スギ花粉とおじさまライド、ぶらり裏ヤビツの旅

鎌倉300以降の3週間は、自転車は少しまったりモード。おなじみのおじさまと、3週連続で週末ライドをするに留まった。

 

3月に入ってからというもの、スギ花粉が猛威を奮ってくるため、目や鼻が燃えるように熱くなり、窒息しそうになることしばしば。

3月19日のライドは、少ししっかりめに走りたいということで、昨年購入したスポーツ用のマスクが大活躍した。

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 このように、目の粗い面と詰まっている面があるので、自身の息の通りや花粉症状、運動の強度などでどちらの面を使うか選んでもいいかもしれない。


私は粗い面でもしないよりは格段に症状が楽になるし、詰まっている面では、息苦しく感じる度合いが強く、使うことができていない。

(花粉症の度合いはというと、朝晩飲み薬、目薬を服用、ひどい時は点鼻薬を要するレベル)

 

 

花粉の備えをして、いざスタート。

 

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境川を近況報告などしながらゆるゆると走り、橋本方面へ。

地味に長い登りだな、と思えばそこはどうやらカントリークラブへ向かう坂のようだった。 

 

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カントリークラブはどこにでもあり、100%くらいの確立で結構な坂なので「●●CC」という看板を見るたびに身構えてしまう。


おじさまは調子がよく爆走していくが、追わずに、花粉でしなない程度にえっちらおっちら登る。


何度通っても道を覚えない私。自転車乗り御用達の、ラックとテーブルのあるサンクスでひと休憩。

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裏ヤビツはゆったりペースで登れるが長いので、絶対に空腹を感じることを踏まえ、塩大福を補給。


登り基調でゆるゆると行けば、ヤビツ峠の標識が現れる。右折をし、そこから裏ヤビツ峠がスタートすると考えていいだろう。

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河原でキャンプか釣りを楽しむ人を見ながら、アウターで走る。前半は斜度がゆるいため、気張らず、バードウォッチングなどしつつ、進む。

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この山々、そもそもスギの塊である。


連休のためか、普段に比べれば少しだけ車が多かったかもしれない。

 

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虫さん「重い!!!」


後半になるにつれ、彼女の怒りは勢いを増していく。それもそのはず。アウターで粘ってはいるが、そこはやはりノーマルクランク。


坂への殺意を持ちつつも、最後の勾配10%ほどの道が現れるまでは、虫さんはアウターで突き進むらしい。


同じアウターといえど、こちらはコンパクトクランク。
ギア比とやらに関しては、ものすごく勉強しているわけではないが、とりあえず私はクランクによって随分楽をしていると思う。

 

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ちなみに裏ヤビツ、工事で少し不安な気持ちになる場所も。

 


来週末に、ふたたびチャレンジ的なライドも控えているし……ということで、多少負荷をかけるつもりで走り切り、ようやく頂上へ。

 

日中は19℃まで気温が上がったらしいが、登りの裏ヤビツは適温だった。

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ストレッチなどしつつ、頂上で休んでいると、表からしっかり走り込んできたらしい、黒い姿の女性が。

カペルミュールの可愛いスカート、そして見た目に「もしや……?」の気持ちが働いたが、車体で判別できず、スルー。


そのまま裏ヤビツ側へ下ろうとすると、その女性が声をかけてくれた。


虫さん・クロ「あすくさん!!」


以前、小田原一夜城ライドで遊んでくれた、あすくさんだった。随分お住まいが遠いにも関わらず、チームの方と山練できたのだそう。
自転車を複数持ちさんだったことを、このときようやく思い出す。

 

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汗がきらきら光る、やさしいあすくさんとしばし歓談。本当は話したいことがたくさんあるけれど、それは一山超えてから……!

また遊んでもらうお話をしつつ、思わぬ出会いがとてもうれしかった。

 


そして、来た道をダウンヒル

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……寒い。


空腹も感じてきたが、予想以上に寒い。


クロ「さむいさむいさむい」
虫さん「登りで適温のときは、下りだと大体寒いんだよね」


正論だ。
だからこそ、夏の裏ヤビツ峠は快適なのである。


虫さん「日なた……あったかい……」


わずかな木漏れ日に差し掛かるたびに、虫さんが安らかな声を出していた。日が当たる場所では減速したくなるほどに、とにかく寒いダウンヒルだった。

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時刻は13時半頃。まだ日も高い。
ここからは宮が瀬湖にかかった橋を通り、(自転車に乗ったままの通行はNG)、

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服部牧場の横をかる~く登って、すぐにオギノパンへ。


あげパンはいつ食べても、甘くて熱い油がじゅんわり。
つかれた身体に染み入る。

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そして、ここでもあすくさんと再会。

このへんで食べるとすればここなので、実は会えそうな予感がしていた。
虫さんと三人で、パンの販売列の間だけご一緒させてもらって、名残惜しみながらも今度こそお別れ。
おじさまと一緒にパンで腹ごしらえをし、帰路につくことへ。


ちなみにオギノパンは、標高が高いのか昼時とはいえいつも肌寒い。
帰りは登ってきたぶん随分と下り、行きと同じくほとんど街道を通らず境川CRをつかって帰宅した。  

 

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お気に入りの、なんとなく、ノスタルジックな小さな踏切。

 

この日は妙に車が多く、渋滞しがちだったのも連休のせいかもしれない。川沿いを選んだことは正解だった。
おじさまライドでは珍しく、今日は106kmほどのぶらり旅。


久しぶりの裏ヤビツは楽しく、オギノパンはとてもおいしかった。脚にもだるさがあるので、きちんと筋肉に影響するような走り方ができた……と思いたい。

 

 

あと、自分自身はこのライドでは出会わなかったけれど、境川では最近ローディーにすれ違いざまに暴行を働くランナー風の怖い人物がいるらしい(ローディーだけに留まらず、ランナーにも手を振りかざすという報告あり)

 


そうでなくとも、突然両腕を伸ばしラジオ体操をするおじいさんや、ゴルフのスイングをするおじさんもいて、たまにひやっとする境川なのだが……。


夕方によく出没するということなので、その時間帯に境川CRを利用する方は、十分に気をつけて走行してほしい。

 

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今日もお疲れ様でした!(花見にはまだまだ)

追悼

ほんの少しブルベの世界に足を踏み入れたところなので、直接の知り合いではもちろんないのですが、たくさんの方々が素敵な思い出を語り、悲しみに暮れているのをみて、本当に偉大な方だったのだなあと思っています。

 

とてもとても悲しく、やりきれません。

現地の自転車の写真は、とてもとても、つらいです。

 

私たちが気をつけなければならないことはいくらでもあるけれど。本当に、何もこの方でなくてもと、思ってやみません。

(もちろん誰でもダメだけれど)

 

心より、お悔やみ申し上げます。

武勇伝、いつかお聞きしてみたかったです。

 

http://www.audax-japan.org

 

BRM225神奈川300鎌倉②

・PC3~PC4

 
ここからは、来た道をまるっきり戻っていく。
少しずつ暮れていく景色に向かって、淡々と、正直荷物の重さのせいか、早い段階から脚の疲れもあるのでペースはゆったりと。


気持ち程度だが、往路よりも復路の方が起伏は走りやすい……ような気がする。

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なんとかアップダウンを乗り越えてきたが、ちょうど日没のころ、PC4手前で大渋滞。
テールランプが延々とつらなり、大型バスを含む車が、登り基調の道でびっちり詰まっていた。

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PC手前の永遠にも感じるあと2km……。


降りたり、待ったり、じりじりと進み、やっとの思いでPC4へ。
貯金は10分減くらいか?
ちなみに、PC4は、PC2と同じ伊豆高原のローソン。やはり、びっくりするほど寒い。

 

100kmぶりに空腹を感じたので、個人的にここでがっつりご飯。納豆巻きと焼き鳥のもも、回復のための赤メダリストとボトルを補給した。
そして、今回の300のなかで一番暗いと思われる夜の富戸~川奈区間へ向け出発!

 


・PC4~PC5


想像通り、街灯がちっともない川奈へ向かう起伏道。
軽い登りのあと、暗闇に向かって走る私たちのvolt1600×3が映し出したのは……


イノシシ一家の大移動!


ゆったりと、大きめと中くらいのイノシシが6匹ほど、道路を横断していた。
突然の灯りに照らされ、イノシシたちは慌てて草陰へもぐりこむ。 


フゴフゴ、というか、ブッブッというか、まさにブタといった鳴き声に、思わず和んでしまうのだった。


そして、川奈のクソ坂を注意深く下りきれば、ようやく街灯や車、街並みともろもろの明かりで一気に走りやすくなる。

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もう勝手知ったる道なので、多少作業のように走ってしまう感は否めないが、伊東のマリンタウン(たまに、逆走飲酒運転の高校生バイカーがいるらしく、おそろしい)を過ぎ、小山を越え、熱海の明るさにほっとし、小山を越え、えっちらおっちら、最後のゆる登りを超えて、PC5のセブンイレブンへと辿り着いた。

 

貯金もほとんど推移なし。
ここで、エスタロンモカを入れ、疲労と眠気に備える。
お腹はすいていないので、ブラックサンダーと飲み物の補給のみだ。


ラストスパート、逗子へむかってほぼ平坦の60kmを残すところとなった。

 

 

・PC5~ゴール


虫さんはエスタロンモカが即効き、私も10分ほどで効果が出てきたため、いい具合だったのだが、今回はじぇんさんに眠気がついてまわった。
日頃の多忙さがたたって、日中から眠気に襲われているため、何度か缶コーヒーでドーピング。その結果、ここにきてエスモカが効かないという事態に。

 

大変な状況だが、そもそも缶コーヒーで起きられるのは毎度感心してしまう。
私の場合、カフェイン大好き人間なので、エスモカが効かなくてはまずいと、常飲しているコーヒーを10日間ほどカフェインレスにしてこのブルベに望んでいた。

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残りの慣れた平坦路、ゴールをして起き抜けにコーヒーを飲むことを想像して気持ちを奮い立たせる。


コーヒーコーヒーコーヒー……


荷物を増やして自分たちの首を絞めたが、ゴール後には、絶品朝ごはんのご褒美も待っている。


焼き立て焼き立て焼き立て……


カフェイン効果か疲労感はあまり感じないが、脚そのものに疲れがたまるとやっぱり露骨にペースが落ちてしまう。
じわじわ、じりじり、解放までじらしにじらされる、「江の島まで●km」の標識……。


そして、ようやく江の島をすぎ、うっかり逗子200と同じルートを走りそうになるが、最後の左折は「渚橋」

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魚民は朝までいられるのか?一縷の不安を覚えつつ、ついに、ゴール!!


レジェンドМさんたちが、寒空の下、店の前で向かえてくれた。
一端自転車は店の前に置いていき、よたよた、よぼよぼと店内の階段を上がって、神奈川のスタッフさん、車or自走の参加者の方々にご挨拶。

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時刻は25時すぎ。
やっぱりくたくたに疲れた。

Tさん「何放心してんのwwwww」

そら、放心したくもなるものだ!


受付をお願いし、スタッフさん方の隣の部屋で、刺身盛りとお茶漬けで乾杯。

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続々と帰られる皆さんを見送り、最後の最後までお引き止めしてしまったレジェンドMさん、ブルベの父上様からPBPの魅力についてお話しを聞いてしまった。
疲れてはいるけれど、貴重なお話も聞け、とても素敵な時間だった。

 

さて、ここからは魚民のクローズ時間である、朝の5時までひと眠り。


私たちには、最後の目的が残されているのであった……。


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「ウェ~~~~イ!!!いっせーーーのイチ~~~~!!」
「いっせーーーのサン!!」
「はい、Aちゃんの負けェ!さあ、飲んで飲んで!」
「Aは飲める子だからなァ~~~」

 


午前4時。
魚民で飲み会をしている若者たちの宴は、なぜかこの時間にピークを迎えた。
じぇんさん、虫さんと揃って、魚民の一室で仮眠をとっていたのだが。


若者たちのウェイなバカ騒ぎの声が、大音量で響き渡る。
男3、女1と思われるちょっとヤバげな宴は、300km明けの身体に、とんでもない騒音として染み入っていった……。


結局、寝るに寝られないまま、魚民のクローズ時間。お会計をして、5時すぎに近くのマックに移動する。逗子駅周辺には、24時間営業の店はないのであった。

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そして、マックで身支度をしっかり整え、軽い着替えと化粧を整える。いよいよ夜が明けた。


在りし日のじぇんさん「鎌倉300に出るなら、ブレドールに行こう!」

 

 


そう、私たちのご褒美とは……

 


葉山にある、有名モーニング「焼き立てパン食べ放題」「ブレドール」へと行くことだった。店舗詳細はこちらで。

土日祝のモーニングは、7時スタート。開店30分前にいっても、一巡目の入店は難しいという人気店。
せっかく早朝の逗子にいるのだから、行かない手はない。


6時すぎに出発し、5km先のブレドールを目指して走り出した。

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5kmといえど葉山は葉山……
ゆるいとはいえ起伏が待ち受ける。


足だの腰だの股だのに、ブルベ明けの痛みが走った。が、おいしい焼き立てパンのため、私たちは止まってはいられない。

 

逗子の朝日だ!

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坂道でも元気なじぇんさんを先に放ち、予約表に名前を書きにいってもらうも、一巡目の入店ならず。


90分交代制なので、残念ながら朝ごはんは8時半からということに。
2時間近く待ち時間があるが、お店の入り口の前に設置された、ストーブの前で雑談しつつ待機と決め込む。

 

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7時にオープンしてからというもの、買い物だけのお客さんもひっきりなしに訪れる。

駐車場は食べ放題待ちの人と、買い物の人とであっという間に満車。人気ぶりがうかがえる。

 

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眠くないのを意外に思いつつ、いよいよ入店!
1300円で、90分パン食べ放題+本日のスープorサラダ+ドリンクが楽しめる。


ちなみに、スープかサラダは200円追加すれば、どちらも頼むことができる。
3人とも、1500円でパンとスープ、サラダ、そしてコーヒーを選択。

 


店員さん「クロワッサンと手ごねバケットはいかがですか?」

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こんな感じで、焼きあがるたびに数種類のパンを運んできてくれるので、希望の個数を取り分けてもらう。


どれもうまい!

 

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手が込んでいるけどクセがなく、至ってシンプル。後味も、口に残る嫌な感じがない。


ちなみにアップルパイはオーダー後に焼くので、希望個数を伝えて、10分ほど待つ形式だ。
3人とも、体調が悪くなるまで(?)食べて、大満足!

 

目的通り鎌倉300を走りきり、ブレドールで焼き立てパンとコーヒーの朝食を果たし、私たちのブルベは幕を閉じた。

 

 

ふんわりと、感想!

 

虫さんの鎌倉300

私たちはともにいても、ひとりひとりが与えられたブルベのその距離を、走るよりほかないんだよなあと、わかってはいるんだが。

でもほんとはもっと気の利いたことができればなあ。できることなんてないんだけど、せめても日々小さなことを大事に、ともに自転車を好きでいられたらなあ。

 

そういう意味では、本当に、長い長い300kmだった。

  

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今日もお疲れ様でした!(禁断のカフェイン解放)

 

 

BRM225神奈川300鎌倉①

1月8日の日本橋200は雪のためDNS
2月5日のセルフ逗子200は雨のためDNF


そんなこんなで、想定よりも長距離ライドができないまま迎えた、人生2回目の300km。

 
それが、BRM225神奈川300鎌倉


昨年、逗子200kmを初めてゴールした私たちに、レジェンドMさんが「じゃあ次は300ね!」と声をかけてくださった、AJ神奈川の伝統ある300kmブルベだ。


勢いで申し込んだじぇんさんが、昨年寝坊でDNSしたといういわくつき。


コースのうち200kmぶんは逗子200と同じ。残りの100kmも、河津までは一度走った経験があるので、まあ何とかなるだろう…?という微妙な心持ちのまま挑むことになった。

 

 

2月24日、仕事後に大船のビジネスホテルに虫さんと前泊。


花粉対策、寝不足の胃酸対策等々、そしてゴール後に朝ごはんを食べに行くための余分な荷物の準備などを済ませて、23時には就寝。

 


日中、「スマホを水没させた」というじぇんさんのネタのような報告を受け、


明日起きなかったらどうしよう……


そんな不安を抱えつつ、消灯。
3時50分には起床した。


虫さん「グローブ忘れた!!」

 

朝から不穏なハプニング。

じぇんさんは無事に目覚めていたので、この展開は予想外だ。


一縷の望みを託してじぇんさんにグローブの持参を打診してみるも、 

グローブを探す→待ち合わせに間に合わない→虫・クロがスタート地点までの道がわからない
という、地味なすれ違いが。


結局迫る時間と、連絡のかみあわなさから、私たちは5km先のスタート地点に一足先に向かうことになった。


本来、待ち合わせ場所だったコンビニで、虫さんがママチャリ用のクソでかいグローブを買い、撃沈。


準備をしてきたつもりでも、このドタバタっぷり。
今回も、一筋縄ではいかないのであった。

 


 

・スタート~PC1


おなじみ神奈川のスタッフさんたちに迎えられ、受付とブリーフィング。

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レジェンドМさんが言う、河津桜の影響や、道路工事における渋滞の予想」が、今回のブルベの一番の危険ポイントだろう。


ぶっ飛ばしてきてくれたであろうじぇんさんも間に合い、何とか合流。

 

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いざスタートというところで、


3人「ガーミンの電源が入らない?!」


これまた大騒ぎ。
私のガーミンはなぜか放電しきっていて、原因が分からないまま省電力モードになり、バッテリーをつないだまま、ボタン操作でのみ画面が表示する状態で走ることになった。


結局しんがりになり、トンネルを歩いて越えて、いざスタート!


小町通りを進み……


虫さん「2人とも道間違ってる!」


後ろから、虫さん、レジェンドМさんに呼び止められ、大慌てでUターンをした。

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普段鎌倉駅スタートがないことからいきなりのミスコース。

前途は多難であるが、とりあえずいつもの道に出ることができ、無事に私たちの鎌倉300がスタートした。

 

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残念ながら夜明けはくもり空。 

 

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おなじみの道をスイスイ進み、
早川口で曲がったところで大渋滞。

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人数の多いライドグループの後ろについてしまったことで、進むのはさらに困難に。

 


すり抜けもできないので、こまめに自転車から降りたり、止まったりしながらPC1のローソンへ。
貯金は1時間半ほどだと思われる。

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補給はヨーグルトジュースのみ。

 

・PC1~PC2


ここからも、お馴染の海岸沿いの景色を淡々と。

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コースも起伏が続くことだし、余裕が持てるように、相談のすえ平地ではガンガン踏んでいく。


35km/hをオーバーされると、やっぱりきつい。平坦が苦手な私にとっては、300km走るライドの中に組み込むような速度ではない。

 

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しかし、晴れた道は、いつでも美しかった。

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今回はじぇんさんのみ、間瀬で寄り道。

 

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お馴染の川奈のクソ坂を笑顔を越え、

 

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忘れ形見のような河津桜を愛でて、

 

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会社とは……働き方とは……


なんて雑談しつつ、PC2のローソンへ。

貯金も据え置き。

 

 

ちなみに、ちょうど100kmほどの地点から、空腹に腹の虫が止まらない。


個人的にはここが大休憩。
というわけで、てりやき串、ゲンコツコロッケ、ツナサラダ巻を食べ、ボトルも補給。


広く、ホットスナックも充実したローソンだが、標高のためか日陰のためか、とにかく寒い。

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定番ヨーグルトドリンクのストローが引っ込んでしまい、悲しみにくれる我らがじぇんさん。


ゆっくり食事をしていられないほどの寒さに震え、余分に着込みつつ、再スタートを切った。
ここから折り返しの下賀茂までの約50kmは未知の領域、南伊豆。


エスケープ不可能といわれる起伏道が待ち受けているのであった。

 

 

・PC2~PC3


防寒対策をしたのをすぐに後悔するくらい、ここからのアップダウンはかなりの暑さ。


天気の良さもさることながら繰り返される登りに、汗もだらだらになる。


日本一高い鉄道といわれる伊豆急行線沿いを、地道に地道に走った。

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ちなみに、こちらの方面は、母方の祖父母が住まいをかまえていたりと、小学校入学前から通っていて、何かと縁が深いのである。
車で走るにも、山道でひどく車酔いするほどの起伏であるというのに、そんなところを自転車で走るというのだから、あの頃の私が聞いたら発狂しそうなものだ。


以前のぞみさんと初めてのライド をしたときに立ち寄った、「肉チャーハン」が名物の中華店、ふるさとを横目に見つつ、進む。

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(思い出の肉チャーハンはこんな感じ)


片瀬白田無人駅で、街並みも閑散としている。
ああ、エスケープしようがないなあ……としみじみ感じされる、海沿いの高い高い起伏。


下っては登り、登り、下り。

 

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じぇんさん「2人には怒られるかもしれないけどさ、私この道好きだわ。トレーニングになりそう」


相変わらずのじぇんさん。暑さと口の甘さから逃れるため、スポーツドリンクを捨てて、麦茶にチェンジ。


ようやく河津駅をすぎ、桜を観に来たのか人もちらほら。

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起伏もゆるめになり、人気や車のある景色のなかを進み、多くのブルベ参加者の方とすれ違う。

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「もうすぐもうすぐ、折り返しだよ~」
あいさつがてら、明るく越えをかけてくれる方も。


そして、むせかえるような菜の花畑が目の前に広がり、ほどなくしてPC3のサークルKに到着。

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貯金はまたしても、同じか10分増というところ。

 
先ほどのローソンのコロッケの油で胃もたれを起こしているので、ここではボトル補給とスムージーのみ。
ここまでくると、「まだ150kmもあるよ~」というより、「折り返しに入ったから、勝機が見えてきた」という気持ちになる。
折り返しさえすれば、あとは距離を消費するのみ。


雨さえ降らなければいける、と根拠もなく思えるのだった。


②につづく

 

 

大磯クリテリウムを観に行こう!おじさまライド

2月19日、ぽかぽか陽気。


ひょんなことから、いつもより集合時間を早くして、おじさまとの練習ライドは大磯クリテリウムを自走で観戦することになった。

 

ちなみにこの日、体調は絶不調。


というか、寝つきが悪く、けだるさと寝不足により、いまひとつ力が入らない。
力が入らないので気持ちも入らない。

 

おなじみのおじさま、虫さんとのライドだが、どうにもこうにもうまくいかない、比較的しんどいライドだった。

 

 

・まったいらな往路

 


8:30に走り出し。
スタート地点から大磯ロングビーチまでは40kmないくらいだ。

 

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平坦の道のりを淡々と進む。

 

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あまり朝早いと寒いというおじさまの意見もあり、レディースクリテの出走時間に間に合わせるには少しスタートが遅かった。


大磯クリテリウムの会場となる大磯ロングビーチに着くと、すでに男性のビギナーが走り出していた。

レディースに参加のmioさんたちにあいさつをし、ふんわり観戦ムード。


海添いの冷たい風の中、おじさまが「えび~にゃ焼き」を買ってくれたので、あつあつクリームたっぷりの、人形焼のようなそれを頬張る。

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海老名市のイメージキャラクターのえび~にゃ焼き、意外と大きくて、甘さが身体にしみわたる。

 


男性ビギナーの三組目に、知り合いのKさんが出走するとのことで、観戦!
元々レースに出ていたおじさまが楽しそうで、とてもいい時間を過ごすことができた。

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・ちょい坂アリの復路


大磯クリテを離脱してすぐのコンビニで、熱海までお散歩するというどろさんとも遭遇。 
どろさんの自由で、マイペースに乗っていける強さに、尊敬と憧れの念を抱いてしまう。

 

二宮までのほんの一瞬追走して、お見送り!

 


今日は自転車乗りがじっとしていられないあたたかな気候なのだろう。

知り合い意外にも、たくさんのローディーとすれ違った。

 

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調子が上がらないまま、とろとろと長い二段坂を走り、小田厚のバイパス側道を抜けていく。

 

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ちょうど腹ペコのよい頃合いでおじさまお馴染みの中華屋へ。

 

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安い!うまい!
店員のお姉さんが抜群にかわいい!


テレビで放送していた、キムタクの医療ドラマのダイジェストを結構真剣に観ながら、三人で中華に舌鼓。


揚げ豆腐(厚揚げ)と豚肉の炒め、にサラダ、スープ、ザーサイ、白飯がついて600円ほど。
不調も忘れるくらい、あつあつで、幸せになった。

 

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花粉症の薬の副作用と思われる眠気と闘いながら、15時頃には帰宅。 


風呂に入って、そのまま寝不足のせい!と理由をつけてがっつつり昼寝をした。


花粉症の度合いがひどいので、一月からアレルギーの強い薬を飲んでいるが、これが眠気やパフォーマンスの低下につながっているらしい……?


元気なときはいいが、疲れたり寝不足だったりすると、その副作用が強く出てしまう気がする。


この週末にも、来月にもハードめなライドが待ち受けているが、はたして。

 

今日もお疲れ様でした!(今度は麻婆豆腐が食べたい)

 

お試し200km?!雨降りの網代グルメライド

ブログをはじめたきっかけのひとつに、「ブルベに参加してみたら七転八倒した」というものがあった。


ほんの一年前の話だが、ブルベに興味を持ってくれる女性、ブルベについてどんなものか正しく知っている女性というのは、今より少なかったように思う。


ブルベ=長距離ライドではない。難易度もコースによってさまざま。そして色々な楽しみ方がある。


……そんなことを知ってほしくて、ブルベブルベとのたまってきたが、自分たちの周りでブルベに興味を持ってくれる女性は、少しずつ増えてきたような気がする。


そんな気持ちを打ち明けてくれたひとりの聖母を、おだやかな沼へ手招くべく、セルフブルベを計画した。

 



2月5日。
残念ながら午後から雨予報。
今日のメンバーは虫さん、じぇんさんに加え、ブルベに興味を持ってくれたしいさんだ。

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ブルベと同じ装備、そして同じコースで200kmをともに走ろう!というのが本日の予定。


だが、全国的な雨予報で、当初の200kmはどうにもこうにも完走できそうにない。
スタート時からDNFも視野に入れ、行けるところまで突き進んでみることにした。

 


・2016年の逗子200、スタート


ドーロ商店折り返しの方のコースをチョイスし、逗子市役所前を7:05頃にスタ―ト。


雨が降るなど考えられないほどのいい天気だ。
気持ちゆったりめのペースを先頭のじぇんさんにお願いし、逗子から慣れた景色をじっくりと走っていく。

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しいさんは、どちらかという低ケイデンス、重めのギアでしっかりと走っている印象。


途中トイレ休憩などもお願いしつつ、小田原まで。

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しいさん「私熱海方面はじめてなんですよ~」
クロ「本当ですか!小田原からは言うても伊豆半島です!そこからちょっとずつ起伏になりますよ!」


普段は箱根方面へ行ってしまうというしいさん。
早川口で左折して、いざ真鶴へ。

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海を横目に見つつ、真鶴の料金所の起伏を乗り越え、ついでに今年の逗子200で自分が落車したポイントを通り過ぎ、PC1へ。

 

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1時間近い貯金があるので、ゆったりめに休憩。が、この時点でこれから迎う網代方面の降水確率は、12時から90%。

 

それでもせめて、ブルベ御用達の苺大福は紹介したい!
このPC1から網代の菓子店までは26km。


ここまでは降らずに行けるだろうということで、再スタートを切った。

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・12時を待たずして雨

 

伊豆半島へと進むにつれ、先ほどまで海を輝かせていた太陽が嘘のように、雲に隠れていく。
空は次第にどんより。

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河津桜がすっかり散ってしまった熱海駅のあたりで、ついに雨が振り出した。


おのおのシャワーキャップをかぶったり、電化製品をしまったり、対策をとるがなかなかの雨粒。

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気温が高いことは救いだった。


じぇんさん「降り始めが一番滑るから気をつけてー」


皆でグレーチング、マンホール、白線と、積極的に声かけをしながら目的地の網代を目指した。

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そして、雨降りの15km。
先週ぶりとなる「菓子舗 間瀬」に到着!
ちょうど12時頃だったが、苺大福は無事に残っていた。

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中で熱いお茶と、苺大福をいただく。
しいさんに間瀬を紹介するという目的は、ひとまず果たされた。

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今後の行先をあれやこれやとグーグルマップを片手に話していると……、この間瀬からほんの500mばかりのところに、評判のいいお店を発見。

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苺大福、伊豆の踊子と和菓子を堪能したあとだったが、昼食はそこへ向かうことに。


目と鼻の先のお店に向かうべく再スタートを切ると、いよいよ本降りの雨だった。

 

 

 

・相模灘を眺めてランチ


網代港のすぐ目の前にある、

海鮮料理店の「笑ぎょ」


自転車の止める場所を訪ねると、店内からものすごく感じのいいお姉さんが駐車場を案内してくれた。

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小さいけれど明るく、きちんとしたお店。
接客にあたってくださるお姉さん、お母さん方の面倒見のよさ、感じのよさは相当なものだった。

 

本日のおすすめから炙り〆さばの定食セットと、四人でシェアするべく刺身の5点盛りを注文。


定食はだいたい1200円~2000円程度。
本日のおすすめは単品で刺身や焼き物と様々だが、それを定食にもできる。


きちんとダシの味わいがあるお味噌汁、ご飯、香の物、小付、茶わん蒸しがついてプラス500円。
量を考えると、ちょっと安いんじゃないか……?!と生唾を飲んでしまう。

 

そして、こちらが炙り〆さば定食。

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肉厚、半生、脂のりのりの〆さばがドーンとお目見え。酢がきつくなく、とろける味わいだ。

 

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うまい……。


雨に濡れたことなど、すっかり忘れてしまう。

虫さんのカキフライも、刺身の盛り合わせも絶品だ。

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止む気配のない雨と、それでも穏やかな網代港を眺めつつ、あれやこれやと情報交換。
お店に入ってゆっくりご飯は、貴重なのでついつい堪能してしまう。

 

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だいぶ喋ったが、まだ14時と日も高い。

 

あじろ温泉に立ち寄る案も浮上するが、雨足が強まり、駅から温泉までの間にかなり濡れてしまいそうだったので泣く泣く断念。
今度はしっかり下調べをして、温泉ライドにも挑戦したい。

 

 


・30分に一本の伊東線


こうしてふたたびビショビショになりながら網代駅まで走り、輪行準備。

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熱海でお茶でもしましょうかーなんて話していたが……


クロ「ねえ、私リュックがない」
しいさん「あれ?駅では背負ってたような……」

 

熱海駅目前の電車内。


なんと、いまさら網代駅のホームのベンチに、リュックをおいてきたことに気づいたのだ。


来宮駅のホームには、ちょうど折り返し電車が止まっていた。
こちらの電車の扉があくか、向こうが発車するかの瀬戸際。


クロ「乗ります!!」

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大声で女性の車掌さんに呼びかけ、ダッシュで網代駅へとんぼ返り。
皆には自転車だけ預け、駅前のマックに待機をしていてもらうことに。


なんとか網代駅でリュックサックを無事に回収し、皆との合流を果たしたのだった。

 

ここからは、駅前のマックに居座りだらだらとおしゃべり。
女性同士じゃないと共有できないような自転車の話も、こちらの勝手な経験談(失敗談)もあれこれしゃべり尽くし、帰路へ。


200kmライドは、ありがたいことにリベンジの予定が立った。

 


やるべきことで予定が立て込んでいることもあるが、こうして一緒に走りたいとしいさんに言ってもらえることは、うれしくてたまらない。
いつまでも初心者ではあるが、初心者なりに経験した話が相手にとって少しでも足しになれば、そんなにありがたいことはないのだ。


しいさんがたくさん褒めてくれたので、はずかしくてここには書けないが、しいさんは菩薩だということは多くの人に伝えたい。


なるべく視野を広く持ち、情報をアップデートしながら、自転車トークを楽しめる人間でいたいと、決意を新たにしたライドだった。

 

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今日もお疲れ様でした!(忘れ物には要注意)

 

冬でも絶景が見たい!西伊豆スカイラインライド

1月29日、晴れのちくもり。
西からの雨雲が迫っていた伊豆方面だったが、実際はあたたかく、ほぼ天気には恵まれていた。

 
そんななか、熱海駅じぇんさん、虫さんと集合。

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全開ケイデンス(腐った人たちがアレソレするイベント)を捨て、私たちは全開ケイデンス(物理)を選んだ……。


じぇんさんが、かつてブルベの方々に連れて行ってもらったルートを活用する。


補給の困難さから時期をうかがってきた、「西伊豆スカイラインに挑むライドが、ようやく果たされようとしていた。

 

 

網代でさっそくグルメ


今日は片道ライドのため、それぞれ大きめサドルバッグやドイターのリュックなど大荷物。


熱海駅を9時すぎに出発し、目指すは10km先の「菓子舗 間瀬」

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神奈川方面のブルベでは御用達の、立ち寄りグルメスポットである。

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お目当てはもちろん、この時期限定の「苺大福」

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生のいちごが甘くて大きくて、甘さ控えめなあんことの相性ぴったり。


ブルベではないので、立ち寄りグルメもあせることはない。が、食べ終えるとスッと出発準備をする辺り、3人で培ってきた時間感覚の賜物なのだろう。 

 

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というわけで、お茶をいただいてから、出発。

 


・伊東から、冷川峠へ


ここからふたたび10kmほど、伊東方面へと向かう。
お天気もよく、海岸沿いのライドはおなじみのコース。


伊東駅の辺りで少し中に入ると、唐突に「冷川峠 9km」の文字が。

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虫さん「9kmも登るの……」
じぇんさん「すぐだよすぐ!冷川峠でつらかったら西伊豆スカイラインとかもっとつらいよ~」
虫さん「500m以上登ったらもう苦痛」


いつも通りの会話を元気に楽しみ、とりあえず虫さん先頭の布陣に変えて、皆でしゃべりながら登っていく。

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冷川峠は、8kmほどで平均勾配はおそらく5%程度。とても好きなタイプの峠だった。
斜度もきつくなく、道幅はほどよく、車はまったくこない。


それでいて、ふと木々に囲まれるところなんかが、すごくいい。

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知らないうちにクイックに枝を引っかけて走っていたが、2人にめちゃくちゃ笑ってもらえたので、それはそれでオーライ。

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じぇんさん「ほら、もう頂上だよ!」
虫さん「えっ早くない??まだ8kmじゃ……」

 

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言われれば、そこは確かに頂上のようだった。
駐車場があり、開けていて、そこから見える道は下りだった。

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引きずってきた枝とここでおさらばし、下りに備えてジャージのファスナーを締める。

 

あっさり終わったな~と、下りはじめてすぐ。


あれ???登り??

 

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虫さん「詐欺だ!!」


じぇんさん「ごめん頂上じゃなかったwwww前来た時私もここで騙された気がする」


なんでもないところで頂上を取った気になってしまったが、実際のゴールはこちら。

 

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先ほどの詐欺ゴールライン「看板撤去されたのかな?」とじぇんさんがとぼけたことを言っていたが、そんなはずはないのであった。


このあたりから、じぇんさんの記憶を疑い始めることに。 

 

 

・最終補給ポイントのセブンへ


冷川峠を気持ちよく下り、そこからはのどかな道のアップダウンが続く。

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起伏を乗り越えながら、地味に標高が上がっていくのを感じる、比較的登り基調の道のりだ。

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起伏をアウターでえいやっと走っていると、意外と足は疲労する。
また、3人ともそろそろ空腹を感じていた。


虫さん「あとどれくらいー」
じぇんさん「あと5kmくらいかな」
クロ「ガーミンにコンビニのマーク出てこないよ~~」


5kmどころではなかった。


すぐすぐ、もうちょっと詐欺の洗礼を浴びながら、結構登って登って、西伊豆スカイライン前の最終補給ポイントのセブンイレブンへ。

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この時点で、ライド予定距離の半分ほどの52km。
がっつりめにコンビニ補給をとり、ここからはひたすら登り。

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自販機もなくなっていくので、この辺りが夏に来るのが難しい理由なのだろう。

 

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車もあり、あまり景色の変わらない登りが淡々と8km程度続く。


ようやく、西伊豆スカイラインへの入り口が見えた。

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ここからはところどころで景色が開け、「あの、西伊豆スカイラインに来ているんだなあ」という感慨も深くなる。

 

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3人でまとまったり、じぇんさんがはやる気持ちを抑えられずにちぎったりしながら、 最初のフォトスポットへ。 

 

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年間を通して暴風らしいのだが、本当に風が強い。自転車が簡単に持っていかれそうになる。

 

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3人の記念写真は、虫さんの悶絶によりちょっとしたいじめの現場のようになってしまった。

1年半ほど3人でライドをしてきて、なぜか未だにこの図式なのである。


ここからほんの少しだけ登り、

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その絶景をあわてて写真に収め、 

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(なにかの儀式のような図)

 

雲が富士山を隠してしまわないうちに、2~3カーブほど下って、また撮影。

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吹き飛ばされそうな風のなか、各自の親バカっぷりが窺える。

 

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眼下に見えているのはおそらく戸田港の街並み。とてもいい。

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景色をゆっくり堪能とはいかないものの、その壮大さをしっかりと目に焼き付けて、下山。


冬ジャージ(ファスナー全開)で登ってきたあとは、ファスナーを締め、ウィンブレを着込み、ネックカバーを装着してダウンヒル

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路面の悪さとつづら折りと強風に翻弄されながら、一瞬だけ戸田峠のてっぺんをかすめ、分岐で真城峠方面へ2kmのプチヒルクライム

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割れた路面と乱立する11%の看板にいつも以上に気をつかいながら、あまり気持ちよくないダウンヒルが終了した。 

 

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ここからは、沼津駅に向かって港町沿いに平坦ライド。20kmの距離をのんびりと走る。

 

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どこか淡路島を思い出させる、おだやかな港の生活が息づく景色。

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最後の最後に沼津駅前の大渋滞に巻き込まれるが、これもいつものことらしい。

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時間は17時ちょっと前、102km走って沼津駅前にゴール。

 

 

 

・全開ケイデンス(物理) アフター


港を眺めながら「寿司食いたい」「寿司」「刺身」「みかん(虫さん)」の頭になっていた我々は、近場で寿司屋を探して食べて帰ることにした。

 

さすがにスポーツウェアでちゃんとした寿司屋には入れないので、海鮮に強い居酒屋で晩御飯。


靴を履きかえ、乾杯をすれば、途端にまったりオフモード。

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大当たり!ドリンク半額なハッピーアワーのうえ、魚介がかなり楽しめるお店だった。

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しあわせ。


帰りは二時間かからないくらいの輪行旅。思いのほか、沼津は近いのだなあと知る。


もっといえば、いつも一生懸命走っている小田原~熱海間は、電車に乗ればこんなに速く、かつ楽なんだなあ……という悲しい気づきだった。


そんなわけで、冬でも楽しめるヒルクラの旅は終了。

今度は真っ青な空の下、西伊豆スカイラインを楽しみたいものだ。

 

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今日もお疲れ様でした!(黄色のヘルメットは目立つ)