チャリ沼にドボン!

また夢に負けて、昨日を愛おしんで

名峰!ふじあざみラインへ、死にに行く合宿②

そして迎えた7月16日。
富士山には思いきり雲がかかっていて、どんよりしている。


宿の朝食も、ザ・朝ごはんという定番がそろっていて大満足。コーヒーも無料なので、ありがたくいただいた。

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じぇんさん「歯が痛くて寝られなかった……」


あれほどはしゃいでいたじぇんさん。歯の痛みに夜中に起きてから、寝られなかったらしく、残念ながらあざみリベンジはDNS
件の原稿をやりつつ道の駅すばしりで待っててもらうことになった。

 

 


ゆたそさん「さよなら現世……」


というわけで、ゆたそさんを連れて二日目のあざみラインスタート。

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最初はお馴染み、10%平均のストレートエリア。ここはやはり暑い。カンカン照りである。

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ここで、貧血による虫さんの状態異常が判明し、進むか戻るか危うい展開に。
とりあえず、休んでもいいし、馬返しまでは行こうということで続行した。
ゆたそさんは思いのほか軽快に、元気に登っていく。

しかも速い。


馬返し前の6km地点で各々補給をし、再スタート。

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ゆたそさん「えっ、ここから馬返し?!!」

 

意外と大丈夫そうなので、ゆたそさんにはひとり先に進んでもらい、私は調子の悪い虫さんとつかず離れず上っていくことにした。


一番の難所でバスとタクシーがそれぞれ二台来てしまい、路肩に避けて自転車を降りたが、再発進はまず無理だった。
8kmすぎまで押し歩いて、車がこないのを確認し、リスタート。

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昨日よりは腰が痛くないことが幸いだが、押し歩くにも困難な斜度である……。

 

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バスとのすれ違いは、いつも肝を冷やした。気持ち、昨日よりもバスが多い気がする。

 


途中、カーブで虫さんをうきうき待つときの私。

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クロ「いろは坂の純太み感じる!ねえ撮って!!!!!」

 

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(弱虫ペダル:39巻より)

 

残念!逆だった!!

  

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……そんなわけで、すずしい曇天模様のなかを総員マイペースに走り抜け、無事に富士五合目に到着。

想像よりもずっと元気に、頂上で合流できた。

 

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昨日は見えなかった富士山も、雲が切れ、ダイナミックに目の前に広がる。


虫さん「今日貧血やばい~」
クロ「でもゆたそさんにあざみライン登ってもらえてよかった~」
ゆたそさん「クソでした」


五合目はびっくりするほど晴れていたので、富士山とともに記念撮影をしまくる。

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そして、昨日教わった通りにさくっと下っていく。霧で若干ウェットなところもあるが、グレーチングに気をつければ問題はなさそうだ。

 

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無事にじぇんさんの元へ帰還。この時点で空腹はマックス、自分たちを救ってくれるものは持参したプロテインのみだった。

 

じぇんさん「せっかくだから、帰りがてら御殿場の『さわやか』に寄っていこうか」

 

明神三国越えの時に初めて食べた、思い出のハンバーグ。

お腹をぐーぐー鳴らしながらその名案に賛成したのはいいが、たどり着いたさわやか御殿場店は、なんと3時間待ち。
結局あきらめて、海老名SAまで行ってから昼食をとることに。


翌々日に発売予定の真波・手嶋のキャラクターソングを視聴などして、

車を縦に揺らしつつ盛り上がりながら、

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ちょっとした渋滞を乗り越え無事にSA入り。
おのおの、食べたいものをフードコートで貪る。

 
いつものごとく最寄までじぇんさんの運転のお世話になり、本気のやれ!do it!!をブチかまして、この合宿に終わりを告げた。


まさしく、大人の夏休み。
近くに泊まるだけで、サラ脚であざみラインに二回も登れるなんて……贅沢な話である。

 

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今日もお疲れ様でした!(ぶよに刺された左足は、パンプスが食い込むほど腫れた)

 

名峰!ふじあざみラインへ、死にに行く合宿①


「この週末明けたらイベントだよ~~~~~!!!」

 

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これは、死地に赴く車のなかでの一コマである。


じぇんさん、虫さんと同じメンツで車バンに乗り込み、目指すは「道の駅すばしり」
薄い本の製本作業に追われながら、私たちは自転車とともに、ついに弱虫ペダル内最強の聖地へ足を踏み入れようとしていた。


運転しているじぇんさんは、製本どころか未だデータ状態である。


尚、人3人に対して自転車は4台。死地にはもう一人、ゆたそさんをも道連れにするのだった……。

 


 


・サラ足であざみライン


東名高速の渋滞を避け、日中の明るく騒がしい「道の駅どうし」に感動しながら、ようやく目的地へと辿り着いた。


連休の渋滞に巻き込まれ、1時間以上遅れて到着した道の駅すばしり。
土日の一泊二日で、じぇんさんの自転車仲間の皆さまの富士山ライド合宿に混ぜてもらった。
私たちの目的は、「ふじあざみライン」……悪名名高きその山を、ようやく走るご縁ができたのだ。


遅刻したので皆さまを早々に送り出し、我々のガイド役を申し出てくだったGさんとともにあざみへ向かう。


Gさん「馬返しまでは、とにかく頑張らないことです」


平均勾配10.5%、最大勾配22%、距離は11.8kmのふじあざみライン。


クロ「頑張るなと言われても頑張らないともはやそこまで行けないのでは……」


久し振りに胸がバクバクするような不安を抱え、計4名で走り出した。

 

 

・道の駅すばしり~3.4kmストレート


道の駅を出て、高架下をすぎれば即ふじみあざみラインがスタートする。
実は、最初がきつめらしく、平均斜度はゆうに10%を越えていると思われる。

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つづらが少なく、ほぼドスレート。道路の両側が自衛隊の演習場なので、びっくりするような砲弾の音なども時折聞こえる。


そして、このゾーン……日影が少なく死ぬほど暑い。

 

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虫さん「ほんと……世の理に反してる……重力」


恨み言をいう虫さんとはうらはらに、軽快にトークを続けるじぇんさん。アドバイスが的確なGさんのお陰で、


Gさん「鳥の絵が見えたら終わりです!斜度がゆるみます!」

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鳥に恨みを抱きつつも乗り越えることができた。

 


・3.4~6kmあたりの緩斜面


補給するならまさにここ、という緩やかな斜度が3km近く続く。

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ここでペースをゆったりめにしておけば、かなり回復するだろう。
暑さも少しずつやわらいでいくし、日陰も現れる。


そして、命を救うゆるやかな斜度は、唐突な下りで終わる。

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・7.4~8.2kmのハードゾーン


下りから、一気に斜度が上がっているのが見え、その先には「馬返し」のバス停が待ち受けている。

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ここからは斜度がガン上がりするので、正直どの部分が馬返しかはよくわからない。
ここからは、じぇんさんがあっという間に先行し、私はマイペースで真ん中、虫さんはGさんにエスコートしてもらい自分の速度を強固に保つ、という方式になった。

 

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7.4~8.2km地点までが、かなりきつめの斜度が続く。
馬返しとは結局、この800mの区間全部なのだろうか?

 

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さて、かつてお伝えしたことがあるが、私のスプロケは12-25である。何のことはない、平地向けのギアだ。
いくらコンパクトクランクとはいえ無謀だと、今日まで散々心配をされてきた。金での解決も進められた。


そして、そこに金をかけなかった自分を恨むかどうかは、……今日の結果にかかっている。

足つきなし(転ばない)を目標に、メインディッシュその1に差しかかった。


腰が爆発するほど痛い。


ちょっとだけ予兆はあったけれど、出力を増やした途端、腰の激痛が私を悶絶させた。
これは1ヶ月ほど前に変えたポジションのせいであることは明白だったが、ロングライドでは問題がなくとも、激坂に耐えうる体幹がなかったことが原因である。


痛みに耐えつつゆるいところを探って蛇行し、何とか乗り越えた。
正直なところ、前輪が浮くような、といわれていたやばい斜度は感じられなかった。蛇行のお陰には違いないが、子の権現の方がよほど伸るか反るかだったといえる。

 


・9kmからの500m


僅かに斜度が緩んだところで、自転車の上で立ち上がって腰を伸ばす。痛い。
もちろん激坂では変わらずシッティングマンなので、ここで腰をかばいつつ、BCAAゼリーを摂取。
呼吸を整えたところで、メインディッシュその2。9kmからのきついエリアだ。

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が、ここは先ほどより短いためか、蛇行でうまいことクリア。


バスの台数は思ったより多いが、マイカー規制のためどうにか乗り越えることができた。
ここまできて、腰痛に耐えながらも足つきなし完走の希望が見えてきた。 

 

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ここからは、何度も短い下りが挟まり、「だから平均勾配を下げているんだな……」と、半ばイラッとする。
11.4kmから、さらに2山ほどあって、ようやくゴール地点。


道の左側に車が数台見え始めると、もう富士五合目は目の前だ。

 

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最後の標識まで登り切って、無事完走!

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持ってるものをつかう貧乏レーシングでも、ふじあざみラインは攻略できることがわかった。

 

頂上で皆様と再会し、先に到着のじぇんさん、程なくしてゴールの虫さん、Gさんと合流。

名物のしいたけ茶(茶というかお吸い物)と、きのこうどんを頂く。

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きのこを使ったメニューは、ここの売りらしい。

 

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サイクリストかつ、こちらの茶屋利用者限定でもらえる登頂シール。

おどろおどろしいが、これが結構うれしいものなのである。

 

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ここまでエスコートしてくれたGさんと、皆で記念に一枚。

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・決死のダウンヒル

 

ギア比以上に要注意とされてきたもの、それは……

 

あざみラインのダウンヒル

 

かなり危ないとされているこの下り。相変わらず下ハンが握れない私。

 どうなることかと思ったが、意外や意外、Gさんの指導の良さか安全かつ比較的スムーズに下ることができた。

 

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もちろん、上りの難所に当たる部分は下りでもスピードが出すぎるため、2度ほど路肩に止まって休憩をさせてもらった。

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無理をしない、速度を出しすぎないは鉄則である。

 

道の駅すばしりに戻れば、買い出し班、ライドおかわり班、先に宿に向かう班と各々別行動。

私たちも買い出しをし、ゆたそさんを迎えるため一足先に宿へと向かった。 

 

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何度となくブルベで通ったが、こんなに綺麗な山中湖見たことない……。

 

ゆたそさん、召喚。

 

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晴れたに明るい中で見る山中湖ドライブを心の底から楽しみ、何度となく死の大雨マリモ通り(甲斐300・フレッシュ)の思い出にえずきつつ、宿へ。

 


宿は「山景苑」
8名以上から、+1410円でバーべーキューができるという、すばらしいお宿。

 

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部屋からは富士山も見えるため、ゴリラも大興奮。

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団体だったため、宿も建物まるっと貸切で、大変快適に過ごさせてもらった。


バーべーキューは、富士山の山小屋に灯る明かりを眺めつつ、飲めや食えやの大宴会。


肉、野菜に加えて焼きそば、焼きおにぎり、新鮮なインゲンやキュウリも用意され、大変楽しい夜を過ごすことができた。

 

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こんな楽しい時間に、のちに死ぬほど苦しむほどぶよに刺されているとは、誰しもが思わなかった。

 

 そして、二次会まで飲みに飲み、夜も更け……。

 

酔っ払いじぇんさん「元気元気ーーーーー!!」
ゆたそさん「誰かガヤ芸人だまらせろ」

 

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そして、明日はふじあざみラインおかわりである。

 
②につづく

 

 

初めての飛行機輪行と食い倒れ!十勝中札内グルメフォンド②

7月9日、迎えたイベント当日の朝は、昨日よりも涼しくいい風が吹いていた。
距離が短いので、7時半と、ゆったりめのスタートである。

 

 


・125kmコーススタート

 

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比較的先頭よりにスタートしたものの、先頭の集団が速め&ちょっと危険な走行をするグループがあったので、見送ってペースを保つ。

 

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見渡す限りのじゃがいも畑。
白や紫の花が満開で、基本的には平坦が多い。

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各エイドの区間も20kmほどだし、途中には水分とちょっとしたものを補給できる水エイドもあった。
これで、カンカン照りでも安心だ。 


・第1エイド区間

 

通常エイドは濃厚チーズケーキ

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水エイドはすいか

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この辺りの平坦で、虫さんが遊んでもらってスプリント合戦。

じぇんさんと私はまったりイーブンペース。逃げに乗らないじぇんさんも、わりと珍しいかもしれない。


再びの水エイドにてバナナ

こまめな水分補給スポット、本当にありがたい!

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・第2エイド区間


通常エイドはカレーライス!適量ですばらしい

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数少ないがっつりめの坂、「ナウマン象の坂」の途中に一時停止スポットが設けられていた。
水エイドと一口ゼリー

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すばらしい計らいだが、坂の途中なのでスルーしていく人もしばしば。

 

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平坦は本当に気持ちいいほどまっすぐ伸びている。


・第3エイド区間

 

そして、しばらくのどかな景色を行き、

看板を左手に、角を曲がれば……

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今回のメイン坂でもある、通称「アタック坂」 

 

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この区間、遮るものがなくかなり、かなり暑い。斜度は瞬間的に10〜12%があるくらいだろうか?


頂上の第3エイドはバナナ、大福、ソーセージ。
牛乳やコーヒーも飲むことができる、ちゅうるいのカフェサービスが設けられていた。

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・第4エイド

 

そこから、だいぶ下ってからの、長め〜の登り基調。本当にだらだら続く、ゆるゆるの勾配だ。

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第4エイドでふるまわれたのは、近日発売予定のももとみるくのアイス

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あまずっぱくて、火照った身体に染み渡る。

 

 

・第5エイド

 

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最後のエイドは、噂に聞きし幸福駅

昭和の後半まで実際に使われていた広尾線の駅だ。現在は恋人たちの聖地になっているとか……。


ペットボトルの水、十勝の銘菓2種をいただく。

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とても素敵な場所だったので、調子に乗ってガンガン記念写真タイム。

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幸福駅のその名にあやかるべく、切符やお土産も買い込んだ。

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このエイドを過ぎれば、残りはあとわずか。

ラストの20km未満が一番気温が高く、向かい風という地味な苦痛を味わいながら……

 

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125kmコース、ゴール!!

7時に出て昼過ぎには終わるという、本当にブルベとはかけ離れたおもてなしライドだ。


夜のBBQに備えて、再び福祉の里温泉へ。

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贅沢に温泉を楽しみながら、地元のおばあちゃんたちから「トラクターBANBA」なる名物行事を紹介された。

これがなかなか……コアなファンの心を掴みそうである。

 


さすがに合流したのが遅かったので、豚丼配布は終了していた。
ここからは、BBQあれこれと宴会タイム。

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豚肉、焼き鳥、魚、野菜となんでもござれ。

ただし、飲み物だけは自腹である。

 

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うまい!!

大鍋の豚汁のやさしい味で満たされる……。

 

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美しい夕日を見ながら、宴会場と化すコテージへ。

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遅くまで、じぇんさんの自転車仲間の皆さまに混ぜてもらって、じゃぶじゃぶワインを飲んで、夜更けまで過ごした。


今夜はテントから移動し、コテージが寝床になったのだが、ほぼ寝に帰ったようなものだった。

 

 

7月10日。最終日の今日も、自転車にまったく乗らない最後の食い倒れ記録になりそうだ。


朝は、フェリーエンドルフ自慢の朝ごはんビュッフェ。

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自家農園でとれた野菜や、件のうみたてたまご。

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野菜がおいしいのは当たり前として、この食べ放題のたまごかけごはんには、ちょっとどうにかなってしまいそうだった。

 

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素敵なコテージ迎える旅の最終日だ。


自転車を再び輪行に組み上げて、飛行機の時間まではグルメ観光に出掛ける。
まずは、一昨日ぶりの花畑牧場へ、お世話になっている人のお土産を買い込みに行った。


ついでに、ご当地限定の要冷蔵生キャラメルを買って、三人で車の中で舌鼓……。

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そのあと、昨晩食べ損ねた豚丼を、「豚飼い屋 十勝」まで食べに行く。

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香ばしく甘~いタレに、小さ目サイズでも惜しみなく乗っけられた豚肉。

うまい!!やっぱりあぶらもあまい。

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あまりくどくはないのだが、添えられた冷やしオクラが口内にさらなるスッキリ感を与え、幸せ度をアップさせてくれる。

 


十分満腹になったところで、宿に戻ったのは13時前。ここから、空港と宿をじぇんさんに往復してもらい、行きに乗り切らなかった自転車を運ぶことにした。 


こちら、2往復目の自転車2台積み&3人積載時の後部座席である。
うまい具合に収容されているのがクロだ。

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そして、ふたたび空の旅。

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苦労しながら帰ってきた飛行機輪行3台だが、この後お世話になっている人たちとの食事会で、羽田空港から虎の門へと向かわなければならなかった。


浜松町まではモノレール。そこからは、たとえ1人1台でもいいから、とタクシーを選択。


空港からのお客さんで混雑している駅で数十分待ち、なんとそこに救世主のごとく現れたのは……


大型タクシー。運転手の方は、スポーツサイクル経験あり。


3台と3人を一度に乗せてくれ、心づけさえも受け取らず、安心安全に私たちを目的地に運んでくれた。
通常輪行袋でも断られることがしばしばあるタクシー乗車だが、この日は奇跡のような出会いに心から感謝した。

 


北海道食い倒れツアー、最後の目的地は

「肉塊 UNO」

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上質な赤身肉を、食って、食って、食って、食い倒した。

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この店からの帰路が死ぬほど大変だったのは言うまでもないが、精神・胃とともに充実した、素晴らしい夏の旅行だった。

中札内グルメフォンドの代表の方に偶然ロビーで会った際にも、「エイドはどうだったか?」「水は足りていたか?」「何か改善点はあるだろうか?」と、熱心に話を聞いてくださって、これからさらによくなるイベントなのだなあと、改めて感謝の念を抱いた。


尚、駅から自宅までの道のりを輪行袋を担いで歩く気力はなく、途中で工具を取り出し自転車の形に組み立てて帰ることとなった……。

 

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今日もお疲れ様でした!(朝一で見つけた四つ葉のクローバー!)

 

 

初めての飛行機輪行と食い倒れ!十勝中札内グルメフォンド①

昨年、佐渡210に参加したあとに、じぇんさんから「来年は十勝中札内グルメフォンドに行ってみない?」とプレゼンを受けていた。


年に数度の大遠征ライドとして、かつてじぇんさんがお世話なっている自転車仲間の方々と行ったイベントを、私たちに紹介してくれたのだ。


おいしいものがあるなら行きたい!

素敵な景色があるなら行きたい!


そんなわけで、念願の北海道ライドイベントに、二泊三日で参加してきた。



・初めての飛行機輪行


悩んだ末、飛行機用の輪行袋ドッペルギャンガー製のものにした。

 


オーストリッチと迷ったが、こちらに決めたのは、小さくたためることと、お手頃な値段からである。
オーストリッチはやや小ぶりで見た目も素敵だが、三つ折りにしかならないそうだ。
こちらは想像よりずっと丈夫で、内ポケットもついていてとてもよかった。


しいて悪い点を挙げるなら、肩紐の長さが調節できないこと。

170cm以上の人がおそらく適切なのだろう。
155cmの私にとってはかなり長く、肩に掛けて持つのは困難だった(最終的には頭をくぐらせて、首から斜め掛けにした)

 

 

・7月8日 移動日&観光・前夜祭

 

虫さんと、タクシーをシェアしたりなんだりしつつ、羽田空港へ向かう。

電車は当たり前のように始発である。

 

この日は各地で自転車イベントが開催されているらしく、羽田空港輪行客で混雑。 

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出発の一時間半前にはついていたが、荷物の預け入れに一時間近くかかってしまった。

 

それでもなんとかゲートを抜けて、じぇんさんと合流し、とかち帯広空港へひとっ飛び。1時間45分ほどの空の旅は、寝ている間に終わってしまった。

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そして、無事に輪行袋を受け取り、まずはレンタカーを借りに行く。降り立った帯広の地は、北海道とは何たるかを覆すほどの猛暑だった……。

 

 

じぇんさん「見立てを誤った……おととしは行けたのに……」

 


レンタカーに、どうやっても自転車が三台入らない。


人間三人ももちろん乗り切らない。
猛暑の中四苦八苦していると、ちょうど同じイベントに参加予定だったじぇんさんのお知り合いが、自転車1.5台(1台と、ホイール1セット)を積んでくれることになった。

明らかに無理な積み込みを試みる様子に、見兼ねて声をかけてくれたらしい。

常にたくさんの人に頭が上がらない私たち……。

 

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無鉄砲3人と自転車1.5台は、空港から15分かからない、「中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ」へ。

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そこが、宿泊地兼中札内グルメフォンドのスタート地点に当たる。


自転車を組み立てながら、大勢参加されている、じぇんさんの自転車仲間の方々へご挨拶。

 

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グルメな皆さまの紹介で、おいしいランチにありつけることになった。


次なる目的地は、「ファームレストラン 野島さんち」

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日替わりプレートと迷ってジンジャーポークソテーをチョイス!
肉のボリューム、文句なしのうまみもさることながら、添えられた野菜たちが抜群だった。
全体的に甘味が強く、新鮮。

 

すりおろしたてで、たっぷり乗った生のしょうがが辛くてうまい!

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今日は夕食まで時間もあるので、もう少し観光。さらに近場にある、花畑牧場へ。

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花畑牧場といえば、一世を風靡した生キャラメル……。


とか何とかいいつつ、ロディに乗るローディーになったり、ロディをとらえたり、

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リャマとガチで戦闘したり、

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ラクレットチーズたっぷりのパスタをシェアしたり。

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めったに来られない帯広の地を大満喫。ちなみに、この日の帯広は、駅前で39℃近く。


東京よりはるかに暑く、地元の人に「北海道らしさを味わいたければ根室に行った方がいい」と言われるほどだった。

 


宿に戻り、イベント受付を済ませてようやく寝床にチェックイン。
今日は、グランピングキャンプエリアのコットンテントに宿泊する。

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日中はかなり暑いものの、広くて快適である。
ハンモックで一休み……。

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他にも、うみたてたまごをゲットできるにわとり小屋や、実っていれば取り放題の自前の畑などなどを巡った。

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夜は、この「十勝中札内グルメフォンド」の前夜祭として、ビュッフェスタイルで食い倒れ。
ワインやビールを飲みつつ、肉を食べ野菜を食べ、ステージを楽しみ、ツールの中継もチェック。

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満腹になったあとは、車で近場の天然温泉「福祉の里温泉」までひとっ風呂浴びに行く。

こちらは、天然の温泉に400円で入れるありがたーい公共施設だ。

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 お風呂のお湯も、まろやかでとてもいい感じ。なんと露天も用意されている。


その日の最後に、じぇんさんのお知り合いの皆さまと、宴をご一緒し、夜遅くの飲み会にも混ぜていただいた。

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ワインは美味しく、ほろ酔いで歩くコテージの道はムードがある。

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そんなこんなで、1日目から摂取カロリー過剰なこの旅行。

ツールの中継に耳を傾けながら、明日の125kmライドに向けて、早めに就寝した。

 

夜は、20℃を下回っているらしく、適度な気温でとても快適だった。


②につづく

 

雨降りまで走れ!魚と肉の宴・三浦ライド

6月18日、くもり。


午後から本格的な雨予報のため本来予定していた房総半島ライドを断念。
久里浜から金谷港に渡るはずだったが、急遽ライド場所を近場の三浦半島に変えた。
スタート地点は横須賀中央駅


メンバーは、肉ナビゲーターのどろさん、しいさん、虫さんと私の4人だ。



これまで、逗子~城ケ島は数度走ったことがある三浦だが、半島の反対側にあたる、横須賀中央スタートは初めてだった。


半島の先に向かって、灯台と美味しい定食屋さんを目指すグルメライドが始まった。

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景色は基本的に海沿い。風が吹いていて海も暗いが、それでも気持ちのいい景色だ。

 
どろさん「この先クソ坂あるよー」
虫さん「うわマジだ、クソ坂じゃん!」
しいさん「短いから大丈夫!がんばれがんばれー」 

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すごく貴重な平坦好きのお友達、どろさん。虫さんも同じ意見の人がいてとてもうれしそう。
しいさんの手厚い励ましが、何とも心あたたまる。


三浦半島は、反対側から走っても比較的細かいアップダウンが続く地形だった。


しかし、この日はなんと追い風!
かなり快調に進む。

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虫さん「ねえ、すっっごい坂なんだけど!」
どろさん「あれ??」
しいさん「どろさん道間違ってる!」


途中、どろさんがまったく意味のないストレート坂に案内するという一幕も……。

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灯台の坂を前に、軽くコンビニでひと休憩を入れた。

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そして、まるでブルベで夜走るような、畑の間の道を進み……

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急坂はゴリゴリ押し歩いて……

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「剱埼灯台へと到着。

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虫さん「みんなゴリラで飛んで~~」

 

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素晴らしすぎるどろさん(左)の跳躍。


そして、海の岩場まで下りられるとのことなので、人気のまったくない草むらに自転車を置き、靴を履き替えて探検することにした。

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クロ「フナムシ!!フナムシいる!!」 

どろさん「カニつかまえた~~」

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潮だまりで生き物観察。

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ついでに、岩場でポーズを決めてみたり、

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探究心をそそる洞窟を覗きこんでみたり……

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ライドとは思えない、自由な遠足タイムを満喫した。


そして、灯台のクソのような坂を登り返し、もう一息とばかりに長めの坂を登り、

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それを残念なほど気持ちよく下って、

 

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ひょいと曲がれば……


目的の定食屋さん「まるよし食堂」へと到着した。

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こちらは、魚料理の定食屋さん。


この時期には、名物ともいえる高級海藻の「はばのり」が食べられる。

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はばのりは、醤油を回しかけて、白ごはんの上にオン。磯の香りとうまみがたまらない。


私は、マグロのカマ焼き定食を選んだ。

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脂がのりにのっていて、肉厚。炭火焼の香ばしさがあり、箸が非常に進む。

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ひじきも漬物も、味噌汁もどれも素晴らしい。

小アジ?の南蛮漬けも美味だった。


ここでたっぷりゆったり食事とおしゃべりを楽しみに、時間に追われないライドのありがたみを実感する。


時間に追われていないとはいえ、雨雲レーダーには追われつつあった。
不穏な雨雲は、もう間もなくこの一帯へと迫っている。


どろさん「とりあえず行けるところまで行こう」
虫さん「降ってきたら、一番近い三崎口駅から輪行でいいんじゃね」


と、気楽な感じでスタート。

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最悪降られたとしても、雨装備はしっかり揃えてきたし、逗子方面までそこそこ走れるのではないかと思っていた。最寄駅までもわずか7km。


走り出して数分、まさにバケツをひっくり返したかのような土砂降り。

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雨粒が顔に当たって痛むほどで、雨装備を着用している間にぐしゃぬれになった。
ああ、結局こういうオチ……。


びっしゃびしゃになりながら、三崎口駅に緊急避難。地域猫が媚び媚び迎えてくれる。

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大人しく輪行をして、本日第二の目的を目指すことにした。

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その目的とは……  

 

焼肉!!

 

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ひたすら肉を焼き、肉を食い、しゃべり、肉を食い、肉を食い、満腹で眠くなるまで過ごした。
本日行けなかった房総半島ライドはリベンジを約束し、解散


走った距離は50kmほどと短めで、それをご破算にするような量のカロリーをとったが、非常に充実したライドになった。

 

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今日もお疲れ様でした!(きのこ焼きの美味極まる)

 

粉飴飲めるかな?ぼっち牧馬峠ライド

書き忘れていたが、たまがわ600の前に買い直したガーミン。
悲しきかな二台目の相棒とともに、今週末もふらりと走りに行くことに決めた。


目的地は大好きな牧馬峠。


朝からWi-Fiが死んでルートを入れられないなどのトラブルもあったが、何とか予定より一時間遅れで出発した。

 


6/17、すでに夏日というような快晴。
慣れた境川沿いを走り、津久井湖を過ぎて、牧馬峠へ。


なぜか、CRにはほぼパンイチの男性ランナーが多発しているが、あれは何なのだろう。
日焼け目的だろうか?
本当に、ほぼ裸である。

 


・久しぶりの牧馬峠


年末の走り納め以来だろうか。
この季節は、緑が濃く茂り、とても気持ちいい。
ドーナツゾーンに至るまでの起伏道は、いつも清々しい気持ちにさせてくれる。

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途中、男性ローディーに追いついてしまい、めちゃくちゃ振り返られたが、彼はドーナツゾーンに差し掛かるとダンシングで駆け上がっていた。
ゆったりめのペースのため追いつかないように随分車間をとっていたのだが、あんなに何度も振り返ってこなくても……とちょっと笑ってしまう。

そんなに速くも走れないし、知らない人にアタックをかけたりしないのに、という気持ちだった。


暑い、身体が重い、とウンウン言いながら登頂。

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ここから気持ちよく下る。

いい青空が広がっていた。

 

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・本日もZEBRA


食べたいパンがなかったので、カフェオレとバナナマフィンでまったり過ごす。

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お揃いジャージのローディーグループがたくさんいた。
あとは元来た道をまったりと帰る。合計70kmほど、お散歩程度のぼっちライドは終了した。

 


・補給の話


この日のライドで食べた物は、
チョコミントアイス、セブンのスモークタンスティック、バナナマフィン
のみだ。距離も短く、暑いとあまり食べる気はしないとはいえ、もう少し食べてもいいような気がする。


そこで、この日取り入れてみたのは「粉飴」

 

H+Bライフサイエンス 粉飴マルトデキストリン 1kg

H+Bライフサイエンス 粉飴マルトデキストリン 1kg

 

600kmの際のカロリー補給に買ってみたのだが、当日は使う隙がなかった。


100gで388kcalということなので、ボトルに粉飴100gとレモン果汁、水を入れてシェイク。
お手製カロリードリンクを持参した。


味は、甘すぎなくていい感じ。

 

食べれないときよりも、きちんとエネルギーがとれていて、やや疲れにくい気がする。
服などにこぼすと速攻で白く結晶化するのが玉にキズだが、補給の類としてはかなり効果的だと感じた。


普段、甘さが続くことや口のべたつきが嫌で、ロングライドの際には麦茶しか飲まないのだが、粉飴50gくらいなら麦茶に入れてもいいかもしれない。
これも、今後試してみようと思う。

 

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今日もお疲れ様でした!(全力でチョコミン党)

BRM603たまがわ600②

 

おうちに帰るまでがブルベです!

 

 

少しゆっくり寝るはずが、7時前には身体がギシギシ痛んで起床。


朝食をとり、ツイッターで群馬に詳しい皆様からおすすめグルメスポットを募って、ゆったりと出発準備。


前橋から赤城山に登ろうという話をしていたが、思ったよりも風が強そうなので、高崎まで走ってグルメを堪能して帰ることに決めた。
その道のり、約40km。

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そして、驚くべきことに昨日となんら変わらぬ向かい風だった。

 

渡良瀬川はこんなにのどかなのに……。

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虫さん「ねえ!!なんで!!!風!!!!!!!
クロ「すっっごい吹いてる!!!!」

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ほぼ100%の向かい風のなか、38kmに3時間近くかかってやっとお目当てのお店「麺屋 承太郎」に。

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しっかり列ができているこのお店は、人気漫画ジョジョの奇妙な冒険」にちなんだラーメン屋さんである。
店主の方が、どうやらお好きなのだそう。
いたるところにジョジョグッズ……。たのしい。

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そして、肝心のラーメンはというと、これまた美味い!
でも、二郎っぽい雰囲気の割にはあっさり。豚骨と魚介だからだろうか。

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基本のラーメンを頼んだが、むっちりした太麺と、アブラを浮かせたスープ、お馴染もやしとキャベツに極厚のチャーシューに大満足だった。
残してしまっては悪いからと、量を控え目にし、チャーシュートッピングを足したが、普通盛りでもよかったかもしれない。


虫さんは、汁なしの混ぜそばをチョイス。これもまた、赴きが違ってうまい。

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そしてこのまま、高崎駅の裏にある焼きまんじゅう屋さんの「茶々」へ。

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本当はお土産にするつもりだったのだが、あまりに感じのいいおかみさんだったため、ついついその場で食べていくとこに。

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ふかふかのまんじゅうを串に刺して焼き、みたらしのような甘じょっぱいタレをふんだんにかけた焼きまんじゅう……。

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食べた感想の一言目は「パン!??!!」だった。ものすごくおいしいし、ジューシー。


でも、頭で想像する「まんじゅう」とは何か違う。あんまんの生地のようなふかふかが、香ばしく、タレを少し吸ってじゅんわり……。


想像と違う、と皆さん言うとおかみさんから聞いていたが、まさしくその通りだった。 


こうして、高崎駅までで40km。向かい風に逆らい、高崎グルメを堪能し、本当の意味で私たちのたまがわ600は終わった。

 


ブルベとしては非常に未熟な結果に終わったが、ライドとしては、本当に楽しかった。
そして、フロントバッグの一種、「シャリポケット」を導入したことで、荷物の管理がうまくいったこと、PCでの支度時間が大幅短縮できたことは、今回の成果だと思う。

やはり、ロールアップタイプのサドルバッグの開閉は、最低限にした方がよさそうだ。

(もちろん、後半までそれがうまく続いたかはわからないが)


たくさんの助言、あたたかい応援、PCなどでの楽しい時間が得られた、素敵な挑戦だった。

 

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今日もお疲れ様でした!(そして3kg太っただけで終わる)