じの下りは、復路で登ってこなくてはならない。

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PC2のファミリーマートへは、1時間15分ほどで到着。

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広いイートインがあったため、涼みつつ、大休憩。

気温の高いブルベになると食べたくなるひやしたぬきうどん

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ついでに、カロリーのとれるピルクルをお供にする。ピルクルはかなり具合がいいのだが、休憩の間に飲みきれないので少ない量を出してほしい……。

 

・PC2~PC3 

109km地点までは、昨年の「BRM901白馬・木崎湖300」と同じだそうなのだが、そのブルベは夜間スタート&雨だったため、景色にまったく覚えがない。

ところどころ雨の苦痛が蘇ったり、Hヤマさんに助けられたことなどを思い出すものの、晴れているだけで道の印象がだいぶ違う。

 

写真撮りたいスポット小前田駅いつか車内で「次は オマエダ」を拝んでみたい。

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24時間解放の、「道のオアシス神川」仮眠スポットに最適のようだ。

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群馬に入り、絶妙な登り基調が延々と続いていく。暑さと地味なゆる斜度で地味に体力を削ってくるあたり、まさに群馬……!

 

虫さん「グンマーは異国」

クロ「さすが群馬は魔境だぜ」

 

気温は高く、無風に近い追い風でジリジリ身を焼いていく。

この写真、なんと前方にいるのはランドネきたかんの参加者の方々だ。一部コースが被っていたらしい。

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途中ぜっとさんの素敵提案で、かの有名な「富岡製糸場を覗きにいくことができた。

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混んではいるものの、寄り道の嬉しさ、素晴らしい気分転換。

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富岡製糸場目の前のお店で抹茶ミルクを買い、リフレッシュ。

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ちなみにこの時、昨年の同時期ぶりにぜんそく症状??というか、やたらにむせていて、口で呼吸をするとヒューヒューする状態だったのだが、気管支拡張剤を持っていなかったので、とりあえず鼻呼吸でしのいだ。

原因はわからないが、そんな状態でも寄り道が嬉しすぎて浮かれた写真しかない。

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ついに、青看板に軽井沢の文字が……。 

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貯金をほぼ1時間半に増やして、PC3のセブンイレブンへ。

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とにかく補給はピルクル

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ぜっとさん「よし、目標通り」

虫さん「と思ったでしょ????」

 

これは、折れないフラグの物語だ。

 

・PC3~PC4

PC3を出て、10kmしないで碓氷峠へと向かう。そこまでの景色は、木崎湖300のハイテンションの記憶を思い起こさせる。

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ゴアテックスを3人で着替えた思い出のガソリンスタンド。

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そして綺麗な山の景色の中へ進んでいく。

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碓氷峠といえば「めがね橋」、お気に入りの景色である。連休で賑わう中、記念写真を撮って観光気分に。

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しかし碓氷峠、とにかく長い。3kmほどでめがね橋に到達するので、盛り上がったあとの9km以上がやたらと長い。かなり刻んでくるカーブの標識は「184」まで。

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クロ「いい感じの景色だよね〜」

虫さん「つらい、はっぱ隊流すわ」
 

♪「お水飲んだらおいしい!!!」

♪「ヤッターーー!!!!!」

 

懐かしい上、素朴な喜びがブルベみを感じさせる名曲だ。新緑のやわらかな景色の中、歌ったり喋ったり気を紛らわしつつ、淡々と進む。

 

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そして、ようやく頂上へ。

まだ辺りは明るいが、これから下り基調で軽井沢、海野宿へと向かう。

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ぜっとさん「ここから下って、登り返して……いい感じなんじゃないか?」

虫さん「と、思っていた頃が私にもありました」

 

さすがは何度も死を味わってきた虫さん。慢心は死に向かうと知っているための、この返し。

そしてこの言葉は、浮かれた私にも、すぐに現実のものとして振りかかってきた。

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碓氷峠を越えて、メインの敵を倒したような気持ちになるが、ここからのダウンヒルに絶望は隠されている。

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ぜっとさん「あれ……」

クロ「めっちゃ下る……これ登り返すのか……」

虫さん「ほらすぐ死ぬ」


なんとこのブルベ、折り返し地点のPCまでに、なんと500m以上も下り、しかもそれらを登り返してこなくてはならないのだ。せっかく1000m近い峠を越え、気持ち良いダウンヒルだというのに、同じ高さまで戻ってくるというコースの絶望。ルートラボ 、往路と復路に分かれているもので、なぜかこの部分の凶悪さに気づかなかった。
軽井沢、小諸と下っていく道々の「急こう配 減速せよ」だとか「勾配6%」だとか、斜度のきつさを表す標識の乱発に、心がバキバキ折れる。

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途中、登ってきたら結構な激坂の類じゃないか? と思われる下りに差し掛かり、マジギレ。見た目的にも、そいつを登り返してくるとかキレてもおかしくないシロモノだった。

(※のちに、そこは通らないことになる)

 

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そして、海野宿についたときにはすでに日は暮れていて……。小江戸巡り400も日本橋600も海野宿400も、粋な宿場町はみんな闇の中。

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とはいえ、満月が明るく、暗闇で到着しても十分ムードがある。写真に収めてウキウキしていると、先発で試走をしていた白ちょっきさんとエンカウント

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下ってきた道々のしんどさを密やかに共有して、白ちょっきさんを見送り。

 

私たちも折り返し地点のPCであるセブンイレブンへ、1時間近い貯金で到着。

 

ぜっとさん「リサーチが甘かった」

虫さん「ほら……やっぱり死ぬんですよ……」

ぜっとさん「少なくともイージーではないな」

 

暗澹たる気持ちで晩御飯タイム。虫さんに届いたツイートは、サイピクを楽しむゆたそさんとしぃさんの酒盛り画像であった……。

 

 

②につづく

 

 

 

 

近場で新規開拓、お気楽おしゃカフェポタ

4月14日。
風は強いがいい天気。
この日、その次の日はブルベのために空けていた週末だったが、夜から恐ろしい悪天候の予報。
オーバーナイトブルベだし、コースも悪天候にはかなり不向き。ちょっとした命の危機。
というわけで、DNS連絡をして、予定変更。かねてから行ってみたかった場所を、虫さんとプラプラ走ることにした。

 

 

・チャンピオンシステム「クロスコーヒー」

 

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尾根幹をゆるゆる走って到着する、こちら。
オーダージャージのチャンピオンシステムが運営する、おしゃれな自転車カフェだ。

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土日は6:00オープンで、10:00までモーニングをやっている。コーヒーをはじめとした飲み物とトーストで500円。最高だ!

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欲を言えば、100円高くてもいいので、ゆで卵とかベーコンとか、たんぱく質をつけてくれたらもっともっとうれしい。

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おしゃカフェを楽しんでる感がある。

 

店内がなんというか、落ち着いていて、ほどよく親しみやすいオシャレさ。

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サイクルキャップがかわいい。

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ジャージの柄も、これなんか結構好きな感じだ。

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道路を挟んでお向かいの、矢野口のローソンを眺めながら、らっふぁの大集団に感嘆する。矢野口のローソンは一種の聖地なのか……とにかくローディーが多い。

 

 

ジェラート「アルティジェーノ・ジェラテリア

 

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ぷらぷら走り、百草園を裏から登って、気になっていた自転車屋さんに立ち寄る。

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以前より楽しくおつきあいさせてもらっているのぞみさんのお話しをして、見学おしまい。
のぞみさん、最近ローラーを復活したそうで、ぜひまた遊んでほしいと思う。


百草園の坂、登っていないのにドヤ顔ローディー。

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坂を下ってすぐ、へるはんさんたちとライドしたとき以来のジェラートへと訪れた。

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11:00オープンぴったりに、濃厚ジェラートを注文!

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いちごミルクとアーモンド。

くどすぎず、風味豊か。とてもおいしい。

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偶然隣りの席に座ったご夫婦が、近所のおいしいパン屋さんと豆腐屋さんを教えてくれたので、そこにも立ち寄ってみることに。

 

 

天然酵母パン「HANA」&豆腐屋「とうふ処 三河屋」


どちらも、高幡不動の近くにある。モノレールの沿線というべきか?

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パン工房「HANA」はイートインはないが、素朴で種類もさまざま。

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米粉パン、玄米食パンなども取り揃えている。
生地は全体的にもっちりしていて、フィリングは薄味。

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あっさりしていて後味がとてもいい。やさしい味だ。

 

そして、豆腐を求めに三河屋へ。

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こちらはひっきりなしにお客さんのくる、老舗のザ・豆腐屋という素敵なお店。f:id:dobon96:20180420184437j:image

大豆製品みんなうまい。納豆とがんもとよせ豆腐、湯葉巻きを買ったがどれも抜群だった。

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湯葉巻きは、店の前の椅子でつまみ食い。

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最後は地元でお気に入りのパン屋さんにより、結局あれこれつまみ食いしてぐるっと50kmほど。
近場でまた友人たちを案内したいと思えるお店が見つかってよかった。
風が強い以外はあたたかく、最高のポタリング日和だった。こういう週末も、ぜいたくでとてもいい。

 

今日もお疲れ様でした!(なお、ブルベは死を見た模様)

BRM401定峰200

春の恒例ブルベといえば、これ。

 

BRM401定峰200

 

参加者は虫さんとクロ。尚、おなじみのメンツは社畜峠を単独で越えているのである。

 

ついに3年連続参加となった定峰200!

季節柄か、毎年さまざまな天候、気温で私たちを迎えてくれる。今年はかなり気温が上がるというが、朝はやはりかなり冷え込む。

 

モンベルMW、半袖ジャージ、夏レーパン、秋冬レッグカバーで挑んだ4月1日。

 

結論!!!!

走ってる最中が暑すぎて死ぬかと思った!!!!

 

 

・スタッフデビュー?〜PC1

 

当日はちょろっとだけ受付のお手伝い。スタッフ仕事の曖昧なデビューとなった。役に立ってない感は満載だが、とりあえず6時スタートに間に合うように始発ダッシュ

 

定峰200でブルベデビューの紗芋さんのお見送りに間に合った。

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虫さん紗芋さんクロの、スペシャグローブで記念に一枚。

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受付のやり方を聞きながら、よく顔を合わせる皆々様にご挨拶。この時間帯はやはり寒い。

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次いで、7時スタートのしぃさんに会うことができた。いーちょさんといぢちさんの姿もあるが、ブレているのはご愛嬌。

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知り合いの多い、なんとも楽しいブルベの朝だ。

 

参加者の皆さんを見送り、7:30スタートのしんがり部隊としてたまがわの方々と走り出した!

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先頭を行くぜっとさんのトレインに大勢で乗っていく。後ろはないとさんと囲みの皆さんという、ベリーキュートな展開だ。

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ぜっとさん撮の写真、楽しそう。

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いいお天気で軽快、願ったり叶ったりの桜大満開である。

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桜うれしさに浮かれポンチ。

 

とりあえず1時間以上の貯金で、PC1のおなじみファミリーマートへ。猫さんがお出迎えしてくれた。

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ここでは水分補給と、塩分用に梅こんぶを購入。そろそろ塩タブレットの季節かもしれない。

 

・PC1〜PC2

このあとの区間は緩やかに登り基調。

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峠だかよくわからない、丘のような山王峠を越えて行く。

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下りはちゃんとした斜度があり、涼しくて気持ちがいい。

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うだうだ、ゆったりの山伏峠へ至る道。いつのまにかトレインは分解し、後ろにはとりさんの姿のみ。

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↓とりさん撮、こんな感じで登り基調ぽい道をただゆるゆるゆる。

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とりさんとは、道中の見るべきスポットや、ヤギの話などをして、サイクリング感を堪能する。水を汲みたい気温だったことは間違いない。

 

暑い暑い言いながら山伏峠を登っていき……

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途中の激坂チャレンジとりさんをお見送り……(その雄姿を拝みたかった)……登った先で再会&写真まで撮ってくれた

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とりさんはコースに復帰するため、ふたたびのお別れ……小さくなっていく背中……

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山伏峠、昨年よりはあっさりと頂上着だ!

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このあとはビューーーーーンと気持ちよく下り、

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揚げ物がないひつじやを横目に、PC2のセブンイレブンに入る。貯金は据え置き。

ここで個人的にはがっつりご飯休憩。なのだが、なぜか冷やしうどんすら丸々胃に入らない。

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この程度の気温でか、と思いつつ、とりあえずイカロリーのピルクルで補う。たしかにピルクルはいい、おいしい。

 

とりさんは、何とここから坂を登って、高いところにあるご飯屋さんに行くらしい。

 

 

・PC2〜通過チェック

 

さてこのあと。

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ゆるく長く、比較的楽しい定峰峠のはずだったのだが、今年は地獄のようなルートが用意されていた。

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迂回路

この写真のぜっとさんすら恨めしく思える

 

距離を縮めて斜度を上げる、悪魔のような小道がそこには待ち受けている。

たしかに、10%以上が続く感じ……

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最大は18%だったか?

ガーミンに斜度は表示しない主義なのでよくわからない。

景色も特に見てはいなかったが、色とりどりの春の花が咲き乱れる素晴らしい区間だったらしい。斜度よりも暑さが堪える。

 

最後の最後、迂回路が終わり、元の道と合流するところが20%超だか何だからしいのだが、腹が立ちすぎて悪態をつきながら登っていく。

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重い荷物を持ちながらの激坂は、無駄な負荷というか、危ない気がしてしまって、ブルベとしては怒りしか覚えない。

偶然居合わせた定峰で練習中のチームの方々には、お見苦しいところをお見せしてしまった。

 

そこからはいつもの、ゆる斜度定峰峠ぜっとさんの言うように、そこからが楽に感じる!みたいな感はあまりなかった。

長い。あの迂回路を超えたあとだと、きつい上に長いという、ちょっと微妙な峠になる。

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つかず離れず、後方からいぢちさんとむつぱぱさん。

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そんなこんなで定峰峠を越えて、通過チェックである道の駅和紙の里へ!

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ここまでの区間が、貯金を一番減らしたが、特に心配な感じではない。

 

下り基調の道道で、桜がとにかく美しい。

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翌週この辺りにコスプレの撮影に来る予定なのだが、明らかに花は保ちそうになかった。

 

道の駅和紙の里ひがしちちぶにて、埼玉ボトルの赤コーラでレシートをもらい、リスタート。

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いそいそと走り、お目当てのものは早々に……

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念願!

 

酒造の「帝松」大吟醸ソフトをいただくのだ。

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ソフトクリームといい笑顔のむつぱぱさん。

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いそいそ店に入る。

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お腹いっぱいなので、コーンを避けてカップでいただいた。店員さんによれば、ソフトもカップもまったく同じものだそう。

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うむ。美味しい。思ったよりはあっさりで、笹子ライドのときの吟醸ソフトの方が濃厚な感じだった。

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アイドルのような皆さん。

 

そんなこんなでワイワイと峠道を行き、ラストの松郷峠を越える。

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これで一安心、と思いきや、意外と根気がいるのはPC3までの区間

長い登り基調と向かい風が待ち受けている。

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ここにきて、むつぱぱさんがパンクの神に愛されてしまった!いぢちさんと2人、しばしお別れ。

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しかし、この定峰200を走ってから、そこかしこで桜が満開なのに、それでもいちいちはしゃがずにはいられない。浮かれポンチだ。

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そしてPC3のセブンイレブンへ。

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貯金は1時間を少し越えるほどに戻っていたので、安心だ。

たまがわ重鎮隊の皆様がすれ違いに出ていかれるのでお見送り!!皆さんいい笑顔。

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ガツガツ牛丼を食べて、ピルクル飲んで大回復。

ツイッターで、Tなか会長とともに行くしぃさんが無事に寄り道をコンプし、1時間早いスタート(かつギリギリ隊)の紗芋さんを拾ったことを知って、面白いやら一安心やら。

 

さて、ゆるゆると日暮れ。ボーナスステージと名高い最後の平坦〜下り基調の道を走り出す。

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なんやかんやで平坦区間はほかの参加者の方々も連なって、つかず離れずの大所帯で帰っていく。夜桜が見事に咲き誇り、いつまでも目が浮かれてしまう。

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向かい風区間はトレイン先頭を行くぜっとさんのおかげで、かなりかなり、楽をさせていただいてしまった。

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色々な人とワヤワヤして、楽しいまま癒しふれあい館へとゴール!!!

 

 

Tなかさん!!

しぃさんと紗芋さんをありがとうございます!!!!!!

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腐女子エンカウントで完全にオフ会モードなゴール受付。

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最後にゴールしたのは、ないとさん(姫)、いぢちさん、むつぱぱさん、とりさんの一団。

 

騒いだ分は、せめてものお片づけタイムに参加させていただいた。

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虫さん、しぃさん、紗芋さん、いぢちさん、もりとさん、ぜっとさんでケンタッキーで軽い晩餐をして解散。

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初参加の紗芋さんもブルベを楽しんでくれたようで、とてもとても嬉しい。

あの道クソだったねとか、誰々さんに会ったよとか、こんな寄り道したよとか、共有できるのは本当に恵まれていて、素晴らしい友達たちだなあと思う。

そして、いつも楽しく過ごさせてくれる、たまがわの皆さんにも感謝!

 

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今日もお疲れ様でした!(桜満開、最高!)

 

 

春の日のお楽しみ、カフェとまったりお花見ポタ

3月30日、桜満開のあたたかな日。
ゆるっと走るには最高の気候だ。


次の日が定峰200のため、早め解散と定めつつ、むっちんさん、どろさん、真嬉さん、虫さん、クロの五名で、まったりライドをすることになった。

 



ルートは最近鉄板となっている、パン屋パルムドールとカフェゼブラを巡るもの。
お花見ポタなので、津久井湖の周りの色とりどりの春の花を楽しく眺めてきた。

 


・皆でパン屋へ


駅前にて集合。
真嬉さんが、彼女の出身のおふくろの味、いかなごくぎ煮でおにぎりを握ってきてくれた。

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真嬉さんのお母さん作のくぎ煮、生姜がきいていて、やさしい味で、これがまたばっっつぐんにうまい。スタート前のほっこりするひとときだ。


そんなわけで、桜咲く境川CRを通り、景色を眺めつつまったりと進む。 

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パルムドールへと到着!

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とりあえず、ここでブランチタイム。このあとゼブラが待っているが、買ったものを食べずにはいられない。

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ゆるーい登りの道を経て、8kmほど……。

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ゼブラへと到着。

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皆それぞれおまんじゅうやマスコットと撮影タイム。むっちんさんが持参したジロウ(岡本太郎作の太陽の塔マスコット・太郎の子なのでジロウ)の汎用性の高さといったら……。

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両手に入ったマグネットでポージングが自在。
大変愛らしい。

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ここで、一年前の小江戸400の夜中にエンカウントした、競輪星入りレーサーパンツの紳士に遭遇!!!

勝手にブログの記事に書いたのに、それからブログを知っていて声をかけてくれたというのだから、本当に本当にうれしい限りだ。

あの夜は前方行く素敵なお姿といいペースに救われたものだ……。
思い出に、こっそりと記念撮影をさせていただいた。

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二人ともスマートでかなりキマっている。


さて、ここゼブラから折り返せば50kmほどのライドとなるのだが、せっかく天気もいいので津久井湖をぐるっと回っていくことに。

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やや登り基調の道を行き……

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あちこちで見ごろを迎える桜とともに走る。

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途中の橋で記念撮影。津久井湖を真下に眺めることができた。

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そして、瞬間12%くらいの住宅街の坂を越え、
林道めいた道へ出る。

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虫さん「坂嫌いなのに皆を坂に連れて行ってしまってつらい」


登りきった道からの景色も美しい。f:id:dobon96:20180407094646j:image

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撮影に余念がない卍むっちんさん。


あちこちで桜や桃?色とりどりの花を眺め、
おまんじゅうたちと記念撮影。

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陽気もぽかぽかで、スギ花粉にボコボコにされる以外は、とてもいい日だ。


津久井湖城山公園では、こぼれんばかりの桜たちが出迎えてくれた。

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すばらしい。

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うちの子もかわいい。

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真嬉さん「推しが桜に攫われるやつ~~」

そんな話をしながら、桜を咲かせるカッコいい真嬉さん。

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「推しが桜に攫われる」という表現は、同人界ではテッパンだといっていいだろう。
たっぷり写真を撮って、ふたたび境川を戻っていく。

 

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ゴールまであとわずかのところで、トイレ立ち寄り。


どろさん「肉!」

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ファミチキ補給を忘れない、どろさんらしい一コマだ。

 

夕方にはスタート地点へと戻ってきた。軽く、60km弱でゴール!
明日のブルベのために早く寝なくてはならないが、空腹には勝てないということで、ファミレスで皆で晩御飯を食べて、楽しいお花見ライドは終了。


こんなにも満開の桜が見られるとは思っていなかったので、さらに素敵な一日になった。


今日もお疲れ様でした!(桜は春のお楽しみ)

ちょこっと山梨、チートのゆるヒルクラと名物グルメライド

3月24日、スギ花粉満載。
気候は15℃前後だが、山梨はそこそこ寒い。
やってきたのは、山梨県大月駅。 


輪行を駆使し、20kmくらい登り(基調)、40kmくらい下り(基調)でグルメを堪能しようというゆるポタだ。メンバーは、どろさん、真嬉さん、ゆたそさん、虫さん、クロ。


大月駅までの間に、一日一本の「ホリデー快速富士山河口湖」の激混み洗礼を受け、スタートが30分ほど遅れたが、無事にゆるゆると走り出すことができた。

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大月駅~笹一酒造


まずは、12kmほどのゆるーい登り基調。
ブルベで一度通ったことのある道を使って、ブルベで立ち寄れなかった店へと向かう。
あまり景色の記憶がない……。

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大型トラックが多いことが少し悩ましいが、登り基調とはいえあまりきつくないので、いい感じに脂肪が燃焼している気がする。

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本当にあっっさりと、笹一酒造さんの「酒遊館」に到着。

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たくさんの地のものや、お酒が売られていて、各種試飲もある。

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今日のお目当ては、その酒遊館内にある「蔵元お食事処」なのだ。

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どうしても食べたかった「とりもつ丼定食」を頼んで、しばし館内をウロウロ。可愛らしいおちょこがたくさん売られていたので、お気に入りのひとつを選んで購入。

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そして、念願のとりもつ丼が!
Mのさんが試走で食べていたのを拝見して以来、ずっとずっと食べたかった一品。

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甘辛いタレがおいしい。モツはレバーやらハツやら、歯ごたえもたくさんで楽しい。山菜の入った半そばも、身体があたたまっていい感じ。


デザートに、吟醸ソフトを頼んで皆でシェア。

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・笹一酒造~笹子峠ほうとう


さてここから笹子峠への分岐までは、2km弱。少し日も出てきてあたたかい。

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山梨おなじみのハッピードリンクショップ

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矢立の杉の看板あたりで、笹子峠へ……。

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かつて柳沢峠200で通ったことがあるが、大月側から登るのは初めてだ。
ゆたそさん、どろさんとペースを合わせてまったり。

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道が

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深刻に

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悪い

 

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雪も残っているし、杉の穂も枝も散らばっている。スギ花粉症の私には、悪の親玉の城に飛び込んでいくようなものだ。


頂上まで残り2kmを切ったところで、……なんと通行止め。この路面の感じでは、納得もいこうものだ。仕方ないので記念撮影はしておいた。

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3月なのに誰も踏んでいない綺麗な雪をいじり倒す。

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やたら顔の小さい雪だるま「轟音の古賀」

 

ここからの下りが、戻るだけとはいえなかなか神経をつかう。速度はかなり落としているものの、肌寒く、路面に落ちたもろもろで持っていかれそうになる。

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加えてスギ花粉を浴びすぎて、眼球がヒリヒリしてきた。


が、そこまで長い峠でもないので、ゆるゆると7kmほど下り、お目当てその2の笹子餅を買いに「みどりや」へ。

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ブルベのときはお向かいでハンコを押してもらったなあ……と感慨深く感じつつ、おいしい笹子餅をゲット!

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前回はサドルバッグでつぶしてしまったので、今回は綺麗に運びたいところ。


クロ「さて、皆がお腹空いてたらほうとう屋に行こうと思うんだけど、さすがにまだ……」
どろさん「入るー!!」
真嬉さん「量によるけどいけるかも?」


というわけで、ここから10km進み、大月IC近くのほうとう屋さんにも立ち寄ることになった。

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目的地までたった10kmしかないのに、途中のセブンでコーヒーブレイク。

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我慢できずに買ったばかりの笹子餅をあける。

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ゆたそさん「あれだけ登ったんだから実質ゼロカロリーでは?」

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ゆたそさんと私、ゼロカロリーの舞。

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そして、3kmほどでほうとう屋の「竹馬」へと到着。
いかにも老舗というか、地元的というか、かなーり入りにくい雰囲気……。

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ちらりとのぞいてみると、店主と思しき方がひとりでテレビを見ている。
が、「営業中」の看板を信じ、勇気を出して戸をくぐる。


長く住んでいる祖父母の家を訪ねてきたような感じの、少し雑多な物の多さ。
人数分のほうとうをオーダーすると、手打ちのほうとう麺で、そこから煮込んでくれるらしい。 

 

お見事!

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一人前は厳しいかも~なんて口ぐちに言っていたのが嘘のようだった。f:id:dobon96:20180330233008p:image

しいたけの出汁がきいたみそ仕立ての汁に、様々なイモ類やらにんじんやらがゴロゴロ。
滋味深い。野菜のあまみとうまみがぎっっしり。
結局、ひとくちも残さずに完食した。

 


ほうとう屋~上野原駅


お腹もいっぱいになり、ここからは下り基調の帰り道。ただ、大月~上野原区間には、ほんの少しの起伏もある。

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上野原駅近くで酒まんじゅう屋に寄るつもりだったので、ここからはびゅんびゅん走っていく。
沿線ののどかな景色が続く。

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最後の最後にきて、ブルベでも通ったことのある、結構長めの登り坂が……。

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上野原警察署前までの、結構長い最後の登り。
これは、酒まんじゅう屋に寄りたいがために増えた、本来不要の登りだったと思われる。


ここで、真嬉さんの膝に結構な痛みが発生。
登りきったところで、ロキソニンテープなど処置を行うことになった。


私とゆたそさんだけ隊列を離れ、酒まんじゅう屋がしまる前に! と数百メートル先のお店に行くと、すでに本日の分を売り切り、閉店しているらしかった。
駅は下ったところにあるので、ゆたそさん・クロとどろさん・虫さん・真嬉さんとの二組に分かれ、上野原駅で合流となった。

 


・そして混迷の帰路へ


ゆたそさんと私は、駅までの通りがけの和菓子屋さんで、全員ぶんの酒まんじゅうを購入することに成功。
一足先に駅に行くべく、ペダルを回した。
酒まんじゅう屋が並ぶ上野原駅付近のメインストリートより、駅ははるかに下にある。さっき登った分を下るのだな、としぶしぶ坂を下り……。


ゆたそさん「あ、バスロータリーが見える。駅のあっち出口の方が栄えているよ」


駅の反対口には明るい建物があり、確かに店など入っていそうだったので、さらに下っていく。


辿りついたそこは……開発中の土地。


灯りが煌々とともる建物は、4/1からお披露目になる駅舎のようだった。
ロータリー周りの道も工事のため封鎖されていたので、仕方なく自転車かついで駅舎の前まで上がっていく。


ゆたそさん「何でこんな目に……」
クロ「そうだよ、私たちはただの腐女子……年に数度エサ(薄い本)を狩りに人の多いところへ出かけて行き、にこにこ部屋でそれを読んでいれば幸せなだけの無害な生き物だったのに……」


ゆたそさん「おふとんでぬくぬくしていられたはずだったのに……」
クロ「なんで自転車に乗って暑い思いしたり寒い思いしたり怖い思いしたりしてる
んだろう……」


すべては業である。弱虫ペダルと出会ってしまったがゆえの。
そんなこんなで、輪行バッグをがっつり担ぎ上げ、改札前で残りの3人と無事に合流。

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電車待ちも長いので、メニュー豊富な自販機で飲み物を買い、まったりと帰ることにした。

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虫さん「オニポタうまい~~」


しょっぱいオニオンポタージュと、先ほど買ったあんこの酒まんじゅうのコンビネーションが最高だった。

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電車で登りをずいぶんゆるくし、山梨のおいしいところだけ楽しんできた、楽しいライドだった。

 

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今日もお疲れ様でした!(買ったお猪口で酒が美味い)

 

夢女になれない奴らの脂肪燃焼ライド&トレーニング

ゆめじょ【夢女】

……ゆめおんな、夢女子とも。解釈は多岐にわたることもあるので省くが、ここではとりあえず、「推しキャラとの仮想デートに耐えうる女かどうか」ということにしておく。

 


ゆたそさん「は???無理」
虫さん「おばあちゃんになっておやつあげよ」

 

推しにふさわしい女にはなれない。
その妄想すら、できない。


仕方がないのでとりあえずトレーニングだ!と心に決めた、今日。
大島帰還後に結構ひどめの風邪をひいていたので、距離は短く、その代わりに全行程インナーロー(から3枚目くらいまで)縛りでゆるっゆるに走り、脂肪を燃やすことにした。

 

 

・午前の部、ゆるポタ


境川CRも安心。どんなに頑張っても20km/hしか出ない。


脚が痛い。身体は熱い。
なんだか脂肪が燃えている気がする。
下り基調になると、すぐにペダルが空転して、とかくクソである。

めちゃくちゃ足が痛いしケツは跳ねるし阿鼻叫喚だけど、八重桜?と思しきものが綺麗に咲いていて、春を感じる。

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まったりライドなので、すっかりおなじみとなったパルムドール」へとイン。

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ゆたそさんが嬉しそうで嬉しい。

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相変わらず推しとは結ばれない話をしながら、買ったパンたちをムシャムシャ。今日もおいしい!

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ふたたびギョエギョエ騒ぎながらインナー軽めで走りだし……

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こちらもおなじみ、「ゼブラ」へ。

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プレスコーヒーを注文。氷に注ぐので割と薄めな味わいだが、見た目は最高にフォトジェニック。

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そして、カロリーを気にしつつ控え目にバタークッキーを。と思ったら、このクッキーアホみたいに甘かった。

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大満喫、お腹も膨れ、いい感じの(強制)疲労具合!

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そして、インナー16km/hのまま、来た道を戻り、ライドパートは終了。

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・夕方の部、ボルダリング


推しにふさわしい女になるにはトレーニングが足りない!
ということで、ライド帰宅後、2時間以内にふたたびの待ち合わせ。
皆で楽しくボルダリングに挑んだ。


これがまあ、めちゃくちゃ好きで何度でも行きたくなる面白さがあるのだが、ライド後なもので身体がうまく動かない。


疲労が凄まじい。


すさまじすぎて、途中でBCAA粉末を購入するほどだった。   

 

比較的ボルダリング得意なゆたそさん。

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自分なりのゴールを勝手に設定する虫さん。f:id:dobon96:20180326225330j:image

私はといえば、その日一番の高難易度(当社比)のゴール前最後の一歩で左足が攣って、死にそうな思いをした。

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虫クロゆたそ「は~~めっちゃ運動したわ~~」


そういって、炙り鯖定食に、〆鯖の刺身をつけて、女たちの夜は更けていった。

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今日もお疲れ様でした!(推しとのデートはまだできない)