1月4日、気温も13℃ほど。
正月休み最終日ということで、じぇんさん、虫さんとともに新年初ヒルクライムに向かうことにした。
場所は、箱根(国道一号)
じぇんさんからの
「箱根駅伝見てたら箱根に行きたくなった」
という唐突な連絡が、私たちを山へと呼び寄せたのだった。
◆
・スタート!片瀬江ノ島駅
走り出し予定は8:30。
自走のためか朝から連絡の取れないじぇんさんに、「時間通りくるだろうか」という不安を募らせる。
が、無事に彼女はやってきた。
年末に安く譲ってもらったガーミン520Jを、なぜか横向きに搭載して。
虫さん「これ設定してある?」
じぇんさん「ガーミンコネクトは入れたよ!」
すべてのセンサーのペアリングはおろか、トレーニング画面の表示設定もされていない。
突如ガーミン初期設定の会を開催し、9:00過ぎにスタートとなった。
・快適、国道134号
風もなく、車も少なく、慣れた道はとても走りやすい。
昔に比べて、自然とペースアップして走れているし、それにつらさを感じなくなった。
箱根湯本のセブンまで、びゅーんと1時間半ほど。
じぇんさん「すごいねガーミン!ケイデンス面白い!」
途中から、めちゃくちゃガーミンを注視していたじぇんさんが、大はしゃぎ。後ろから見ているとヒヤヒヤするが、楽しそうで何より。
私も今回からはじめて画面にケイデンスを表示させたので、その気持ちがよくわかる。
おのおの、軽めの補給をとって、いざ箱根の山へ!
・新年初ヒルクライム
弱虫ペダル・ラストクライムの聖地
であり、箱根駅伝のコースでもあるこの地だが、観光をせずに自分のペースで走るのは初めてだった。
じぇんさん「今日はゆっくり行くよ~」
虫さん「ゆっくりなら私のペースに合わせてから言うんだな!」
というわけで、箱根湯本の橋を過ぎて、
各自解散!
約14kmのヒルクライム。
平均勾配は、確か5%ほど。
最初から、げんなりするくらい長い。
ガーミンを見ながらケイデンスを守りつつ、地道に登坂。
大平台(バカヤロウカーブ)を順調に通り過ぎるが、宮ノ下で車の渋滞につかまった。
このあたりのバスの進路の塞ぎっぷりは、尋常ではなかった。
そして、ここから少し斜度も上がる。
「こんなに斜度あったっけ?」というのが、久しぶりに訪れた感想だった。
それほどきつい勾配ではないが、ケイデンスを守るのがどんどんとしんどくなっていく。
そもそもこのケイデンス数は、ただのマイルール。
勝手に定めた根拠のないものに従っているのだから、しんどいのも当然かもしれない。
いつかは泊まりたい憧れの三河屋旅館を横目に、長いな~久々で身体がクソだな~と登っていく。
箱根恵明学園を過ぎてからが、まだ長い。
いよいよか!と道がとぎれ、光りが差す景色からもうひと踏ん張り。
いつも思うが、国1は最後に下りを挟んで最高地点へと達するところが、あまりいただけない。
結局数字に振り回されて、グッダグダにダレたところでゴール。
先についたじぇんさんと合流し、写真撮影をしていると、地元のサイクルチームの方が声をかけてくれた。
シャッターを押してもらっている間に、虫さんもすぐに到着。
珍しく、三人揃っての記念撮影ができた。
私とじぇんさんはケイデンスに翻弄され死んでいたが、虫さんはマイペース登坂をモノにし、かなり元気。
身体が冷え切る前に、来た道を下って昼ご飯を食べることにした。
・閉店、小田原のマック
宮ノ下にあるビーフシチューパンのお店へ行こうと、意気揚々と下っていくが、残念ながら正月休み。
そして、ここからは車の大渋滞で、思うように走ることができない。
さらに、国1は日陰が多く、下っても止まっても寒い。
思いのほか時間をかけながら、何とか箱根湯本まで下りきった。
今日はリミットがあるので、小田原駅で昼食をとって帰り道は輪行することに。
冷え切った身体に、ケンタッキーのあたたかな飲み物やスープが染みる……。
行きたかったマックは閉店していたが、ケンタッキーによってポテト欲が満たされた。
あれやこれやとガーミン、ストラバの設定を話し、いつもの通り他愛のない会話をして解散。
今年も、こんな感じで楽しくゆるく、真面目なところは真面目に、やっていければ幸せだ。
今日もお疲れ様でした!(明るい時間のライドは平和)